第37回産経賞セントウルステークス(GⅡ)攻略データ(1)

攻略データ

セントウルステークス(GⅡ)は阪神競馬場・芝・右1200mで行われます。このコースのスタート地点は向正面直線半ばより左寄りです。内回りコース使用で、3コーナーまでの距離は243mあります。3コーナーまで距離がやや短いので、枠順は真ん中から内側の方が有利ですが、最内枠の成績は悪いです。スタート直後から微妙な下り坂になっており、3~4コーナー中間の残り800m付近で本格的な下り坂に突入します。最後の直線距離はAコース時が356.5m、Bコース時が359.1mです。直線半ばまで下りが続き、残り200m付近でゴール前の急坂を迎え。約120mの間に1.8mの勾配を一気に駆け上がります。AコースとBコースでは直線部分で3m、曲線部分で4m幅員が違います。スタートから坂を下ってくるため、勢いの付いた逃げ、先行馬がそのまま押し切るパターンが多く、特にAコースは逃げ切りも多いです。ただし、前が速くなる上級条件では差しも決まります。それでは過去10年で3着以内に好走した全30頭が該当するデータを元に好走しそうな馬を探していきます。

①同年6月以降に芝1000~1200mの重賞で3着以内
21年 2番人気2着ピクシーナイト(CBC賞 2着)
19年 1番人気1着タワーオブロンドン(キーンランドC 2着ほか)
18年 2番人気2着ラブカンプー(北九州記念 3着ほか)
17年 6番人気2着ラインミーティア(アイビスSD 1着)
16年 3番人気2着ネロ(アイビスSD 2着)
16年 9番人気3着ラヴァーズポイント(CBC賞 2着)
15年 1番人気2着ウリウリ(CBC賞 1着)
14年 4番人気1着リトルゲルダ(北九州記念 1着)
14年 2番人気2着エピセアローム(CBC賞 2着)
13年 2番人気1着ハクサンムーン(アイビスSD 1着ほか)

【該当馬】
スマートクラージュ

②同年6月以降にOPクラスの芝1000~1200mで1着
15年 5番人気1着バーバラ(バーデンバーデンC 1着)

【該当馬】
該当馬なし

③過去に阪神芝1200m以上の重賞で連対
22年 1番人気1着メイケイエール(21年チューリップ賞 1着)
21年 1番人気1着レシステンシア(21年阪急杯 1着ほか)
21年 4番人気3着クリノガウディー(18年朝日杯FS 2着)
20年 2番人気3着ミスターメロディー(18年阪神カップ 2着)
19年 3番人気3着イベリス(19年アーリントンC 1着)
18年 1番人気1着ファインニードル(17年セントウルS 1着)
14年 1番人気2着ハクサンムーン(13年セントウルS 1着)
13年 1番人気2着ロードカナロア(13年阪急杯 1着)

【該当馬】
アグリドルチェモアブトンドールホウオウアマゾン

④同年に芝1200mのGⅠで好走
16年 1番人気1着ビッグアーサー(高松宮記念 1着)
13年 3番人気3着ドリームバレンチノ(高松宮記念 2着 ※0.2秒差)

【該当馬】
該当馬なし

⑤同年にOPクラスの芝1200m~1600mで連対
22年 4番人気3着サンライズオネスト(カーバンクルS 1着)
20年 1番人気1着ダノンスマッシュ(京王杯SC 1着)
17年 4番人気3着ダンスディレクター(シルクロードS 1着)
15年 10番人気1着アクティブミノル(ファルコンS 2着)

【該当馬】
アグリヴァトレニエイシンスポッターディヴィナシオンビッグシーザー

⑥前走北九州記念で5着内
18年 7番人気3着グレイトチャーター(北九州記念 4着)
17年 1番人気1着ファインニードル(北九州記念 5着)

【該当馬】
ボンボヤージ

⑦過去に芝1400m以下の重賞で1着
22年 6番人気2着ファストフォース(21年CBC賞 1着)
19年 7番人気2着ファンタジスト(京王杯2歳S 1着ほか)

【該当馬】
アグリテイエムスパーダピクシーナイトブトンドールボンボヤージロンドンプラン

⑧同年に芝1200m~1600mの重賞で3着内
20年 12番人気2着メイショウグロッケ(京都牝馬S 3着)

【該当馬】
アグリエイシンスポッタースマートクラージュディヴィナシオンビッグシーザーホウオウアマゾン

本日の3着内に好走しそうなデータをクリアした馬は13頭(全16頭)です。多くの馬がクリアしましたが、この中でもスマートクラージュ、アグリ、ブトンドール、ホウオウアマゾンあたりに注目していきたいと思います。とりあえず現時点での本命候補はアグリとしておきます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました