ラジオNIKKEI賞(GⅢ)の過去5年間の好走した馬から考察していきます。ラジオNIKKEI賞(GⅢ)は唯一の3歳ハンデ重賞戦であり、負担重量がハンデキャップに定められた2006年以降の出走馬255頭中、単勝オッズ3倍未満の支持を集めた馬は3頭だけです。4倍未満に広げても8頭だけと、特定の馬に人気が集中することが少ないです。さらに、その8頭のうち優勝を果たしたのは2015年のアンビシャス(単勝オッズ2.8倍)のみと、非常に難解な一戦です。それでは宝塚記念(GⅠ)の過去5年間の結果は以下の通りとなります。
年 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 人気 | 騎手 | 父 | 母父 |
2022 | 3 | フェーングロッテン | 牡3 | 3 | 若松風馬 | ブラックタイド | キングヘイロー |
7 | ショウナンマグマ | 牡3 | 8 | 菅原明良 | ザファクター | ステイゴールド | |
1 | サトノヘリオス | 牡3 | 2 | 岩田望来 | エピファネイア | サンデーサイレンス | |
2021 | 2 | ヴァイスメテオール | 牡3 | 4 | 丸山元気 | キングカメハメハ | キングヘイロー |
10 | ワールドリバイバル | 牡3 | 11 | 津村明秀 | エピファネイア | アグネスタキオン | |
14 | ノースブリッジ | 牡3 | 7 | 岩田康誠 | モーリス | アドマイヤムーン | |
2020 | 1 | バビット | 牡3 | 8 | 内田博幸 | ナカヤマフェスタ | タイキシャトル |
11 | パンサラッサ | 牡3 | 7 | 三浦皇成 | ロードカナロア | Montjeu | |
2 | ディープキング | 牡3 | 5 | 戸崎圭太 | ディープインパクト | catenango | |
2019 | 14 | ブレイキングドーン | 牡3 | 3 | 田辺裕信 | ヴィクトワールピサ | ホワイトマズル |
2 | マイネルサーパス | 牡3 | 9 | 柴田大知 | アイルハヴアナザー | タマモクロス | |
13 | ゴータイミング | 牡3 | 6 | 武豊 | ディープインパクト | Refuse To Bend | |
2018 | 2 | メイショウテッコン | 牡3 | 2 | 松山弘平 | マンハッタンカフェ | Lemon Drop Kid |
6 | フィエールマン | 牡3 | 1 | 石橋脩 | ディープインパクト | Green Tune | |
7 | キボウノダイチ | 牡3 | 9 | 戸崎圭太 | バゴ | ステイゴールド |
【枠番・馬番】
過去5年でみてみると1枠、5枠が4頭づつ馬券に絡んでいます。逆に4枠、6枠は0頭と結構差があります。どちらかというと5枠より内を狙ってみるのが良さそうです。
【性齢】
3歳限定戦の為年齢では判断できませんが、基本牡馬中心で良さそうです。
【人気】
過去5年で1番人気が馬券に絡んだのは1回だけと非常に予想が難しいレースです。2番人気、3番人気、7番人気、8番人気、9番人気が2頭づつ馬券に絡んでおり、人気馬から中穴馬まで手広く攻めた方が的中に近いです。
【騎手】
過去5年間で戸崎圭太騎手だけ2回馬券に絡んでおり、あとは毎年違う騎手が好走しています。騎手で選ぶのも困難です。
【血統】
サンデーサイレンス系の血は欲しいところですが、必須という感じでもありません。ここ2年ではロベルト系が3頭馬券に絡んでいますので、狙ってみるのもありかもしれません。
ということで宝塚記念(GⅠ)は『4枠、6枠』、『牡馬』、『1番人気不振』、『戸崎圭太騎手』、『ロベルト系』というキーワードを考慮しながら予想を組み立てていこうと思います。とりあえず現時点本命候補はバルサムノートに変更しておきます。
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