第58回サンケイスポーツ賞フローラステークス(GⅡ)攻略データ(1)

攻略データ

フローラステークス(GⅡ)は東京競馬場・芝・左2000mで行われます。このコースは1コーナー奥のポケットからスタートします。スタート後、約100m進んだところに左へ曲がる大きなカーブがあります。向正面の長い直線を走り、3コーナー手前にさしかかるところで緩い上り坂となります。3~4コーナーにかけては下り坂になっています。最後の直線に入ると、途中からなだらかな上り坂(高低差2.1m)で、東京競馬場全体の高低差は2.7mあります。最後の直線距離は525.9mで、新潟の外回りコースに次ぐ長さです。仮柵によるコース設定はA、B、C、Dの4パターンで、3mごとに幅員が異なります。例年、Dコースは1~2月に使用され、芝内側部分を保護しています。

当該コースで天皇賞(秋)、フローラSの2重賞が行われますが、天皇賞は上がり最速馬が活躍し、フローラSはタフさが求められるレースになり易いです。また、連続開催が行われる序盤は馬場状態をキープするためか、芝丈も長く、差しの効く傾向がみられます。瞬発力と地力がより求められてくるコースです。それでは過去10年で3着以内に好走した全30頭中29頭が該当するデータを元に好走しそうな馬を探してきましょう。

①前走OPクラスの芝1600m以上で3着以内
21年 2番人気3着ユーバーレーベン(フラワーC 3着)
18年 5番人気3着ノームコア(フラワーC 3着)
17年 2番人気3着フローレスマジック(クイーンC 3着)
16年 3番人気1着チェッキーノ(アネモネS 1着)
15年 1番人気2着ディアマイダーリン(フラワーC 3着)

【該当馬】
クイーンオブソウル

②前走1勝クラスの芝1600m以上で連対
22年 9番人気3着シンシアウィッシュ(君子蘭賞 2着)
20年 4番人気1着ウインマリリン(ミモザ賞 1着)
19年 3番人気1着ウィクトーリア(500万 1着)
18年 1番人気1着サトノワルキューレ(ゆきやなぎ賞 1着)
17年 12番人気1着モズカッチャン(500万 1着)
17年 10番人気2着ヤマカツグレース(君子蘭賞 2着)
16年 2番人気2着パールコード(ミモザ賞 1着)
15年 2番人気1着シングウィズジョイ(君子蘭賞 1着)
15年 3番人気3着マキシマムドパリ(君子蘭賞 2着)
14年 6番人気2着ブランネージュ(君子蘭賞 1着)

【該当馬】
キミノナハマリア

③過去に1勝クラス以上の芝1600m以上で1着
21年 14番人気2着スライリー(菜の花賞 1着)
20年 2番人気2着ホウオウピースフル(百日草特別 1着)
19年 9番人気3着ジョディー(赤松賞 1着)
14年 13番人気3着マイネオーラム(500万・牝 1着)

【該当馬】
キミノナハマリア

④過去に芝1600m以上で勝利し、かつキャリア4戦以内
22年 5番人気エリカヴィータ(2戦)
20年 5番人気フアナ(2戦)
16年 13番人気3着アウェイク(3戦)
14年 4番人気1着サングレアル(2戦)
13年 1番人気1着デニムアンドルビー(3戦)
13年 9番人気3着ブリュネット(3戦)
12年 18番人気3着ダイワデッセー(4戦)

【該当馬】
アウフヘーベンイトカワサクライングランドアイズクイーンオブソウルコイニョウボウソーダズリングティファニードンナドゥムーランバロッサヴァレーピクシレーションブライトジュエリーレシプロシティ

⑤前走芝2000m戦で1着
18年 13番人気2着パイオニアバイオ(未勝利 1着 ※中山2000)

【該当馬】
ドゥムーランブライトジュエリーレシプロシティ

⑥前走重賞芝1800m以上で5着内
21年 5番人気1着クールキャット(フラワーC 5着)
19年 2番人気2着シャドウディーヴァ(フラワーC 4着)

【該当馬】
ゴールデンハインド

本日の3着内に好走しそうなデータをクリアした馬は14頭(全15頭)です。殆どの馬がクリアしましたが、この中でもクイーンオブソウル、キミノナハマリア、ドゥムーラン、ブライトジュエリー、レシプロシティあたりに注目していきたいと思います。とりあえず現時点本命候補はキミノナハマリアとしておきます。

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