第60回報知杯弥生賞ディープインパクト記念(GⅡ)攻略データ(1)

攻略データ

弥生賞(GⅡ)は中山競馬場・芝・右2000mで行われます。このコースは4コーナーを曲がり終えたホームストレッチの右端からスタートします。単純に芝1800mのスタート地点が200m右へスライドしたところで、最初の1コーナーまでの距離は約405m(Aコース時)あります。1~2コーナーの中間までは上り坂で、その後は内回りコースに入り、向正面の直線は平坦です。3~4コーナーは緩い下り坂になっており、最後の直線距離は310mと、中央4場の中では最短です。なおかつ、ゴール前には高低差約2.2mの急坂があります。なお、仮柵によるコース設定はA、B、Cの3パターンです。

脚質的には先行馬が強く、更に後半は長くいい脚が求められます。ゴール前の急坂を2度超えるため、タフさも要求されます。また、マクリがハマり易いのも特色であるように、騎手の腕一つで結果を左右することも少なくはないです。母数は少ないですが、マクリで結果を残している代表例は戸崎圭太騎手です。外枠が幾分有利で、秋の9月開催は野芝がメインで時計が速くなります。この開催に関してはタフさに加え、持ち時計にも注意を払いたいです。近年は馬場整備の向上もあってか、枠の有利不利は少なくなってきています。それでは過去10年で3着以内に好走した全30頭中29頭が該当するデータを元に好走しそうな馬をさがしていきます。

①前走芝2000mの重賞で1着を含み連勝中
21年 1番人気ダノンザキッド(ホープフルS 1着 / 東京スポーツ杯2歳S 1着 / 新馬 1着 ※阪神芝1800)

【該当馬】
該当馬なし

②同年1月以降にOPクラスの芝1800m~2000mで3着内
17年 5番人気3着ダンビュライト(きさらぎ賞 3着)
16年 2番人気1着マカヒキ(若駒S 1着)
14年 1番人気1着トゥザワールド(若駒S 1着)
14年 2番人気3着アデイインザライフ(京成杯 3着)

【該当馬】
セッションワンダイレクト

③前年の朝日杯FSで連対
22年 1番人気2着ドウデュース(朝日杯FS 1着)
18年 1番人気1着ダノンプレミアム(朝日杯FS 1着)
16年 1番人気2着リオンディーズ(朝日杯FS 1着)
16年 3番人気3着エアスピネル(朝日杯FS 2着)
13年 2番人気3着コディーノ(朝日杯FS 2着)

【該当馬】
該当馬なし

④過去にOPクラスの芝2000mで連対
20年 3番人気3着オーソリティ(芙蓉S 1着)
19年 4番人気3着ブレイキングドーン(京都2歳S 2着)
18年 4番人気3着ジャンダルム(ホープフルS 2着)
17年 1番人気1着カデナ(京都2歳S 1着)
14年 4番人気2着ワンアンドオンリー(ラジオNIKKEI杯2歳S 1着)

【該当馬】
グリューネグリーントップナイフワンダイレクト

⑤過去にOPクラスの芝1400~1800mで連対
21年 4番人気1着タイトルホルダー(東京スポーツ杯2歳S 2着)
20年 1番人気2着ワーケア(アイビーS 1着)
18年 2番人気2着ワグネリアン(東京スポーツ杯2歳S 1着)
15年 2番人気1着サトノクラウン(東京スポーツ杯2歳S 1着)
15年 4番人気2着ブライトエンブレム(札幌2歳S 1着)
15年 10番人気3着タガノエスプレッソ (デイリー杯2歳S 1着)

【該当馬】
トップナイフ

⑥前走1勝クラス以上の芝1600m以上で連対
22年 3番人気1着アスクビクターモア(1勝クラス 1着)
21年 2番人気2着シュネルマイスター(ひいらぎ賞 1着)
20年 2番人気1着サトノフラッグ(1勝クラス 1着)
17年 8番人気2着マイスタイル(こぶし賞 1着)
13年 6番人気1着カミノタサハラ(500万 1着)

【該当馬】
トップナイフワンダイレクト

⑦前走芝1600m以上で1着(ただし、キャリア3戦以下)
19年 6番人気2着シュヴァルツリーゼ(新馬 1着 ※東京芝1800)

【該当馬】
ゴッドファーザーヨリマルレヴォルタード

⑧過去に1勝クラス以上の中山芝1800~2000mで1着
22年 9番人気3着ボーンディスウェイ(葉牡丹賞 1着)
13年 10番人気2着ミヤジタイガ(アスター賞 1着)

【該当馬】
該当馬なし

本日の3着内に好走しそうなデータをクリアした馬は7頭(全12頭)です。半数以上の馬がクリアしましたが、この中でもワンダイレクト、トップナイフの2頭が面白そうです。とりあえず現時点本命候補はトップナイフとしておきます。

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