第117回京都記念(GⅡ)攻略データ(1)

攻略データ

京都記念(GⅡ)は京都競馬場・芝・右・外2200mで行われます。このコースは正面スタンド前直線入り口付近からスタートします。1コーナーまでの距離は約400m(Aコース)あります。1~2コーナーは平坦で、2コーナーを回ると、約500mのバックストレッチとなります。向正面半ばからは徐々に坂を上り、3コーナーのところで頂上を迎えます。そして4コーナーにかけて下るというレイアウトです。外回りコース使用で高低差は4.3m(内回りは3.1m)です。最後の直線は平坦で、Aコース時が403.7m、B、C、Dコース時が398.7mとなります。

古馬のレースでは上がりの速い競馬が多く、下り坂で一気にペースが速くなります。そのまま最後の直線でどこまでトップスピードを維持できるかの勝負となり、一瞬の切れよりも、スピードの持続力が問われます。ある程度の位置を取らないと差し届かないことが多いです。道中のペース、展開次第で逃げ・先行馬の行った行ったになり、レース展開を読むことが重要です。それでは過去の10年で3着以内に好走した全30頭が該当するデータを元に好走しそうな馬を探していきます。

①前年10月以降に京都芝1600~2400mの重賞で連対
20年 1番人気1着クロノジェネシス(秋華賞 1着)
20年 2番人気3着カレンブーケドール(秋華賞 2着)
14年 2番人気2着トーセンラー(マイルチャンピオンS 1着ほか)
14年 4番人気3着アンコイルド(京都大賞典 2着)

【該当馬】
プラダリアルージュエヴァイユ

②過去に芝2000mのGⅠで3着内
23年 1番人気1着ドウデュース(22年皐月賞 3着)
21年 3番人気2着ステイフーリッシュ(17年ホープフルS 3着)
21年 6番人気3着ダンビュライト(17年皐月賞 3着)
20年 3番人気3着ステイフーリッシュ(17年ホープフルS 3着)
19年 6番人気1着ダンビュライト(17年皐月賞 3着)
19年 2番人気3着マカヒキ(16年皐月賞 2着)
18年 3番人気2着アルアイン(17年皐月賞 1着)
17年 5番人気2着スマートレイアー(13年秋華賞 2着)
17年 1番人気3着マカヒキ(16年皐月賞 2着)

【該当馬】
該当馬なし

③過去1年以内に芝2000m以上のG1で3着内
21年 1番人気1着ラヴズオンリーユー(20年 エリザベス女王杯 3着)
18年 4番人気1着クリンチャー(17年菊花賞 2着)
18年 1番人気3着レイデオロ(17年日本ダービー 1着ほか)
17年 3番人気1着サトノクラウン(16年香港V 1着)
16年 6番人気2着サトノクラウン(15年日本ダービー 3着)
16年 3番人気2着タッチングスピーチ(15年 エリザベス女王杯 3着)

【該当馬】
ルージュエヴァイユ

④過去1年以内に芝2000~3600mの古馬混合GⅡ以上で連対
16年 4番人気3着アドマイヤデウス(日経賞 1着)
15年 2番人気3着キズナ(大阪杯 1着)
14年 6番人気1着デスペラード(ステイヤーズS 1着ほか)

【該当馬】
プラダリアマテンロウレオルージュエヴァイユ

⑤前年12月以降に芝2000m以上の重賞で1着
15年 3番人気1着ラブリーデイ(中山金杯 1着)

【該当馬】
ベラジオオペラ

⑥前走2勝クラス以上の芝1800m以上で連対
19年 1番人気2着ダンビュライト(中山金杯 2着)

【該当馬】
プラチナトレジャーブレイヴロッカーベラジオオペラルージュエヴァイユ

⑦前年7月以降に2000mの重賞で連対
23年 6番人気2着マテンロウレオ(中日新聞杯 2着)
22年 11番人気1着アフリカンゴールド(中日新聞杯 2着)

【該当馬】
ベラジオオペラ

⑧前走芝2000m以上の古馬混合重賞で5着内 ※昨年秋以降
23年 4番人気3着プラダリア(日経新春杯 3着)
22年 8番人気2着タガノディアマンテ(中山金杯 4着)
22年 6番人気3着サンレイポケット(ジャパンカップ 4着)
15年 4番人気2着スズカデヴィアス(ステイヤーズS 4着)

【該当馬】
ベラジオオペラルージュエヴァイユ

本日の3着内に好走しそうなデータをクリアした馬は6頭(全12頭)です。半数の馬がクリアしましたが、この中でもプラダリア、ルージュエヴァイユ、ベラジオオペラあたりに注目していきたいと思います。とりあえず現時点での本命候補はルージュエヴァイユとしておきます。

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