第62回スポーツニッポン賞京都金杯(GⅢ)攻略データ(1)

攻略データ

スポーツニッポン賞京都金杯(GⅢ)は京都競馬場・芝・右・外1600mで行われます。このコースは向正面の2コーナーのポケットからスタートします。芝1600m(内回り)のスタートより若干右寄りに位置します。3コーナーまでは一直線で距離は約700m(Aコース時)もあります。向正面半ばからは徐々に坂を上り、3コーナーのところで頂上を迎えます。そして4コーナーにかけて下るというレイアウトです。内回りより勾配はキツく、高低差は4.3m(内回りは3.1m)になります。最後の直線は平坦で、Aコース時が403.7m、B、C、Dコース時が398.7mです。

淡々とした流れになりやすく、脚をタメることが出来るかどうかがポイントとなります。かつては先行~差しが主格を担っていたが、近年は逃げ馬の活躍も増えています。長い向正面と直線に近い3~4コーナー、400mほどの最後の直線で実力馬がスピードに乗って好走しやすい舞台です。ゆえに、実力のある人気馬は信頼度が高いです。穴を狙うなら、スローになった時の前残りか、近走で差し届かずにいたような馬がおすすめです。それでは過去10年で3着以内に好走した全30頭中29頭が該当するデータを元に好走しそうな馬を探していきます。

①前年8月以降に芝1400~2000mの重賞で3着以内
20年 2番人気2着ダイアトニック(スワンS 1着)
19年 5番人気2着マイスタイル(福島記念 2着)
18年 3番人気2着クルーガー(富士S 3着)
17年 5番人気3着フィエロ(阪神C 3着)
16年 3番人気1着ウインプリメーラ(小倉記念 3着)
14年 5番人気3着ガルボ(阪神C 2着)

【該当馬】
アヴェラーレ

②前走3勝クラス以上の芝1600m以上で1着
21年 2番人気2着ピースワンパラディ(キャピタルS 1着)
19年 1番人気1着パクスアメリカーナ(リゲルS 1着)
18年 1番人気3着レッドアンシェル(リゲルS 1着)
14年 1番人気2着オースミナイン(ゴールデンホイップT 1着)

【該当馬】
アルナシームコレペティトールトゥードジボンドーブネ

③前年のマイルCSに出走し0.5秒差以内
23年 4番人気2着エアロロノア(マイルCS 7着 ※0.4秒差)
18年 4番人気1着ブラックムーン(マイルCS 6着 ※0.3秒差)
15年 4番人気2着エキストラエンド(マイルCS 5着 ※0.4秒差)

【該当馬】
該当馬なし

④近2走以内に3勝クラス以上の芝1400m以上で連対
20年 3番人気1着サウンドキアラ(長岡京S 1着)
20年 14番人気3着ボンセルヴィーソ(渡月橋S 1着)
19年 11番人気3着ミエノサクシード(ポートアイランドS 1着)
16年 13番人気2着テイエムタイホー(タンザナイトS 1着)
16年 7番人気3着ミッキーラブソング(タンザナイトS 2着)
15年 7番人気3着マイネルメリエンダ(秋風S 1着)
14年 6番人気1着エキストラエンド(ジューンS 1着)

【該当馬】
アヴェラーレアルナシームコレペティトールサヴァサクラトゥジュールセッションダノンティンパニートゥードジボンドーブネ

⑤過去にG1で3着以内、もしくは京都のG2で1着
21年 12番人気ケイデンスコール(19年NHKマイルC 2着)
17年 1番人気1着エアスピネル(16年菊花賞 3着ほか)
15年 5番人気1着ウインフルブルーム(14年皐月賞 3着)

【該当馬】
アンドヴァラナウトダノンタッチダウンドルチェモアマテンロウオリオン

⑥過去1年内にOP以上の京都1600~1800mで1着
17年 6番人気2着ブラックスピネル(白百合S 1着)

【該当馬】
アルナシームエアファンディタ

⑦過去1年以内に重賞の芝1600~1800mで3着内
23年 5番人気1着イルーシヴパンサー(22年東京新聞杯 1着)
23年 2番人気3着プレサージュリフト(22年クイーンC 1着)
22年 7番人気1着サダル(21年エプソムC 1着)
22年 2番人気3着カイザーミノル(21年マイラーズC 3着)
21年 14番人気3着エントシャイデン(20年中京記念 3着)

【該当馬】
アヴェラーレクリノプレミアムセッションセルバーグドーブネ

本日の3着内に好走しそうなデータをクリアした馬は16頭(全30頭)です。半数の馬がクリアしましたが、この中でもアヴェラーレ、アルナシーム、ドーブネあたりに注目していきたいと思います。とりあえず現時点での本命候補はドーブネとしておきます。

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