エプソムカップ(GⅢ)の過去5年間の好走した馬から考察していきます。エプソムカップ(GⅢ)は5週続いたGⅠ開催の余韻が残る東京競馬場で開催されます。過去10年の優勝馬には、重賞勝ちのほかGⅠ3着以内の実績もあったクラレントとルージュバックが名を連ねる一方で、その年の暮れの香港CでGⅠ初制覇を遂げることになるエイシンヒカリなど8頭は、当レースで重賞初制覇を果たした馬でした。実績馬がその実力を誇示するのか、それとも新たにGⅠ戦線に名乗りを上げる馬が現れるのか非常に楽しみな一戦です。それではエプソムカップ(GⅢ)の過去5年間の結果は以下の通りとなります。
年 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 人気 | 騎手 | 父 | 母父 |
2022 | 6 | ノースブリッジ | 牡4 | 4 | 岩田康誠 | モーリス | アドマイヤムーン |
8 | ガロアクリーク | 牡5 | 8 | 石橋脩 | キンシャサノキセキ | Kingmambo | |
5 | ダーリントンホール | 牡5 | 2 | C.ルメー | New Approach | Pivotal | |
2021 | 15 | ザダル | 牡5 | 3 | 石橋脩 | トーセンラー | Lemon Drop Kid |
13 | サトノフラッグ | 牡4 | 6 | 戸崎圭太 | ディープインパクト | Not For Sale | |
7 | ファルコニア | 牡4 | 2 | 川田将雅 | ディープインパクト | Hawk Wing | |
2020 | 6 | ダイワキャグニー | 牡6 | 9 | 内田博幸 | キングカメハメハ | サンデーサイレンス |
1 | ソーグリッタリング | 牡6 | 5 | 藤井勘一 | ステイゴールド | シンボリクリスエス | |
18 | トーラスジェミニ | 牡4 | 18 | 木幡育也 | キングズベスト | マンハッタンカフェ | |
2019 | 9 | レイエンダ | 牡4 | 5 | C.ルメー | キングカメハメハ | シンボリクリスエス |
6 | サラキア | 牝4 | 7 | 丸山元気 | ディープインパクト | Lomitas | |
4 | ソーグリッタリング | 牡5 | 1 | 浜中俊 | ステイゴールド | シンボリクリスエス | |
2018 | 16 | サトノアーサー | 牡4 | 2 | 戸崎圭太 | ディープインパクト | Redoute’s Choice |
6 | ハクサンルドルフ | 牡5 | 4 | 川田将雅 | アドマイヤムーン | Theatrical | |
5 | グリュイエール | 牡6 | 5 | 福永祐一 | ディープインパクト | キングカメハメハ |
【枠番・馬番】
過去5年では1~2枠が1頭しか馬券に絡んでおらず、内が不利な傾向がみられます。3枠が4回馬券に絡んでおり、中枠から外枠中心に馬券を組み立てるのが良さそうです。
【性齢】
過去5年では牡馬の4~5歳馬が中心です。
【人気】
1番人気が過去5年では1回しか馬券に絡んでおらず信頼度は低いです。それでも2番人気、5番人気が3回づつ馬券に絡んでいますので、上位人気全体としては信頼度はまずまずです。
【騎手】
過去5年では石橋脩騎手、C.ルメール騎手、戸崎圭太騎手、川田将雅騎手が2回づつ馬券に絡んでいます。また過去3年の東京芝1800mの勝利数でみてみるとD.レーン騎手、M.デムーロ騎手も上位にいます。
【血統】
サンデーサイレンス系、ミスプロ系の血を持っている事が必須といって良い感じです。特にディープインパクト、キングカメハメハは狙い目です。
ということでエプソムカップ(GⅢ)は『3枠』、『牡馬4~5歳』、『2~5番人気』、『石橋脩騎手、C.ルメール騎手、戸崎圭太騎手、川田将雅騎手』、『サンデーサイレンス系、ミスプロ系』というキーワードを考慮しながら予想を組み立てていこうと思います。とりあえず現時点本命候補は変更せずジャスティンカフェのままとしておきます。
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