皐月賞(GⅠ)の過去5年間の好走した馬から考察していきます。クラシック三冠競争の第一弾・皐月賞(GⅠ)は、最もスピードのある優秀な繁殖馬の選定のためのチャンピオンレースであると言われています。そのため。出走資格は3歳の牡馬と牝馬に限られ、せん馬は出走できません。また、「皐月賞は最も速い馬が」、「日本ダービーは最も幸運に恵まれた馬が」、「菊花賞は最も強い馬が」勝つと言われています。2020年の皐月賞優勝馬のコントレイルが無敗でクラシック三冠制覇を成し遂げたことは記憶に新しいですが、2021年の優勝馬エフフォーリアは秋に天皇賞(秋)と有馬記念で古馬を撃破してJRA賞年度代表馬に選出されています。今年も競馬史に名が残るような名馬が生まれるのか楽しみですね。それでは皐月賞(GⅠ)の過去5年間の結果は以下の通りとなります。
年 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 人気 | 騎手 | 父 | 母父 |
2022 | 14 | ジオグリフ | 牡3 | 5 | 福永祐一 | ドレフォン | キングカメハメハ |
18 | イクイノックス | 牡3 | 3 | C.ルメー | キタサンブラック | キングヘイロー | |
12 | ドウデュース | 牡3 | 1 | 武豊 | ハーツクライ | Vindication | |
2021 | 7 | エフフォーリア | 牡3 | 2 | 横山武史 | エピファネイア | ハーツクライ |
13 | タイトルホルダー | 牡3 | 8 | 田辺裕信 | ドゥラメンテ | Motivator | |
3 | ステラヴェローチェ | 牡3 | 6 | 吉田隼人 | バゴ | ディープインパクト | |
2020 | 1 | コントレイル | 牡3 | 1 | 福永祐一 | ディープインパクト | Unbridled’s Song |
7 | サリオス | 牡3 | 3 | D.レーン | ハーツクライ | Lomitas | |
16 | ガロアクリーク | 牡3 | 8 | L.ヒュー | キンシャサノキセキ | Kingmambo | |
2019 | 12 | サートゥルナーリア | 牡3 | 1 | C.ルメー | ロードカナロア | スペシャルウィーク |
7 | ヴェロックス | 牡3 | 4 | 川田将雅 | ジャスタウェイ | Monsun | |
4 | ダノンキングリー | 牡3 | 3 | 戸崎圭太 | ディープインパクト | Storm Cat | |
2018 | 7 | エポカドーロ | 牡3 | 7 | 戸崎圭太 | オルフェーヴル | フォーティーナイナー |
14 | サンリヴァル | 牡3 | 9 | 藤岡佑介 | ルーラーシップ | アグネスタキオン | |
10 | ジェネラーレウーノ | 牡3 | 8 | 田辺裕信 | スクリーンヒーロー | ロックオブジブラルタル |
【枠番・馬番】
過去5年間でみてみると4枠が4回馬券に絡んでおり、しかも全て7番という面白いデータです。その他気になるのは比較的内枠があまり良くなく、外枠の方が好走していますね。
【性齢】
皐月賞の牝馬の勝ち馬は過去に2回ありますが大昔(1947年、1948年)の話で、基本は牡馬です。今年も牡馬のみの出走登録となっておりますので、性齢での評価はできませんね。
【人気】
過去5年でみると1番人気が3回、3番人気が3回馬券に絡んでいますが、上位人気馬の信頼度はそこまで高くないのかなと思います。逆に8番人気が3回馬券に絡んでいますので中穴馬の好走には注意が必要です。
【騎手】
過去5年間ではC.ルメール騎手、戸崎圭太騎手、田辺裕信騎手が2回づつ馬券に絡んでいます。また、過去3年間の中山競馬場の芝2000mの勝利数でみてみると横山武史騎手が1位です。
【血統】
ディープインパクト、ハーツクライを中心としたサンデーサイレンス系が活躍していますが、Kingmanbo系にも注目です。
ということで皐月賞(GⅠ)は『4枠7番』、『1、3、8番人気』『C.ルメール騎手、戸崎圭太騎手、田辺裕信騎手』、『サンデーサイレンス系、Kingmanbo系』というキーワードを考慮しながら予想を組み立てていこうと思います。とりあえず現時点本命候補は変更せずベラジオオペラのままにしておきます。
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