阪神大賞典(GⅡ)の過去5年間の好走した馬から考察していきます。阪神大賞典(GⅡ)は天皇賞(春)の前哨戦に位置付けられており、2014年より阪神大賞典(GⅡ)の1着馬に天皇賞(春)への優先出走権が与えられます。2021年と2022年の阪神大賞典(GⅡ)を連覇したディープボンドは、いずれの年も天皇賞(春)で2着に入っています。また、2015年の勝ち馬ゴールドシップ、2018年の勝ち馬レインボーラインは、、それぞれ次走の天皇賞(春)でも優勝しています。6週間後の最強ステイヤー決定戦を見据えた競合が集う伝統の一戦です。それでは阪神大賞典(GⅡ)の過去5年間の結果は以下の通りとなります。
年 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 人気 | 騎手 | 父 | 母父 |
2022 | 11 | ディープボンド | 牡5 | 1 | 和田竜二 | キズナ | キングヘイロー |
7 | アイアンバローズ | 牡5 | 5 | 石橋脩 | オルフェーヴル | Royal Anthem | |
3 | シルヴァーソニック | 牡6 | 3 | 川田将雅 | オルフェーヴル | トニービン | |
2021 | 6 | ディープボンド | 牡4 | 3 | 和田竜二 | キズナ | キングヘイロー |
10 | ユーキャンスマイル | 牡6 | 2 | 藤岡佑介 | キングカメハメハ | ダンスインザダーク | |
5 | ナムラドノヴァン | 牡6 | 9 | 内田博幸 | ディープブリランテ | Kingmambo | |
2020 | 10 | ユーキャンスマイル | 牡5 | 2 | 岩田康誠 | キングカメハメハ | ダンスインザダーク |
4 | トーセンカンビーナ | 牡4 | 5 | 藤岡康太 | ディープインパクト | Hawk Wing | |
6 | メイショウテンゲン | 牡4 | 4 | 松山弘平 | ディープインパクト | フレンチデピュティ | |
2019 | 10 | シャケトラ | 牡6 | 1 | 戸崎圭太 | マンハッタンカフェ | Singspiel |
7 | カフジプリンス | 牡6 | 6 | 中谷雄太 | ハーツクライ | シンボリクリスエス | |
1 | ロードヴァンドール | 牡6 | 10 | 横山典弘 | ダイワメジャー | Storm Cat | |
2018 | 7 | レインボーライン | 牡5 | 3 | 岩田康誠 | ステイゴールド | フレンチデピュティ |
6 | サトノクロニクル | 牡4 | 4 | 川田将雅 | ハーツクライ | Intikhab | |
8 | クリンチャー | 牡4 | 1 | 武豊 | ディープスカイ | ブライアンズタイム |
【枠番・馬番】
長距離戦なので内枠をロスなく・・・のほうが結果がでているのかと思いきや、過去5年間では6枠より外枠が結果を残しています。特に6枠が4頭、7枠が3頭馬券に絡んでいます。外枠だから安易に評価を下げることは避けた方が良さそうです。
【性齢】
過去5年間で馬券に絡んだのはすべて牡馬となります。牝馬の出走自体が少ないですが、基本牡馬で良さそうです。年齢では4~6歳が活躍しており、ここ5年間では4歳が5頭、5歳が4頭、6歳が6頭と馬券に絡んだ馬は4~6歳馬のみとなります。
【人気】
軸は上位人気馬で良さそうです。特に1番人気、3番人気が3回づつ馬券に絡んでいます。出走頭数もあまり多くない阪神大賞典(GⅡ)ということもありますが、過去5年間では10番人気以下は1回も馬券に絡んでいません。
【騎手】
過去5年間では和田竜二騎手、川田将雅騎手、岩田康誠騎手が2回づつ馬券に絡んいます。今年も騎乗するようでしたら狙ってみるのも面白そうです。
【血統】
過去5年間では圧倒的にサンデーサイレンス系の馬が活躍しています。その中でもキズナ、オルフェーヴル、ディープインパクト、ハーツクライ産駒に注目です。
ということで阪神大賞典(GⅡ)は『6枠、7枠』、『4~6歳』、『1番人気、3番人気』『和田竜二騎手、川田将雅騎手、岩田康誠騎手』、『サンデーサイレンス系』というキーワードを考慮しながら予想を組み立てていこうと思います。とりあえず現時点本命候補は変更せずボルドグフーシュのままとしておきます。
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