第74回朝日杯フューチュリティステークス(GⅠ)攻略データ(1)

攻略データ

朝日杯フューチュリティステークス(GⅠ)は阪神競馬場・芝・右・外1600mで行われます。このコースはバックストレッチの中間からやや左寄りからスタートします。長い直線が2本にコーナーが2回あり、外回りの京都芝1600mに似たコース形態となっています。06年末にオープンした外回りコースに入り、ゆったりとした3~4コーナーを回ります。最後の直線距離はAコース時が473.6m、Bコース時が476.3mです。直線半ばまで下りが続き、残り200m付近でゴール前の急坂となります。約120mの間に1.8mの勾配を一気に駆け上がります。AコースとBコースでは直線部分で3m、曲線部分で4m幅員が違います。主にAコースは開催前半、Bコースは開催後半に使用されています。

ペースはゆったりとした流れになることが多く、基本は平均~後傾ラップの瞬発力勝負となります。直線ゴール前には高低差1.8mの急坂が待ち受けており、京都芝1600m(外回り)に比べて差しが届きやすいです。テン3Fがそれほど速くないにも関わらず下級条件から差し馬の台頭が目立っており、速い脚を使えれば位置取りはあまり問われません。それでは過去10年で3着以内に好走した全30頭が該当するデータを元に好走しそうな馬を探していきます。

①東京芝1400~1800mの重賞で1着を含み連勝中
20年 2番人気2着ステラヴェローチェ(サウジアラビアRC 1着/新馬 1着)
19年 1番人気1着サリオス(サウジアラビアRC 1着/新馬 1着)
18年 1番人気3着グランアレグリア(サウジアラビアRC 1着/新馬 1着)
17年 1番人気1着ダノンプレミアム(サウジアラビアRC 1着/新馬 1着)
17年 2番人気3着タワーオブロンドン(京王杯2歳S 1着/ききょうS 1着)
12年 1番人気1着コディーノ(東スポ2歳S 1着/札幌2歳S 1着)

【該当馬】
オオバンブルマイドルチェモア

②過去に芝1600m以上の重賞で1着
21年 1番人気1着セリフォス(デイリー杯2歳S 1着)
20年 1番人気3着レッドベルオーブ(デイリー杯2歳S 1着)
18年 2番人気1着アドマイヤマーズ(デイリー杯2歳S 1着)
15年 1番人気2着エアスピネル(デイリー杯2歳S 1着)

【該当馬】
オールパルフェドルチェモア

③前走OPクラスの芝1600m以上で1着
21年 3番人気1着ドウデュース(アイビーS 1着)
21年 4番人気3着ダノンスコーピオン(萩S 1着)
14年 3番人気3着クラリティスカイ(いちょうS 1着)

【該当馬】
オールパルフェドルチェモア

④前走芝1400m以上の重賞で4着以内
19年 2番人気2着タイセイビジョン(京王杯2歳S 1着)
17年 3番人気2着ステルヴィオ(サウジアラビアRC 2着)
16年 7番人気2着モンドキャノン(京王杯2歳S 1着)
16年 12番人気3着ボンセルヴィーソ(デイリー杯2歳S 2着)
15年 11番人気3着シャドウアプローチ(京王杯2歳S 3着)
14年 14番人気2着アルマワイオリ(デイリー杯2歳S 4着)

【該当馬】
オオバンブルマイオールパルフェグラニットシンリョクカダノンタッチダウンドルチェモアフロムダスク

⑤前走1勝クラス以上の芝・ダ1400m以上で1着
16年 6番人気1着サトノアレス(ベゴニア賞 1着)
14年 1番人気1着ダノンプラチナ(ベゴニア賞 1着)
13年 4番人気1着アジアエクスプレス(オキザリス賞 1着)
13年 6番人気2着ショウナンアチーヴ(からまつ賞 1着)
13年 5番人気3着ウインフルブルーム(千両賞 1着)
12年 7番人気1着ロゴタイプ(ベゴニア賞 1着)
12年 3番人気3着ゴットフリート(きんもくせい特別 1着)

【該当馬】
コーパスクリスティドンデンガエシバグラダス

⑥過去に芝1800m以上で上り3Fタイム1位で1着
18年 9番人気2着クリノガウディー(新馬 1着 ※芝1800m)
15年 2番人気1着リオンディーズ(新馬 1着 ※芝2000m)

【該当馬】
ロードラディウス

⑦前走芝1400m以上で1番人気で0.5秒以上差で1着
20年 7番人気1着グレナディアガーズ(未勝利 1着 ※0.5秒差)
19年 14番人気3着グランレイ(未勝利 1着 ※0.7秒差)

【該当馬】
該当馬なし

本日の3着内に好走しそうなデータをクリアした馬は11頭(全19頭)です。半数以上の馬がクリアしましたが、この中でもオオバンブルマイ、ドルチェモア、オールパルフェあたりに注目していきたいと思います。とりあえず現時点本命候補はドルチェモアとしておきます。

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