第76回朝日杯セントライト記念(GⅡ)攻略データ(1)

攻略データ

朝日杯セントライト記念(GⅡ)は中山競馬場・芝・右・外2200mで行われます。このコースのスタート地点は4コーナーを曲がり終えたホームストレッチの右端になります。芝2000mのスタート地点から少し右に移動したところからの発走となり、最初の1コーナーまでの距離は約432m(Aコース時)あります。そこから外回りコースを使うため、2コーナーまでは直線に近い緩やかなカーブとなります。向正面の山の頂上から3~4コーナー中間までも、非常に緩やかなカーブを通ることになり、スピードに乗りやすいです。最後の直線距離は310mと、中央4場の中では最短で、なおかつゴール前には高低差約2.2mの急坂があります。最後の直線は310mと短いですが、クラスが上がるにつれて逃げ切りは難しくなりますが、逆に直線一気も難しいです。末脚の持続性、すなわちスタミナと底力が要求されます。なお、仮柵によるコース設定はA、B、Cの3パターンです。それでは過去10年で3着以内に好走した全30頭中27頭が該当するデータを元に好走しそうな馬を探していきます。

①日本ダービーで5着以内
17年 1番人気2着アルアイン(日本ダービー 5着)
16年 1番人気1着ディーマジェスティ(日本ダービー 3着)
14年 1番人気1着イスラボニータ(日本ダービー 2着)
14年 2番人気2着トゥザワールド(日本ダービー 5着)
14年 10番人気3着タガノグランパ(日本ダービー 4着)
12年 1番人気1着フェノーメノ(日本ダービー 2着)

【該当馬】
アスクビクターモア

②前走2勝クラス以上の芝・ダ2000m以上で連対、かつ過去に中山芝1800~2200mで1着
20年 2番人気2着ソーヴァリアント(藻岩山特別 1着/3歳未勝利 1着 ※芝2200)
19年 3番人気3着ザダル(プリンシパルS 1着/500万下 1着 ※芝2000)

【該当馬】
ラーグルフ

③同年にOPクラスの芝1800m以上で3着以内
21年 9馬人気1着アサマノイタズラ(スプリングS 2着)
20年 4番人気1着バビット(ラジオNIKKEI賞 1着)
20年 1番人気2着サトノフラッグ(弥生賞 1着)
20年 2番人気3着ガロアクリーク(皐月賞 3着ほか)
19年 1番人気1着リオンリオン(青葉賞 1着)
19年 8番人気2着サトノルークス(すみれS 1着)
18年 4番人気1着ジェネラーレウーノ(皐月賞 3着ほか)
17年 3番人気3着サトノクロニクル(京都新聞杯 2着)
16年 2番人気2着セーヴィント(ラジオNIKKEI賞 1着ほか)
15年 6番人気1着キタサンブラック(皐月賞 3着ほか)
15年 9番人気2着ミュゼエイリアン(毎日杯 1着)

【該当馬】
アスクビクターモアオニャンコポンキングズパレスショウナンマグマセイウンハーデスベジャールボーンディスウェイ

④同年5月以降に1勝クラス以上の芝1800m以上で1着
18年 1番人気2着レイエンダ(松前特別 1着 ※函館 2000m)
15年 10番人気3着ジュンツバサ(500万 1着 ※東京1800m)
13年 3番人気1着ユールシンギング(500万 1着 ※新潟1800m)
12年 14番人気2着スカイディグニティ(500万 1着 ※福島芝2600m)
12年 4番人気3着ダノンジェラート(500万 1着 ※札幌 1800m)

【該当馬】
ガイアフォースキングズパレスマテンロウスカイラーグルフロンギングエーオ

⑤過去に芝1800m以上の重賞で連対
21年 5番人気3着オーソクレース(20年ホープフルS 2着)
18年 6番人気3着グレイル(ラジオNIKKEI杯京都2歳S 1着)
16年 3番人気3着プロディガルサン(東京スポーツ杯2歳S 2着)

【該当馬】
アスクビクターモアオニャンコポンショウナンマグマベジャール

本日の3着内に好走しそうなデータをクリアした馬は11頭(全13頭)です。殆どの馬がクリアしましたがこの中でもアスクビクターモア、ラーグルフ、オニャンコポン、キングズパレス、ショウナンマグマ、ベジャールあたりに注目していきたいと思います。とりあえず現時点での本命候補はアスクビクターモアとしておきます。

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