第40回関西テレビ放送賞ローズステークス(GⅡ)攻略データ(1)

攻略データ

今年もローズステークス(GⅡ)は中京競馬場・芝・左2000mで行われます。このコースはホームストレッチ中央から左寄り、上り坂の途中からのスタートします。一回目のゴール板前を過ぎた後、グルリと一周します。1~2コーナーのカーブは緩い上り坂で、残り1080m地点まで続き、その後は緩やかな下り坂に入ります。3~4コーナーはスパイラルカーブで下り坂で、最後の直線はゴール手前340m地点より240m地点にかけて高低差2.0mの急な上り坂となります。勾配は2.0%で、中山競馬場芝コースに次いで傾斜がきつい坂が設けられています。ラスト240mはほぼ平坦でし。芝コース全体の高低差は3.5m。最後の直線距離はAコース時、Bコース時ともに412.5mです。コース全体的にはスタンド前、直線の上がり坂の中間からスタートするため、比較的ペースは落ち着きやすく、逃げ・先行馬が残るケースが目立ちます。それでは過去10年で3着以内に好走した全30頭中28頭が該当するデータを元に好走しそうな馬を探していきます。

①クラシックで5着以内、かつ過去に芝1600m以上の重賞で連対
21年 1番人気3着アールドヴィーヴル(オークス 5着ほか/クイーンC 2着)
20年 3番人気1着リアアメリア(オークス 4着/アルテミスS 1着)
19年 1番人気1着ダノンファンタジー(桜花賞 4着ほか/阪神JF 1着ほか)
19年 6番人気2着ビーチサンバ(桜花賞 5着/クイーンC 2着ほか)
19年 2番人気3着ウィクトーリア(オークス 4着/フローラS 1着)
17年 3番人気3着リスグラシュー(桜花賞 2着ほか/阪神JF 2着)
16年 1番人気1着シンハライト(オークス 1着/桜花賞 2着ほか)
15年 1番人気2着ミッキークイーン(オークス 1着/クイーンC 2着)
14年 2番人気1着ヌーヴォレコルト(オークス 1着/チューリップ賞 2着)
13年 1番人気1着デニムアンドルビー(オークス 3着/フローラS 1着)
12年 1番人気1着ジェンティルドンナ(オークス 1着/桜花賞 1着ほか)
12年 2番人気2着ヴィルシーナ(オークス 2着/桜花賞 2着ほか)

【該当馬】
該当馬なし

②前走2勝クラス以上の芝1600m以上で4着内
21年 12番人気2着エイシンヒカリ(藻岩山特別 4着)
17年 6番人気2着カワキタエンカ(三面川特別 2着)
15年 2番人気3着トーセンビクトリー(西部スポニチ賞 1着)
12年 3番人気3着ラスヴェンチュラス(三面川特別 3着)

【該当馬】
ヴァンルーラーセントカメリアメモリーレゾン

③前走1勝クラス以上の芝1400m以上で1着
20年 11番人気3着オーマイダーリン(1勝クラス 1着 ※中京1600m)
18年 2番人気2着サラキア(青島特別 1着)
17年 8番人気1着ラビットラン(500万 1着 ※中京芝1600m)
15年 7番人気1着タッチングスピーチ(500万 1着 ※札幌芝2000m)
13年 9番人気2着シャトーブランシュ(鳥栖特別 1着)
13年 10番人気3着ウリウリ(500万 1着 ※中京芝1600m)

【該当馬】
エグランタインサリエラヒヅルジョウブルトンクールメモリーレゾンラリュエルルージュリナージュ

④過去に芝2000m以上戦で1着
21年 4番人気1着アンドヴァラナウト(出雲崎特別 1着 ※新潟芝2000m)
18年 13番人気3着ラテュロス(500万下 1着 ※函館芝2000m)
14年 15番人気2着タガノエトワール(未勝利戦 1着 ※小倉芝2000m)
14年 9番人気3着リラヴァティ(500万下 1着 ※中京芝2000m)

【該当馬】
アートハウスエグランタインサリエラセントカメリアパーソナルハイヒヅルジョウベリーヴィーナスラリュエル

⑤過去に芝1800m以上の重賞で3着内
18年 5番人気1着カンタービレ(フラワーC 1着)
16年 11番人気2着クロコスミア(札幌2歳S 3着)

【該当馬】
パーソナルハイ

本日の3着内に好走しそうなデータをクリアした馬は12頭(全15頭)です。多くの馬がクリアしましたが、正直抜けた存在がおらずどんぐりの背比べ状態かなと思います。この12頭の中でもセントカメリア、メモリーレゾン、サリエラ、ヒヅルジョウ、ラリュエル、パーソナルハイあたりに注目していきたいと思います。とりあえず現時点での本命候補はサリエラとしておきます。

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