函館記念(GⅢ)は函館競馬場・芝・右2000mで行われます。このコースはスタンド前の直線を延長したポケットからスタートし、1コーナーまでの直線距離は476mと長いです。1800mよりも前半のペースが速くなり、下級条件でもラップが大きく前傾するのが特徴です。逃げ切りは困難と言われていますが、後方一気が決まるわけでもないです。勝ち馬の大半は先行馬です。直線が短いこともあり、4コーナーである程度の位置についていないと差し切るのは難しいです。上がりのかかる展開で強い先行馬を中心視するのが基本です。それでは過去10年で3着以内に好走した全30頭中28頭が該当するデータを元に好走しそうな馬を探していきます。
①同年に芝2000~2200mのG2以上で3着以内
19年 3番人気3着ステイフーリッシュ(京都記念 2着)
【該当馬】
サンレイポケット
②同年に芝2000mの重賞で5着以内
21年 2番人気1着トーセンスーリヤ(新潟大賞典 4着)
18年 13番人気1着エテルナミノル(愛知杯 1着)
17年 5番人気1着ルミナスウォリアー(金鯱賞 4着)
16年 3番人気1着マイネルミラノ(新潟大賞典 5着)
13年 3番人気1着トウケイヘイロー(鳴尾記念1着)
【該当馬】
ギベオン、サンレイポケット、スカーフェイス
③前走OPクラスの芝1600m以上で3着以内
20年 3番人気3着バイオスパーク(都大路S 2着)
18年 7番人気2着サクラアンプルール(日経賞 3着)
16年 9番人気3着ツクバアズマオー(巴賞 3着)
14年 2番人気1着ラブイズブーシェ(目黒記念 2着)
14年 8番人気2着ダークシャドウ(エプソムC 3着)
12年 4番人気1着トランスワープ(福島テレビOP 3着)
【該当馬】
サトノクロニクル、サンレイポケット、マイネルウィルトス
④前走500万クラス以上の芝1800~2000mで1着
14年 7番人気 3着ステラウインド(ジューンS 1着)
【該当馬】
タイセイモンストル
⑤同年にOPクラスの芝1600m以上で5着以内
20年 13番人気2着ドゥオーモ(小倉大賞典 2着)
19年 1番人気1着マイスタイル(ダービーCT 3着ほか)
18年 5番人気1着エアアンセム(エプソムC 5着ほか)
17年 14番人気2着タマモベストプレイ(阪神大賞典 4着ほか)
16年 13番人気2着ケイティープライド(小倉大賞典 4着)
15年 10番人気2着ハギノハイブリッド(大阪-ハンブルクC 3着)
15年 7番人気3着ヤマカツエース(ニュージーランドT 1着)
13年 7番人気2着アンコイルド(白富士S 1着)
12年 8番人気2着イケトップガン(巴賞 5着)
12年 7番人気3着ミッキーパンプキン(大阪城S 1着)
【該当馬】
アラタ、ウインイクシード、ギベオン、サトノクロニクル、サンレイポケット、スカーフェイス、ハヤヤッコ、プレシャスブルー、マイネルウィルトス、モンブランテソーロ、ランフォザローゼス
⑥過去に2000m以上の重賞で連対
21年 14番人気2着アイスバブル(20年目黒記念 2着ほか)
21年 12番人気3着バイオスパーク(20年福島記念 1着)
20年 15番人気1着アドマイヤジャスタ(ホープフルS 2着)
15年 3番人気1着ダービーフィズ(セントライト記念 2着)
13年 8番人気3着アスカクリチャン(七夕賞 1着)
【該当馬】
アイスバブル、アドマイヤジャスタ、ウインイクシード、ギベオン、サトノクロニクル、サンレイポケット、ジェネラーレウーノ、スカーフェイス、フェアリーポルカ、マイネルウィルトス、ランフォザローゼス
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本日の3着内に好走しそうなデータをクリアした馬は16頭(全18頭)です。殆どの馬がクリアしましたが、この中でもサンレイポケット、ギベオン、スカーフェイス、サトノクロニクル、マイネルウィルトスあたりに注目していきたいと思います。とりあえず現時点での本命候補はサンレイポケットとしておきます。
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