函館2歳ステークス(GⅢ)は函館競馬場・芝・右1200mで行われます。このコースは向う正面ポケットからのスタートで、3コーナーまでの直線距離は489mの上りになります。そこからゴールまでは下りとなります。最後の直線が262mと短いため、先行できない馬は外を回らされて距離のロスが大きくなります。必然的に内枠が有利ですが、各騎手はインへの意識が強くなるため、内枠の差し馬が馬群に包まれたままレースが終わってしまう場面も多く見られます。それでは過去10年で3着以内に好走した全30頭中28頭が該当するデータを元に好走しそうな馬を探していきます。
①前走函館芝1000m以上で圧勝(0.5秒差以上)
20年 3番人気3着ラヴケリー(新馬 1着 ※0.5秒差)
17年 1番人気1着カシアス(未勝利 1着 ※0.6秒差)
15年 3番人気1着メジャータイフーン(新馬 1着 ※0.7秒差)
14年 4番人気1着アクティブミノル(新馬 1着 ※0.8秒差)
13年 1番人気1着クリスマス(新馬 1着 ※1.1秒差)
13年 9番人気2着プラチナティアラ(未勝利 1着 ※0.8秒差)
【該当馬】
該当馬なし
②前走芝・ダ1000m以上で圧勝(0.5秒差以上)
20年 4番人気2着ルーチェドーロ(新馬ダ 1着 ※0.9秒差)
12年 2番人気3着ティハーフ(新馬 1着 ※0.7秒差)
【該当馬】
オマツリオトコ、ニシノシークレット
③前走函館芝1000m以上で1着(0.2~0.4秒差)
20年 10番人気1着リンゴアメ(新馬 1着 ※0.3秒差)
18年 2番人気1着アスターペガサス(新馬 1着 ※0.4秒差)
18年 7番人気2着ラブミーファイン(新馬 1着 ※0.2秒差)
18年 3番人気3着カルリーノ(未勝利 1着 ※0.2秒差)
16年 1番人気2着モンドキャノン(新馬 1着 ※0.2秒差)
15年 10番人気1着ヒルダ(新馬 1着 ※0.2秒差)
14年 11番人気2着タケデンタイガー(未勝利 1着 ※0.4秒差)
14年 2番人気3着トウショウピスト(新馬 1着 ※0.4秒差)
12年 3番人気1着ストークアンドレイ(新馬 1着 ※0.2秒差)
【該当馬】
イコサン、スプレモフレイバー、ニーナブランド、ブトンドール
④前走芝・ダ1000m以上で1着
21年 3番人気1着ナムラリコリス(未勝利 1着 ※0.2秒差)
21年 2番人気2着カイカノキセキ(新馬 1着 ※0.3秒差)
19年 4番人気1着ビアンフェ(未勝利 1着 ※0.0秒差)
19年 2番人気2着タイセイビジョン(新馬 1着 ※0.4秒差)
19年 11番人気3着プリンスリターン(新馬 1着 ※ ※0.0秒差)
17年 12番人気2着ウインジェルベーラ(新馬 1着 ※0.1秒差)
17年 4番人気3着アリア(新馬 1着 ※0.0秒差)
16年 2番人気1着レヴァンテライオン(新馬 1着 ※0.0秒差)
16年 13番人気3着タイムトリップ(新馬 1着 ※0.2秒差)
15年 1番人気1着ブランボヌール(新馬 1着 ※0.0秒差)
13年 8番人気3着トーセンシルエット(新馬 1着 ※0.0秒差)
12年 5番人気2着コスモシルバード(新馬 1着 ※0.0秒差)
【該当馬】
アスクドリームモア、イコサン、オマツリオトコ、クリダーム、ゴキゲンサン、シンゼンイズモ、スプレモフレイバー、ニシノシークレット、ニーナブランド、ブトンドール、ミシェラドラータ、ミスヨコハマ、ロッソランパンテ
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本日の3着内に好走しそうなデータをクリアした馬は13頭(全14頭)です。④の条件が易しいためこのような結果となりましたが、この中でもオマツリオトコ、ニシノシークレット、イコサン、スプレモフレイバー、ニーナブランド、ブトンドールあたりに注目していきたいと思います。とりあえず現時点での本命候補スプレモフレイバーとしておきます。
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