日刊スポーツ賞中山金杯(GⅢ)は中山競馬場・芝・右2000mで行われます。このコースは牡馬クラシック第1弾・皐月賞が行われるコースです。スタートしてから1コーナーまでの距離は405mと長く、テンの2F目に激しい先行争いが起きやすいです。ただし、1コーナーを過ぎると落ち着くため、ペースはさほど速くはなりません。脚質的には先行馬が強く、さらに後半は長く良い脚が求められ、ゴール前の急坂を2度超えるためタフさも要求されます。それでは過去10年で3着以内に好走した全30頭が該当するデータを元に好走しそうな馬を探していきます(競馬最強の法則を参考)。
①過去1年以内にOPクラスの芝2000mで1着
17年 1番人気1着ツクバアズマオー(ディセンバーS 1着)
17年 4番人気3着シャイニープリンス(福島記念 1着)
16年 3番人気1着ヤマカツエース(福島記念 1着)
16年 5番人気2着マイネルフロスト(福島民報杯 1着)
12年 5番人気3着コスモファントム(中日新聞杯 1着ほか)
11年 5番人気3着ナリタクリスタル(新潟記念 1着)
09年 4番人気1着アドマイヤフジ(08年中山金杯 1着)
09年 2番人気2着ヤマニンキングリー(中日新聞杯 1着ほか)
09年 11番人気3着ミヤビランベリ(七夕賞 1着)
【該当馬】
ウインブライト、カデナ、ダイワキャグニー、ブラックバゴ、マイネルミラノ
②前年秋以降に芝1800m以上の重賞で1着
16年 1番人気3着フルーキー(チャレンジC 1着)
10年 1番人気1着アクシオン(鳴尾記念 1着)
【該当馬】
ウインブライト
③過去1年以内に芝2000mの重賞で連対
13年 2番人気1着タッチミーノット(新潟記念 2着)
13年 4番人気2着アドマイヤタイシ(福島記念 2着)
11年 1番人気1着コスモファントム(中日新聞杯 2着)
10年 5番人気2着トウショウシロッコ(福島記念 2着)
【該当馬】
ウインブライト、カデナ、デニムアンドルビー
④前走準OPクラス以上の芝2000m以上で連対
12年 2番人気1着フェデラリスト(東京WP 1着 ※東京2000)
【該当馬】
ウインブライト、ストレンジクォーク、デニムアンドルビー、ブラックバゴ
⑤過去1年以内に中山芝1800~2200mのG2以上で5着以内
15年 1番人気2着ロゴタイプ(中山記念 3着)
08年 2番人気2着エアシェイディ(中山記念 2着)
08年 9番人気3着メイショウレガーロ(皐月賞 5着)
【該当馬】
アウトライアーズ、ウインブライト、カデナ、マイネルミラノ
⑥前年7月以降にOPクラスの芝1800m以上で5着以内(もしくは0.5秒差以内)、かつ過去に中山芝1600m以上の重賞で連対
14年 5番人気1着オーシャンブルー(オールカマー 7着 ※0.5秒差/12年有馬記念 2着)
11年 11番人気2着キョウエイストーム(七夕賞 7着 ※0.4秒差/10年京成杯AH 2着)
【該当馬】
ウインブライト、ブラックバゴ
⑦前年7月以降に1000万クラス以上の芝1800~2200mで連対
15年 5番人気3着デウスウルト(チャレンジカップ 2着ほか)
14年 1番人気3着ディサイファ(甲斐路S 1着)
14年 8番人気2着カルドブレッサ(日本海S 1着)
13年 1番人気3着ジャスタウェイ(毎日王冠 2着)
12年 4番人気2着ダイワファルコン(カシオペアS 1着)
【該当馬】
ウインブライト、ケントオー、ショウナンマルシェ、ジョルジュサンク、ストレンジクォーク、セダブリランテス、デニムアンドルビー、トーセンマタコイヤ、ブラックバゴ
⑧前年10月以降に準OPクラス以上の芝1800~2400mで3着以内
17年 6番人気2着クラリティスカイ(アイルランドT 3着)
10年 15番人気3着トウショウウェイヴ(オクトーバーS 1着)
08年 3番人気1着アドマイヤフジ(鳴尾記念 3着)
【該当馬】
ウインブライト、ショウナンマルシェ、ストレンジクォーク、セダブリランテス、デニムアンドルビー、トーセンマタコイヤ、ブラックバゴ
⑨過去に中山芝2000mのG2以上で連対
15年 4番人気 1着ラブリーデイ(13年金鯱賞 2着ほか)
【該当馬】
カデナ
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本日の3着内に好走しそうなデータをクリアした馬は13頭(全17頭)です。多くの馬がクリアしましたが、本日のデータのみで評価するとウインブライトが本命候補で良さそうですね。