スプリンターズステークス(GⅠ)は中山競馬場・芝・右・外1200mで行われます。このコースは外回りの向こう正面に入った坂の頂上部分からスタートし、最初のコーナーまでの距離は275mと短いです。3コーナーのカーブが緩く、ゴール前坂下まで4.5mを一気に下っていきます。最後の直線も310mと短く、最後に中山名物の急勾配が待ち受けています。最後の直線が短いため基本は先行馬有利ですが、オーバーペースで先行した馬は急坂で脚が止まりm差し馬の餌食となってしまいます。それでは過去10年で3着以内に好走した全30頭中29頭が該当するデータを元に好走しそうな馬を探していきます(競馬最強の法則を参考)。
①同年6月以降に芝1000~1400mの古馬混合重賞で圧勝(0.5秒差以上)
07年 1番人気2着サンアディユ(セントウルS 1着 ※0.8秒差)
【該当馬】
該当馬なし
②同年に芝1200m以下の古馬混合重賞で2勝以上
13年 2番人気2着ハクサンムーン(セントウルS 1着/アイビスSD 1着)
11年 3番人気1着カレンチャン(キーンランドC 1着/函館スプリントS 1着)
11年 7番人気3着エーシンヴァーゴウ(セントウルS 1着/アイビスSD 1着)
10年 3番人気2着キンシャサノキセキ(オーシャンS 1着/高松宮記念 1着)
08年 1番人気1着スリープレスナイト(北九州記念 1着/CBC賞 1着)
【該当馬】
該当馬なし
③同年に古馬混合OPクラスの芝1000m以上で1着、かつ過去1年以内に芝1200~1600mの古馬混合G1で0.5秒差以内
16年 2番人気2着ミッキーアイル(阪急杯 1着/高松宮記念 2着 ※0.1秒差ほか)
15年 1番人気1着ストレイトガール(ヴィクトリアマイル 1着/14年スプリンターズS 2着 ※0.1秒差)
14年 2番人気2着ストレイトガール(シルクロードS 1着/ヴィクトリアマイル 3着 ※0.1秒差)
13年 1番人気1着ロードカナロア(安田記念 1着ほか/高松宮記念 1着ほか)
12年 2番人気1着ロードカナロア(シルクロードS 1着/高松宮記念 3着 ※0.1秒差)
12年 1番人気2着カレンチャン(高松宮記念 1着/11年スプリンターズS 1着)
10年 10番人気1着ウルトラファンタジー(スプリントC 1着/チェアマンズSP 4着 ※0.3秒差)
09年 6番人気1着ローレルゲレイロ(高松宮記念 1着/08年マイルCS 5着 ※0.4秒差)
09年 2番人気2着ビービーガルダン(キーンランドC 1着/08年スプリンターズS 3着)
09年 8番人気3着カノヤザクラ(アイビスSD 1着/08年スプリンターズS 7着 ※0.4秒差)
08年 2番人気2着キンシャサノキセキ(函館スプリントS 1着/高松宮記念 2着)
【該当馬】
セイウンコウセイ、ダンスディレクター、レッツゴードンキ、レッドファルクス
④過去1年以内に芝1000~1600mのG1で連対
14年 13番人気1着スノードラゴン(高松宮記念 2着)
07年 3番人気1着アストンマーチャン(阪神JF 2着)
【該当馬】
セイウンコウセイ、モンドキャンノ、レッツゴードンキ、レッドファルクス
⑤同年に芝1200mの重賞で3着内、もしくはG1で5着内
16年 3番人気1着レッドファルクス(CBC賞 1着)
16年 9番人気3着ソルヴェイグ(函館スプリントS 1着)
15年 11番人気2着サクラゴスペル(オーシャンS 1着)
15年 9番人気3着ウキヨノカゼ(キーンランドC 1着)
14年 5番人気3着レッドオーヴァル(キーンランドC 2着)
12年 9番人気3着ドリームバレンチノ(函館スプリントS 1着)
11年 9番人気3着パドトロワ(キーンランドC 3着)
10年 7番人気3着サンカルロ(高松宮記念 4着)
08年 6番人気3着ビービーガルダン(キーンランドC 2着)
07年 5番人気3着アイルラヴァゲイン(オーシャンS 1着)
【該当馬】
キングハート、セイウンコウセイ、ソルヴェイグ、ダイアナヘイロー、ダンスディレクター、ティーハーフ、ナックビーナス、ファインニードル、メラグラーナ、ラインミーティア 、レッツゴードンキ、レッドファルクス
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本日の3着内に好走しそうなデータをクリアした馬は13頭(全22頭)です。本日のデータのみで評価するとセイウンコウセイ、レッツゴードンキ、レッドファルクスの3頭が面白そうですね。ただ3頭とも3ヵ月以上の休養明けからの出走が懸念材料で、夏に好走してきた馬たちが勢いで勝ってしまうケースも考えられます。とりあえず本日時点での本命候補は【馬の名前は人気ブログランキングで確認】としておきます。