関屋記念(GⅢ)は新潟競馬場・芝・左1600mで行われます。このコースは向正面からのスタートで3コーナーまでの直線距離は548mあり、前半600m通過のタイムが速いのが特徴です。最後の直線も日本一長い659mあり、急→緩→急と典型的なラップになった場合は逃げ切るのが至難の業と言われています。馬券の狙い目はやはり差し馬で、特に新潟実績のある馬には注意が必要です。それでは過去10年で3着以内に好走した全30頭が該当するデータを元に好走しそうな馬を探していきます(競馬最強の法則を参考)。
①過去に芝1600~2000mの古馬混合G2以上で3着以内
15年 2番人気1着レッドアリオン(マイラーズC 1着)
14年 4番人気1着クラレント(毎日王冠 3着)
14年 1番人気2着ダノンシャーク(マイルCS 3着)
13年 1番人気2着ジャスタウェイ(毎日王冠 2着)
12年 1番人気1着ドナウブルー(ヴィクトリアM 2着)
09年 2番人気1着スマイルジャック(マイラーズC 3着)
07年 1番人気1着カンパニー(産経大阪杯 1着)
07年 3番人気2着シンボリグラン(マイルCS 3着)
【該当馬】
ヤングマンパワー
②同年に芝1400m~2000mの重賞で連対
16年 1番人気3着マジックタイム(ダービー卿CT 1着ほか)
15年 6番人気2着マジェスティハーツ(鳴尾記念 2着)
15年 9番人気3着ヤングマンパワー(アーリントンC 1着)
10年 2番人気2着セイクリッドバレー(新潟大賞典 2着)
09年 1番人気2着ヒカルオオゾラ(エプソムC 2着)
08年 1番人気1着マルカシェンク(小倉大賞典 2着)
【該当馬】
ウインガニオン、ウキヨノカゼ、クラリティスカイ、マルターズアポジー
③過去に芝1600mの重賞で連対
16年 3番人気1着ヤングマンパワー(15年アーリントンC 1着)
13年 4番人気1着レッドスパーダ(10年東京新聞杯 1着ほか)
13年 3番人気3着レオアクティブ(12年京成杯AH 1着)
10年 6番人気1着レッツゴーキリシマ(08年京成杯AH 2着ほか)
10年 10番人気3着リザーブカード(08年関屋記念 2着ほか)
09年 13番人気3着マイネルスケルツィ(京都金杯 1着)
【該当馬】
ウインガニオン、ウキヨノカゼ、クラリティスカイ、ダノンプラチナ、ダノンリバティ、ヤングマンパワー、ロードクエスト
④同年にOPクラスの芝1400~2000mで3着以内
16年 7番人気2着ダノンリバティ(六甲S 1着)
14年 6番人気3着サトノギャラント(谷川岳S 2着)
12年 5番人気2着エーシンリターンズ(メイS 1着)
12年 8番人気3着スピリタス(NST賞 2着)
08年 5番人気2着リザーブカード(東風S 2着)
08年 8番人気3着タマモサポート(東京新聞杯 3着)
【該当馬】
ウインガニオン、ウキヨノカゼ、オールザゴー、クラリティスカイ、ダノンリバティ、ブラックムーン、マイネルハニー、マルターズアポジー、メートルダール、ヤングマンパワー
⑤同年に1000万クラス以上の芝1600mで1着
11年 2番人気2着エアラフォン(ストークS 1着)
07年 12番人気3着マイケルバローズ(湘南S 1着)
【該当馬】
ウインガニオン、ブラックムーン、メートルダール
⑥前走500万クラス以上の芝1400m以上で1着
11年 4番人気1着レインボーペガサス(飛鳥S 1着)
11年 3番人気3着サトノフローラ(カルミア賞 1着)
【該当馬】
ウインガニオン、メートルダール
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本日の3着内好走しそうなデータをクリアした馬は12頭(全17頭)です。この12頭の中で新潟実績のある馬はヤングマンパワー、ウインガニオン、ダノンリバティ、ロードクエスト、ブラックムーンの6頭です。とりえず本日時点での本命候補はウインガニオンとしておきます。