第29回シルクロードステークス(GⅢ)攻略データ(1)

攻略データ

シルクロードステークス(GⅢ)は京都競馬場・芝・右1200mで行われます。このコースは向正面直線半ば付近からスタートします。3コーナーにかけていきなり上り坂になっており、中山芝1200mとはちょうど対照的になっています。3~4コーナーのカーブは内回りコースを使用します。3コーナー入り口付近にある坂の頂上からは下り坂で、一気に駆け下りることになります。最後の直線は平坦で、Aコース時は328.4m、B、C、Dコースは323.4mあります。最後の直線距離は中央場所の中で中山に次いで短いです。

直線も短いため逃げ・先行馬が有利となっています。また、内回りで3~4コーナーの角度が急なため、頭数にかかわらず内枠有利といわれおり、インコースに入った先行馬から入るのがセオリーです。それでは過去10年で3着以内に好走した全30頭が該当するデータを元に好走しそうな馬を探していきます。

①前年秋以降にOPクラスの京都芝1200mで1着、かつ過去にOPクラスの芝1400~1600mで連対
20年 3番人気1着アウィルアウェイ(オパールS 1着/京王杯2歳S 2着)
19年 1番人気1着ダノンスマッシュ(京阪杯 1着/キーンランドC 2着)

【該当馬】
該当馬なし

②前年秋以降にOPクラスの京都芝1200mで0.5秒差以内、かつ過去にOPクラスの京都芝1200~1400mで連対
22年 7番人気2着シャインガーネット(セントウルS 6着 ※0.5秒差/20年ファルコンS 1着)
19年 12番人気3着ディーハーフ(淀短距離 3着 ※0.1秒差/18年鞍馬S 1着ほか)
18年 5番人気2着セイウンコウセイ(京阪杯 7着 ※0.2秒差/17年シルクロードS 2着)
17年 7番人気3着セカンドテーブル(淀短距離 2着 ※0.2秒差/16年オパールS 2着)
15年 2番人気1着アンバルブライベン(京阪杯 1着/淀短距離 2着)
15年 3番人気2着サドンストーム(京阪杯 2着 ※0.2秒差/12年京洛S 1着)

【該当馬】
トゥラヴェスーラルガル

③前年秋以降にOPクラスの京都・中京・中山芝1200mで3着以内
23年 10番人気2着ファストフォース(セントウウルS 2着)
17年 4番人気2着セイウンコウセイ(淀短距離S 1着)
16年 5番人気5着ローレルベローチェ(淀短距離S 1着)
16年 11番人気3着ワキノブレイブ(ラピスラズリS 2着)
14年 2番人気1着ストレイトガール(尾張S 1着)
14年 1番人気2着レディオブオペラ(淀短距離S 1着)

【該当馬】
オタルエバーディヴィナシオンメイショウソラフネルガル

④近3走以内に2勝クラス以上の芝1200mで1着
23年 2番人気1着ナムラクレア(函館SS 1着)
23年 1番人気3着マッドクール(知立S 1着ほか)
22年 3番人気3着ナランフレグ(タンザナイトS 1着)
21年 3番人気2着ライトオンキュー(UHB賞 1着)
20年 6番人気2着エイティーンガール(ファイナルS 1着)
20年 8番人気3着ナランフレグ(浜松S 1着)
19年 11番人気2着エスティタート(桂川S 1着)
18年 4番人気1着ファインニードル(セントウルS 1着)
14年 13番人気3着リトルゲルダ(道頓堀S 1着)

【該当馬】
オタルエバーカルネアサーダショウナンハクラクテイエムスパーダバースクライ

⑤過去1年以内に芝1000~1200mの重賞で連対
16年 2番人気1着ダンスディレクター(CBC賞 2着)
15年 12番人気3着セイコーライコウ(アイビスSD 1着)

【該当馬】
アグリディヴィナシオンテイエムスパーダルガル

⑥前年秋以降に芝1600m以下のG2以上で5着以内
22年 2番人気1着メイケイエール(スプリンターズS 4着)
21年 4番人気1着シヴァージ(スワンS 5着)
21年 2番人気3着ラウダシオン(富士S 2着)
17年 3番人気1着ダンスディレクター(阪神C 4着ほか)

【該当馬】
アグリテイエムスパーダルガル

⑦過去に京都(中京)芝1200mの重賞で3着以内
18年 15番人気3着フミノムーン(16年京阪杯 3着)

【該当馬】
トゥラヴェスーラルガル

本日の3着内に好走しそうなデータをクリアした馬は10頭(全20頭)です。半数の馬がクリアしましたが、この中でもトゥラヴェスーラ、ルガル、オタルエバー、ディヴィナシオン、テイエムスパーダ、アグリあたりに注目していきたいと思います。とりあえず現時点での本命候補はルガルとしておきます。

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