第55回函館2歳ステークス(GⅢ)攻略データ(1)

攻略データ

函館2歳ステークス(GⅢ)は向正面直線2コーナー奥にあるポケットからスタートします。最初の3コーナーまでの距離は約490mあり、緩やかな上り坂になっています。3~4コーナーはスパイラルカーブで途中に坂の頂上があり、最後の直線半ばにかけて緩やかな下り坂となります。その後、ゴールまでは平坦になっています。函館競馬場は一般的に平坦コースと思われがちですが、このように実は起伏があります。芝コース全体の高低差は3.5mで、仮柵によるコース設定はA、B、Cの3パターンで、最後の直線距離はAコース、Bコースが262.1m、Cコースが264.5mとなっています。

必然的に内枠が有利ですが、各ジョッキーはインへの意識が強くなるため、内枠の差し馬が馬群に包まれたままレースが終わってしまう場面も多く見られます。「重い洋芝」というイメージが強かったですが、2017年の函館スプリントSで1分6秒8のレコードが出るなど、開幕序盤は高速決着になるレースが増えています。それでは過去10年で3着以内に好走した全30頭中29頭が該当するデータを元に好走しそうな馬を探していきます。

①前走函館芝1000m以上で圧勝(0.5秒差以上)
20年 3番人気3着ラヴケリー(新馬 1着 ※0.5秒差)
17年 1番人気1着カシアス(未勝利 1着 ※0.6秒差)
15年 3番人気1着メジャータイフーン(新馬 1着 ※0.7秒差)
14年 4番人気1着アクティブミノル(新馬 1着 ※0.8秒差)
13年 1番人気1着クリスマス(新馬 1着 ※1.1秒差)
13年 9番人気2着プラチナティアラ(未勝利 1着 ※0.8秒差)

【該当馬】
ナナオ

②前走芝・ダ1000m以上で圧勝(0.5秒差以上)
22年 8番人気3着オマツリオトコ(新馬ダ 1着 ※0.9秒差)
20年 4番人気2着ルーチェドーロ(新馬ダ 1着 ※0.9秒差)

【該当馬】
ナスティウェザーナナオ

③前走函館芝1000m以上で1着(0.2~0.4秒差)
22年 4番人気1着ブトンドール(新馬 1着 ※0.2秒差)
20年 10番人気1着リンゴアメ(新馬 1着 ※0.3秒差)
18年 2番人気1着アスターペガサス(新馬 1着 ※0.4秒差)
18年 7番人気2着ラブミーファイン(新馬 1着 ※0.2秒差)
18年 3番人気3着カルリーノ(未勝利 1着 ※0.2秒差)
16年 1番人気2着モンドキャノン(新馬 1着 ※0.2秒差)
15年 10番人気1着ヒルダ(新馬 1着 ※0.2秒差)
14年 11番人気2着タケデンタイガー(未勝利 1着 ※0.4秒差)
14年 2番人気3着トウショウピスト(新馬 1着 ※0.4秒差)

【該当馬】
スカイキャンバスレガテアドール

④前走芝・ダ1000m以上で1着
22年 3番人気2着クリダーム(新馬 1着 ※0.1秒)
21年 3番人気1着ナムラリコリス(未勝利 1着 ※0.2秒差)
21年 2番人気2着カイカノキセキ(新馬 1着 ※0.3秒差)
19年 4番人気1着ビアンフェ(未勝利 1着 ※0.0秒差)
19年 2番人気2着タイセイビジョン(新馬 1着 ※0.4秒差)
19年 11番人気3着プリンスリターン(新馬 1着 ※ ※0.0秒差)
17年 12番人気2着ウインジェルベーラ(新馬 1着 ※0.1秒差)
17年 4番人気3着アリア(新馬 1着 ※0.0秒差)
16年 2番人気1着レヴァンテライオン(新馬 1着 ※0.0秒差)
16年 13番人気3着タイムトリップ(新馬 1着 ※0.2秒差)
15年 1番人気1着ブランボヌール(新馬 1着 ※0.0秒差)
13年 8番人気3着トーセンシルエット(新馬 1着 ※0.0秒差)

【該当馬】
スカイキャンバスロータスワンドチークタイムタヤスロンドンナスティウェザーバスターコールクールベイビーナナオアガシコルルディレガテアドールベルパッションルージュレベッカゼルトザーム

本日の3着内に好走しそうなデータをクリアした馬は14頭(全15頭)です。ほぼ全頭クリアしましたが、この中でもナナオ、ナスティウェザー、スカイキャンバス、レガテアドールあたりに注目していきたいと思います。とりあえず現時点での本命候補は【馬の名前は人気ブログランキングで確認】にしておきます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました