第83回菊花賞(GⅠ)攻略データ(1)

攻略データ

今年の菊花賞(GⅠ)も阪神競馬場・芝・右3000mで行われます。このコースは向正面の直線左の2コーナーの出口付近からスタートします。内回りコースのみを使用し、コーナーを6回通過して約1周半回ります。スタートしてから最初の3コーナーまでの間に先行争いが激しくなる場合もありますが、その後は完全にペースダウンします。2周目の3コーナー過ぎまで淡々と流れ、そこから一気に加速してゴールまで激しい追い比べとなります。最後の直線距離はAコース時が356.5m、Bコース時が359.1mとなります。残り200m付近でゴール前の急坂が待ち受けており、約120mの間に1.8mの勾配を一気に駆け上がります。それでは過去10年で3着以内に好走した全30頭が該当するデータを元に好走しそうな馬を探していきます。

①日本ダービーで4着以内、かつ皐月賞で1着
20年 1番人気1着コントレイル(日本ダービー 1着/皐月賞 1着)

【該当馬】
該当馬

②過去に芝2000m以上の重賞で1着、かつ皐月賞かダービーで3着以内
21年 4番人気1着タイトルホルダー(弥生賞 1着/皐月賞 2着)
16年 1番人気1着サトノダイヤモンド(神戸新聞杯 1着/日本ダービー 2着ほか)
15年 5番人気1着キタサンブラック(セントライト記念 1着/皐月賞 3着)
13年 1番人気1着エピファネイア(神戸新聞杯 1着/日本ダービー 2着ほか)
12年 1番人気1着ゴールドシップ(神戸新聞杯 1着/皐月賞 1着)

【該当馬】
アスクビクターモア

③同年に古馬混合2勝クラス以上の芝2000m以上で3着以内
21年 6番人気3着ディヴァインラヴ(木曽川特別 1着)
20年 4番人気2着アリストテレス(小牧特別 1着)
18年 10番人気3着ユーキャンスマイル(阿賀野川特別 1着)
17年 1番人気1着キセキ(信濃川特別 1着)
17年 13番人気3着ポポカテペトル(阿賀野川特別 1着)
16年 9番人気2着レインボーライン(札幌記念 3着)
14年 7番人気3着ゴールドアクター(支笏湖特別 1着)
13年 3番人気3着バンデ(兵庫特別 1着)
12年 7番人気3着ユウキソルジャー(北海道HC 1着)

【該当馬】
シェルビーズアイセレシオンディナースタドゥラドーレスボルドグフーシュ

④同年にOPクラスの芝2200m以上で3着内(OP特別なら1着)
21年 3番人気2着オーソクレース(セントライト記念 3着)
20年 5番人気3着サトノフラッグ(セントライト記念 2着)
19年 8番人気2着サトノルークス(セントライト記念 2着)
19年 1番人気3着ヴェロックス(神戸新聞杯 2着)
18年 2番人気2着エタリオウ(神戸新聞杯 2着ほか)
17年 10番人気2着クリンチャー(すみれS 1着)
15年 2番人気2着リアルスティール(神戸新聞杯 2着)
15年 1番人気3着リアファル(神戸新聞杯 1着)
14年 4番人気2着サウンズオブアース(神戸新聞杯 2着ほか)
12年 5番人気2着スカイディグニティ(セントライト記念 2着)

【該当馬】
アスクビクターモアアスクワイルドモアヴェローナシチーガイアフォースジャスティンパレスプラダリアポッドボレットボルドグフーシュヤマニンゼスト

⑤神戸新聞杯で5着以内
19年 3番人気1着ワールドプレミア(神戸新聞杯 3着)
16年 6番人気3着エアスピネル(神戸新聞杯 5着)
14年 3番人気1着トーホウジャッカル(神戸新聞杯 3着)
13年 5番人気2着サトノノブレス(神戸新聞杯 3着)

【該当馬】
ヴェローナシチージャスティンパレスボルドグフーシュヤマニンゼスト

⑥前走芝1800m以上の重賞で連対
18年 7番人気1着フィエールマン(ラジオNIKKEI賞 2着)

【該当馬】
アスクビクターモアガイアフォースジャスティンパレスヤマニンゼスト

本日の3着内に好走しそうなデータをクリアした馬は13頭(23頭)です。約半数の馬がクリアしましたが、この中でもアスクビクターモア、ボルドグフーシュ、ジャスティンパレス、ヤマニンゼストあたりに注目していきたいと思います。とりあえず現時点での本命候補はアスクビクターモアとしておきます。

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