第57回京都大賞典(GⅡ)攻略データ(1)

攻略データ

今年も京都大賞典(GⅡ)は阪神競馬場・芝・右・外2400mで行われます。このコースのスタート地点は芝2000mと同じ、正面スタンド前直線右寄りのところです。そこから外回りコースを使用して、グルリと一周強回ります。最後の直線距離はAコース時が473.6m、Bコース時が476.3mです。直線半ばまで下りが続き、残り200m付近でゴール前の急坂が待っています。約120mの間に1.8mの勾配を一気に駆け上がります。AコースとBコースでは直線部分で3m、曲線部分で4m幅員が違います。主にAコースは開催前半、Bコースは開催後半に使用されています。基本はスローの瞬発力勝負で、とにかく速い上りが求められます。決め手があれば4コーナーのポジションはさほど問われず、流れさえ向けばマクリも決まります。それでは過去10年で3着以内に好走した全30頭中27頭が該当するデータを元に好走しそうな馬を探していきます。

①同年の宝塚記念で5着以内
21年 1番人気4着キセキ(宝塚記念 5着)
20年 1番人気2着キセキ(宝塚記念 2着)
16年 1番人気1着キタサンブラック(宝塚記念 3着)
16年 2番人気3着ラブリーデイ(宝塚記念 4着)
15年 1番人気1着ラブリーデイ(宝塚記念 1着)
13年 2番人気3着トーセンラー(宝塚記念 5着)

【該当馬】
マイネルファンロン

②過去1年以内に京都芝2000m以上の重賞で1着 ※今年は阪神開催の為阪神芝2000m以上とする。
19年 6番人気2着ダンビュライト(京都記念 1着)

【該当馬】
アフリカンゴールドウインマイティー

③同年の天皇賞(春)で5着以内
21年 1番人気2着アリストテレス(天皇賞春 4着)
17年 1番人気3着シュヴァルグラン(天皇賞春 2着)
15年 5番人気3着カレンミロティック(天皇賞春 3着)
12年 2番人気3着ギュスターヴクライ(天皇賞春 5着)

【該当馬】
アイアンバローズ

④同年に芝2000m以上の重賞で連対、かつ過去に準OP以上の京都芝2200m以上で1着 ※今年は阪神開催の為阪神芝2200m以上とする。
14年 1番人気3着トーセンラー(京都記念 2着/13年京都記念 1着)

【該当馬】
該当馬なし

⑤同年6月以降にOPクラスの芝2000m以上で1着
14年 6番人気2着タマモベストプレイ(丹頂S 1着)

【該当馬】
ウインマイティー

⑥同年5月以降に芝2000m以上の重賞で5着以内
20年 2番人気3着キングオブコージ(目黒記念 1着)
19年 11番人気1着ドレッドノータス(函館記念 4着)
17年 4番人気1着スマートレイアー(鳴尾記念 2着)
14年 3番人気1着ラストインパクト(新潟記念 3着)
13年 7番人気2着アンコイルド(札幌記念 3着ほか)
12年 5番人気1着メイショウカンパク(新潟大賞典 3着)

【該当馬】
アイアンバローズウインマイティーキングオブドラゴンディアマンミノルヒンドゥタイムズボッケリーニマイネルファンロンレッドガラン

⑦過去に芝3000m以上のG2以上で3着以内
20年 3番人気1着グローリーヴェイズ(19年天皇賞春 2着)
18年 2番人気1着サトノダイヤモンド(17年天皇賞春 3着ほか)
18年 3番人気3着アルバート(17年ステイヤーズS 1着ほか)
17年 6番人気2着トーセンバジル(17年阪神大賞典 3着)
16年 6番人気2着アドマイヤデウス(16年阪神大賞典 3着)
15年 2番人気2着サウンズオブアース(14年菊花賞 2着)
12年 7番人気2着オウケンブルースリ(08年菊花賞 1着)

【該当馬】
アイアンバローズアリストテレスディバインフォース

⑧前走芝2400m以上の準OP以上戦で1着、かつ連勝中
19年 5番人気3着シルヴァンシャー(御堂筋S 1着)※3連勝中

【該当馬】
該当馬なし

本日の3着内に好走しそうなデータをクリアした馬は11頭(全14頭)です。殆どの馬がクリアしましたが、この中でもマイネルファンロン、ウインマイティー、アイアンバローズあたりが面白そうです。とりあえず現時点での本命候補はアイアンバローズとしておきます。

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