第36回産経賞セントウルステークス(GⅡ)攻略データ(1)

攻略データ

今年もセントウルステークス(GⅡ)は中京競馬場・芝・右1200mで行われます。このコースのスタート地点は向正面直線の真ん中付近です。緩やかな上り坂を120m進んだ後、緩やかな下り坂に入ります。3~4コーナーはスパイラルカーブで下り坂です。最後の直線はゴール手前340m地点より240m地点にかけて高低差2.0mの急な上り坂です。勾配は2.0%で、中山競馬場芝コースに次いで傾斜がきつい坂が設けられています。ラスト240mはほぼ平坦で、芝コース全体の高低差は3.5mです。最後の直線距離はAコース時、Bコース時ともに412.5m。長い直線で末脚勝負に目が向きますが、逃げ馬も複勝率52.5%と粘り込んでいます。芝の質からも開催時期によって馬場傾向を見極めることも重要です。それでは過去10年で3着以内に好走した全30頭が該当するデータを元に好走しそうな馬を探していきます。

①同年6月以降に芝1000~1200mの重賞で3着以内
21年 2番人気2着ピクシーナイト(CBC賞 2着)
19年 1番人気1着タワーオブロンドン(キーンランドC 2着ほか)
18年 2番人気2着ラブカンプー(北九州記念 3着ほか)
17年 6番人気2着ラインミーティア(アイビスSD 1着)
16年 3番人気2着ネロ(アイビスSD 2着)
16年 9番人気3着ラヴァーズポイント(CBC賞 2着)
15年 1番人気2着ウリウリ(CBC賞 1着)
14年 4番人気1着リトルゲルダ(北九州記念 1着)
14年 2番人気2着エピセアローム(CBC賞 2着)
13年 2番人気1着ハクサンムーン(アイビスSD 1着ほか)
12年 6番人気1着エピセアローム(北九州記念 3着)
12年 1番人気2着ロードカナロア(函館スプリントS 2着)

【該当馬】
タイセイアベニールボンボヤージ

②同年6月以降にOPクラスの芝1000~1200mで1着
15年 5番人気1着バーバラ(バーデンバーデンC 1着)

【該当馬】
ボンボヤージ

③過去に阪神芝1200m以上の重賞で連対
21年 1番人気1着レシステンシア(21年阪急杯 1着ほか)
21年 4番人気3着クリノガウディー(18年朝日杯FS 2着)
20年 2番人気3着ミスターメロディー(18年阪神カップ 2着)
19年 3番人気3着イベリス(19年アーリントンC 1着)
18年 1番人気1着ファインニードル(17年セントウルS 1着)
14年 1番人気2着ハクサンムーン(13年セントウルS 1着)
13年 1番人気2着ロードカナロア(13年阪急杯 1着)
12年 12番人気3着アンシェルブルー(11年阪神牝馬S 2着)

【該当馬】
メイケイエール

④同年に芝1200mのGⅠで好走
16年 1番人気1着ビッグアーサー(高松宮記念 1着)
13年 3番人気3着ドリームバレンチノ(高松宮記念 2着 ※0.2秒差)

【該当馬】
メイケイエール

⑤同年にOPクラスの芝1200m~1600mで連対
20年 1番人気1着ダノンスマッシュ(京王杯SC 1着)
17年 4番人気3着ダンスディレクター(シルクロードS 1着)
15年 10番人気1着アクティブミノル(ファルコンS 2着)

【該当馬】
コムストックロードサンライズオネストジャングロソングラインダディーズビビッドボンボヤージメイケイエール

⑥前走北九州記念で5着内
18年 7番人気3着グレイトチャーター(北九州記念 4着)
17年 1番人気1着ファインニードル(北九州記念 5着)

【該当馬】
ボンボヤージモントライゼ

⑦過去に芝1400m以下の重賞で1着
19年 7番人気2着ファンタジスト(京王杯2歳S 1着ほか)

【該当馬】
ソングラインファストフォースボンボヤージメイケイエールモントライゼ

⑧同年に芝1200m~1600mの重賞で3着内
20年 12番人気2着メイショウグロッケ(京都牝馬S 3着)

【該当馬】
コムストックロードサンライズオネストジャングロソングラインタイセイアベニールボンボヤージメイケイエール

本日の3着内に好走しそうなデータをクリアした馬は10頭(全15頭)です。2/3の馬がクリアしましたが、この中でもボンボヤージ、メイケイエール、ソングラインあたりに注目していきたいと思います。とりあえず現時点での本命候補はメイケイエールとしておきます。

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