クイーンステークス(GⅢ)は札幌競馬場・芝・右1800mで行われます。このコースはスタンド手前の直線半ばからスタートします。1コーナーまでの直線距離は185mと短いため先行争いはやや激しくなりますが、2コーナーまでには落ち着きます。前半3Fが35秒台に突入することは少なく、比較的ゆったりとしたペースになりやすいです。札幌競馬場全体の傾向として、小回りコース、しかも角度が緩いということもあり、逃げ、先行馬が有利と言われています。
それでは過去10年で3着以内に好走した全30頭中28頭が該当するデータを元に好走しそうな馬を探していきます。
①過去1年以内に芝2000mの重賞で連対 ※ハンデ戦は除く
21年 1番人気1着マジックキャッスル(秋華賞 2着ほか)
19年 1番人気1着ミッキーチャーム(秋華賞 2着)
18年 1番人気1着ディアドラ(秋華賞 1着ほか)
14年 1番人気3着スマートレイアー(秋華賞 2着)
12年 4番人気3着ミッドサマーフェア(フローラS 1着)
【該当馬】
該当馬なし
②過去1年以内に芝1600m以上の重賞で連対した3歳馬
17年 2番人気1着アエロリット(フェアリーS 2着)
12年 1番人気1着アイムユアーズ(阪神JF 2着)
【該当馬】
ウォーターナビレラ
③過去1年以内にOPクラスの阪神芝1400~2000mで連対
20年 4番人気2着ビーチサンバ(ローズS 2着)
20年 1番人気3着スカーレットカラー(阪神牝馬S 2着ほか)
17年 8番人気3着クインズミラーグロ(マーメイドS 2着)
【該当馬】
ウォーターナビレラ、メイショウミモザ
④過去1年以内に芝1800m以上の重賞で3着内
19年 5番人気2着スカーレットカラー(マーメイドS 3着)
18年 4番人気2着フロンティアクイーン(中山牝馬S 2着)
17年 6番人気2着トーセンビクトリー(中山牝馬S 1着)
16年 9番人気1着マコトブリジャール(福島牝馬S 1着)
16年 1番人気2着シャルール(福島牝馬S 2着)
15年 7番人気1着メイショウスザンナ(福島牝馬S 3着)
14年 2番人気1着キャトルフィーユ(福島牝馬S 2着ほか)
13年 1番人気1着アイムユアーズ(12年クイーンS 1着)
13年 3番人気3着オールザットジャズ(福島牝馬S 1着)
【該当馬】
サトノセシル、テルツェット、マジックキャッスル、ルビーカサブランカ
⑤前走3勝クラス以上の芝1600m以上で1着
21年 8番人気3着サトノセシル(洞爺湖特別 1着)
14年 6番人気2着アロマティコ(巴賞 1着)
【該当馬】
ウインエクレール、フィオリキアリ、ホウオウピースフル
⑥過去1年以内に2勝クラス以上の札幌芝1200m以上で1着
19年 9番人気3着カリビアンゴールド(18年日高特別 1着)
16年 11番人気3着ダンツキャンサー(STV賞 1着)
【該当馬】
ファーストフォリオ、ラヴユーライヴ
⑦過去に重賞の芝1600m以上で3着内
21年 3番人気1着テルツェット(21年ダービー卿CT 1着)
18年 2番人気3着ソウルスターリング(17年オークス 1着ほか)
15年 1番人気2着レッドリヴェール(13年阪神JF 1着ほか)
15年 4番人気3着イリュミナンス(13年デイリー杯QC 3着)
13年 8番人気2着スピードリッパー(11年フェアリーS 2着)
【該当馬】
ウォーターナビレラ、サトノセシル、スライリー、テルツェット、フェアリーポルカ、ホウオウピースフル、マジックキャッスル、メイショウミモザ、ルビーカサブランカ
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本日の3着内に好走しそうなデータをクリアした馬は13頭(全16頭)です。多くの馬がクリアしましたが、この中でもウォーターナビレラ、メイショウミモザ、サトノセシル、テルツェット、マジックキャッスル、ルビーカサブランカ、ホウオウピースフルあたりに注目していきたいと思います。とりあえず現時点での本命候補はウォーターナビレラとしておきます。
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