京成杯（GⅢ）は中山競馬場・芝・右2000mで行われます。このコースは1800mのスタート地点から200m下がったところからスタートし、1コーナーまでの距離は405mあります。最初のコーナーまでの距離が十分あり、テンの2F目に激しい先行争いが起きる傾向です。ただし、1コーナーを過ぎると落ち着くため、ペースはさほど速くなりません。脚質的には先行馬が強く、更には長くいい脚が求められます。ゴール前の急坂を2度超えるため、タフさも要求されます。また、マクリがハマり易いのも特色であるように、騎手の腕一つで結果を左右することも少なくはないです。それでは過去10年で3着以内に好走した全30頭が該当するデータを元に好走しそうな馬を探していきます。
①過去にOPクラスの芝1800m以上で連対
17年 3番人気3着マイネルスフェーン（ホープフルS 2着）
16年 5番人気1着プロフェット（札幌2歳S 2着）
14年 5番人気1着プレイアンドリアル（東スポ杯2歳S 2着）
12年 1番人気3着アドマイヤブルー（ホープフルS 1着）
11年 7番人気3着プレイ（京都2歳S 2着）
【該当馬】
該当馬なし
②過去にOPクラスの芝1600m以上で5着以内
16年 7番人気2着ケルフロイデ（ラジオNIKKEI杯京都2歳S 5着）
15年 1番人気2着ブラックバゴ（ホープフルS 3着）
13年 5番人気2着アクションスター（ラジオNIKKEI杯2歳S 4着）
12年 2番人気1着ベストディール（札幌2歳S 4着）
12年 5番人気2着マイネルロブスト（朝日杯FS 2着）
11年 2番人気1着フェイトフルウォー（ホープフルS 3着ほか）
【該当馬】
ヴェローチェオロ、プラチナトレジャー
③前走500万クラスの芝・ダート1600m以上で1着
18年 1番人気1着ジェネラーレウーノ（葉牡丹賞 1着）
16年 2番人気3着メートルダール（葉牡丹賞 1着）
15年 3番人気1着ベルーフ（エリカ賞 1着）
14年 1番人気2着キングズオブザサン（葉牡丹賞 1着）
【該当馬】
該当馬なし
④過去に芝2000mで1着
20年 1番人気2着スカイグルーヴ（新馬 1着 ※東京芝2000m）
19年 2番人気2着ランフォザローゼス（新馬 1着 ※東京芝2000m）
19年 7番人気3着ヒンドゥタイムズ（新馬 1着 ※阪神芝2000m）
18年 2番人気2着コズミックフォース（未勝利 1着 ※東京芝2000m）
17年 1番人気1着コマノインパルス（新馬 1着 ※東京芝2000m）
14年 4番人気3着アデイインザライフ（新馬 1着 ※中山芝2000m）
13年 7番人気1着フェイムゲーム（未勝利 1着 ※中山芝2000m）
11年 8番人気2着デボネア（未勝利 1着 ※小倉芝2000m）
【該当馬】
グラティアス、タイソウ、タイムトゥヘヴン、ディクテイター、テンバガー、ラカン
⑤前走1勝クラス以上芝2000mで3着内
20年 6番人気ディアスティマ（エリカ賞 3着）
15年 6番人気クルーガー（エリカ賞 2着）
【該当馬】
該当馬なし
⑥前走芝新馬・未勝利の芝1800mで1着
20年 7番人気1着クリスタルブラック（新馬 1着 ※中山芝1800m）
19年 4番人気1着ラストドラフト（新馬 1着 ※東京芝1800m）
18年 6番人気3着イェッツト（新馬 1着 ※中山芝1800m）
17年 7番人気2着ガンサリュート（未勝利 1着 京都芝 1800m）
13年 9番人気3着ケイアイチョウサン（未勝利 1着 ※東京芝1800m）
【該当馬】
アクセル、ヴァイスメテオール、スウィートブルーム
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本日の3着内に好走しそうなデータをクリアした馬は11頭（全17頭）です。半数以上の馬が該当しましたが、とりあえず現時点での本命候補はグラティアスとしておきます。ハーツクライ産駒ですし、鞍上もたぶんC.ルメール騎手だと思いますので（笑）。
