第58回札幌記念(GⅡ)攻略データ(1)

攻略データ

札幌記念(GⅡ)は札幌競馬場・芝・右2000mで行われます。このコースのスタート地点は正面スタンド前直線の4コーナー奥ポケットとなります。スタンド前の直線を大きく横切り一周します。最初のコーナーまでの距離は約380mあり、札幌競馬場の芝コースは高低差が0.7mと小さく、全周にわたりほぼ平坦です。また、コース全体が丸みを帯びており、コーナーが大回りで直線部分が短いという特徴があります。よって、1~2コーナー、3~4コーナーはかなり緩やかなカーブとなり、最後の直線距離はAコース時が266.1m、Bコース時が267.6m、Cコース時が269.1mとなります。芝は洋芝。競馬場全体をフルに使う癖がないコースです。

4コーナー奥のポケットからスタートして1コーナーまでの距離は約380mあります。1800mより1コーナーまでの距離が長い分、ペースは落ち着きやすいです。基本的には他の距離同様に逃げ、先行馬が有利ですが、道中のペースが緩みすぎると一気にポジションを上げるマクリが決まることもあります。それでは過去10年で3着以内に好走した全30頭中29頭が該当するデータを元に好走しそうな馬を探していきます。

①過去1年以内に芝1600m以上の別定G2以上で連対
21年 2番人気1着ソダシ(桜花賞 1着ほか)
21年 1番人気2着ラヴズオンリーユー(QE2世C1着ほか)
21年 8番人気3着ペルシアンナイト(20年札幌記念 2着)
20年 1番人気3着ラッキーライラック(大阪杯 1着ほか)
19年 3番人気1着ブラストワンピース(有馬記念 1着)
19年 4番人気2着サングレイザー(天皇賞秋 2着ほか)
19年 1番人気3着フィエールマン(天皇賞春 1着ほか)
18年 2番人気1着サングレーザー(読売マイラーズC 1着)
18年 4番人気3着モズカッチャン(エリザベス女王杯 1着)
17年 6番人気1着サクラアンプルール(中山記念 2着)
17年 1番人気3着ヤマカツエース(金鯱賞 1着)
16年 1番人気2着モーリス(安田記念 2着ほか)
14年 2番人気1着ハープスター(オークス 2着ほか)
14年 1番人気2着ゴールドシップ(宝塚記念 1着ほか)
14年 7番人気3着ホエールキャプチャ(府中牝馬S 1着)
12年 1番人気2着ダークシャドウ(京都記念 2着)

【該当馬】
ウインマリリングローリーヴェイズジャックドールソダシパンサラッサマカヒキ

②前走芝1800m以上の重賞で3着以内
15年 5番人気1着ディサイファ(エプソムC 3着)
15年 8番人気2着ヒットザターゲット(目黒記念 1着)
15年 4番人気3着ダービーフィズ(函館記念 1着)
13年 2番人気1着トウケイヘイロー(函館記念 1着)
13年 8番人気2着アスカクリチャン(函館記念 3着)

【該当馬】
アンティシペイトハヤヤッコレッドガラン

③過去に芝1800m以上のG2以上で3着以内
20年 2番人気1着ノームコア(18年フローラS 3着)
20年 6番人気2着ペルシアンナイト(18年大阪杯 2着ほか)
18年 1番人気2着マカヒキ(17年京都記念 3着ほか)
12年 4番人気1着フミノイマージン(11年府中牝馬S 3着)
12年 2番人気3着ヒルノダムール(11年天皇賞(春) 1着ほか)

【該当馬】
アイスバブルウインマリリングローリーヴェイズケイデンスコールサトノクロニクルジャックドールソダシパンサラッサマカヒキユニコーンライオンユーバーレーベン

④同年にOPクラス以上の芝1800m~2000mで1着
13年 14番人気3着アンコイルド(白富士S 1着)

【該当馬】
アンティシペイトジャックドールハヤヤッコパンサラッサレッドガラン

⑤同年に1600m以上の芝重賞戦で3着内
16年 5番人気1着ネオリアリズム(小倉大賞典 3着)
16年 4番人気3着レインボーライン(NHKマイルC 3着)

【該当馬】
アンティシペイトジャックドールソダシハヤヤッコパンサラッサレッドガラン

本日の3着内に好走しそうなデータをクリアした馬は14頭(全17頭)です。殆どの馬がクリアしましたが、この中でもジャックドール、ソダシ、パンサラッサ、アンティシペイト、ハヤヤッコ、レッドガランあたりに注目していきたいと思います。とりあえず現時点での本命候補はジャックドールとしておきます。

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