フローラステークス(GⅡ)の過去5年間の好走した馬から考察していきます。フローラステークス(GⅡ)はオークス出走を目指す馬が集まり、近年の優勝馬からは2016年のチェッキーノ、2017年のモズカッチャン、2020年のウインマリリンが本番で2着に入っているほか、2021年の3着馬のユーバーレーベンが本番で載冠を果たすなど、オークスを占ううえで注目のトライアルレースとなっています。またフローラステークス(GⅡ)は荒れることも多く、過去10年で3連単10万馬券が5回、100番馬券が1回ありました。上位人気馬はそれなりに馬券に絡んではいますが、2桁人気の馬はが多く馬券に絡んでいます。それでは皐月賞(GⅠ)の過去5年間の結果は以下の通りとなります。
年 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 人気 | 騎手 | 父 | 母父 |
2022 | 2 | エリカヴィータ | 牝3 | 5 | 田辺裕信 | キングカメハメハ | フジキセキ |
3 | パーソナルハイ | 牝3 | 4 | 吉田豊 | ディープインパクト | City Zip | |
14 | シンシアウィッシュ | 牝3 | 9 | M.デムー | キズナ | Galileo | |
2021 | 15 | クールキャット | 牝3 | 5 | C.ルメー | スクリーンヒーロー | ダンスインザダーク |
12 | スライリー | 牝3 | 14 | 石川裕紀 | オルフェーヴル | ディープインパクト | |
3 | ユーバーレーベン | 牝3 | 2 | M.デムー | ゴールドシップ | ローズシンメイ | |
2020 | 3 | ウインマリリン | 牝3 | 4 | 横山武史 | スクリーンヒーロー | Fusaichi Pegasus |
7 | ホウオウピースフル | 牝3 | 2 | D.レーン | オルフェーヴル | キングカメハメハ | |
16 | フアナ | 牝3 | 5 | L.ヒュー | ルーラーシップ | ディープインパクト | |
2019 | 4 | ウィクトーリア | 牝3 | 3 | 戸崎圭太 | ヴィクトワールピサ | ウォーエンブレム |
2 | シャドウディーヴァ | 牝3 | 2 | 岩田康誠 | ハーツクライ | Dansili | |
9 | ジョディー | 牝3 | 9 | 武藤雅 | ダイワメジャー | Monsun | |
2018 | 4 | サトノワルキューレ | 牝3 | 1 | M.デムー | ディープインパクト | Roi Normand |
15 | パイオニアバイオ | 牝3 | 13 | 柴田善臣 | ルーラーシップ | ゼンノロブロイ | |
16 | ノームコア | 牝3 | 5 | 戸崎圭太 | ハービンジャー | クロフネ |
【枠番・馬番】
過去5年では2枠が6頭も馬券に絡んでおり、さらに2番が2回、3番が3回、4番が2回と内枠には注意が必要です。逆に外の8枠も5頭が馬券に絡んでいますので内外中心で馬券を組み立てるのも面白そうです。
【性齢】
3歳牝馬限定戦の為、性齢での比較は出来ません。
【人気】
過去5年で5番人気内が11頭馬券に絡んでいますので、上位人気馬の信頼度はそれなりではありますが、9番人気が2回、13番人気、14番人気がそれぞれ1回づつ馬券に絡んでいます。穴馬には注意が必要です。
【騎手】
過去5年でM.デムーロ騎手が3回、戸崎圭太騎手が2回と活躍しています。また、過去3年の東京芝2000mの勝ち数でみてみるとC.ルメール騎手、横山武史騎手、田辺裕信騎手も上位にいます。
【血統】
基本的にはサンデーサイレンス系の血があった方が良さそうです。過去3年の東京芝2000mの種牡馬別の勝ち数でみても、上位5頭にディープインパクト、ハーツクライ、キズナのサンデーサイレンス系がランクインしています。
ということでフローラステークス(GⅡ)は『2枠、8枠』、『2桁人気』『M.デムーロ騎手、戸崎圭太騎手』、『サンデーサイレンス系』というキーワードを考慮しながら予想を組み立てていこうと思います。とりあえず現時点本命候補は変更せずキミノナハマリアのままにしておきます。
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