京成杯(GⅢ)は中山競馬場・芝・右2000mで行われます。このコースは1800mのスタート地点から200m下がったところからスタートし、1コーナーまでの距離は405mあります。最初のコーナーまでの距離が十分あるので、テンの2F目に激しい先行争いが起きる傾向です。ただし、1コーナーを過ぎると落ち着くため、ペースはさほど速くならないです。脚質的には先行馬が強く、更に後半は長くいい脚が求められます。ゴール前の急坂を2度超えるため、タフさも要求されます。それでは過去10年で3着以内に好走した全30頭中27頭が該当するデータを元に好走しそうな馬を探していきます(競馬最強の法則を参考)。
①過去にOPクラスの芝1800m以上で連対
17年 3番人気3着マイネルスフェーン(ホープフルS 2着)
16年 5番人気1着プロフェット(札幌2歳S 2着)
14年 5番人気1着プレイアンドリアル(東スポ杯2歳S 2着)
12年 1番人気3着アドマイヤブルー(ホープフルS 1着)
11年 7番人気3着プレイ(京都2歳S 2着)
09年 1番人気2着ナカヤマフェスタ(東スポ杯2歳S 1着)
【該当馬】
カテドラル
②過去にOPクラスの芝1600m以上で5着以内
16年 7番人気2着ケルフロイデ(ラジオNIKKEI杯京都2歳S 5着)
15年 1番人気2着ブラックバゴ(ホープフルS 3着)
13年 5番人気2着アクションスター(ラジオNIKKEI杯2歳S 4着)
12年 2番人気1着ベストディール(札幌2歳S 4着)
12年 5番人気2着マイネルロブスト(朝日杯FS 2着)
11年 2番人気1着フェイトフルウォー(ホープフルS 3着ほか)
10年 3番人気2着アドマイヤテンクウ(ラジオNIKKEI杯2歳S 5着)
10年 2番人気3着レッドスパークル(東スポ杯2歳S 3着)
【該当馬】
カイザースクルーン、カテドラル、ダノンラスター
③前走500万クラスの芝・ダート1600m以上で1着
18年 1番人気1着ジェネラーレウーノ(葉牡丹賞 1着)
16年 2番人気3着メートルダール(葉牡丹賞 1着)
15年 3番人気1着ベルーフ(エリカ賞 1着)
14年 1番人気2着キングズオブザサン(葉牡丹賞 1着)
10年 1番人気1着エイシンフラッシュ(エリカ賞 1着)
09年 2番人気1着アーリーロブスト(エリカ賞 1着)
09年 13番人気3着モエレビクトリー(ディクタット賞 1着 ※門別ダ1700m)
【該当馬】
シークレットラン
④過去に芝2000mで1着
18年 2番人気2着コズミックフォース(未勝利 1着 ※東京芝2000m)
17年 1番人気1着コマノインパルス(新馬 1着 ※東京芝2000m)
14年 4番人気3着アデイインザライフ(新馬 1着 ※中山芝2000m)
13年 7番人気1着フェイムゲーム(未勝利 1着 ※中山芝2000m)
11年 8番人気2着デボネア(未勝利 1着 ※小倉芝2000m)
【該当馬】
カテドラル、カフジジュピター、シークレットラン、ダノンラスター、ヒンドゥタイムズ、ランフォザローゼス、リーガルメイン
⑤前走500万クラス以上芝2000mで連対
15年 6番人気クルーガー(エリカ賞 2着)
【該当馬】
シークレットラン、ランフォザローゼス
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本日の3着内に好走しそうなデータをクリアした馬は8頭(全12頭)です。殆どの馬が該当しましたが、カテドラル、ダノンラスター、シークレットラン、ランフォザローゼスあたりに注目をしています。とりあえず現時点での本命候補はシークレットランとしておきます。