京都大賞典(GⅡ)は京都競馬場・芝・右2400mで行われます。このコースは1コーナー奥のポケットからスタートし、1コーナーまでの距離はおよそ600mあり、1コーナーに入るまでにペースは落ち着きます。こうしたコース形態から、スローで流れ上りの勝負になりやすく、ペースによっては強い差し馬でも前の馬に追いつかないこともしばしばあります。逃げ馬がどれくらいいるのかがカギになりますね。それでは過去10年で3着以内に好走した全30頭中28頭が該当するデータを元に好走しそうな馬を探していきます(競馬最強の法則を参考)。
①同年の宝塚記念で5着以内
16年 1番人気1着キタサンブラック(宝塚記念 3着)
16年 2番人気3着ラブリーデイ(宝塚記念 4着)
14年 1番人気1着ラブリーデイ(宝塚記念 1着)
13年 2番人気3着トーセンラー(宝塚記念 5着)
11年 1番人気1着ローズキングダム(宝塚記念 4着)
07年 1番人気2着ポップロック(宝塚記念 3着)
【該当馬】
該当馬なし
②過去1年以内に京都芝2000m以上の重賞で1着
10年 2番人気1着メイショウベルーガ(日経新春杯 1着)
10年 1番人気2着オウケンブルースリ(09年京都大賞典 1着)
09年 3番人気1着オウケンブルースリ(菊花賞 1着)
【該当馬】
ミッキーロケット
③同年の天皇賞(春)で5着以内
15年 5番人気3着カレンミロティック(天皇賞春 3着)
12年 2番人気3着ギュスターヴクライ(天皇賞春 5着)
【該当馬】
シュヴァルグラン
④同年に芝2000m以上の重賞で連対、かつ過去に準OP以上の京都芝2200m以上で1着
14年 1番人気3着トーセンラー(京都記念 2着/13年京都記念 1着)
08年 4番人気1着トーホウアラン(朝日CC 2着/06年京都新聞杯 1着)
08年 6番人気2着アドマイヤモナーク(ダイヤモンドS 1着/08年日経新春杯 1着)
07年 2番人気1着インティライミ(朝日CC 1着/05年京都新聞杯 1着)
【該当馬】
該当馬なし
⑤過去に芝2400m以上のG1で3着以内、かつ同年にOPクラスの芝2400m以上で1着
11年 4番人気2着ビートブラック(10年菊花賞 3着/大阪ハンブルクC 1着)
【該当馬】
フェイムゲーム
⑥同年6月以降にOPクラスの芝2000m以上で1着
14年 6番人気2着タマモベストプレイ(丹頂S 1着)
【該当馬】
マキシマムドパリ
⑦同年5月以降に芝2000m以上の重賞で5着以内
14年 3番人気1着ラストインパクト(新潟記念 3着)
13年 7番人気2着アンコイルド(札幌記念 3着ほか)
12年 5番人気1着メイショウカンパク(新潟大賞典 3着)
10年 4番人気3着プロヴィナージュ(朝日CC 3着)
09年 4番人気2着スマートギア(金鯱賞 5着)
09年 7番人気3着トーセンキャプテン(札幌記念 5着)
【該当馬】
サウンズオブアース、スマートレイアー、ハッピーモーメント、バロンドゥフォール、フェイムゲーム、マキシマムドパリ、レコンダイト
⑧前走準OPクラス以上の芝2200m以上で1着
07年 6番人気3着アルナスライン(すみれS 1着)
【該当馬】
フェイムゲーム
⑨過去に芝3000m以上のG1で3着以内
15年 2番人気2着サウンズオブアース(14年菊花賞 2着)
12年 7番人気2着オウケンブルースリ(08年菊花賞 1着)
11年 3番人気3着オウケンブルースリ(08年菊花賞 1着)
08年 7番人気3着アイポッパー(05年天皇賞春 3着)
【該当馬】
カレンミロティック、サウンズオブアース、シュヴァルグラン、フェイムゲーム
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本日の3着内に好走しそうなデータをクリアした馬は10頭(全15頭)です。今年は寂しいメンバー構成かなと思っていますが、それでも多くの馬が該当しました。とりあえず本日時点での本命候補はシュヴァルグランとしておきます。