アルゼンチン共和国杯(GⅡ)は東京競馬場・芝・左2500mで行われます。このコースは正面スタンド前左の直線坂下からスタートします。芝2400mのスタート地点より100m左側へ移動しただけですが、坂下からのスタートとなります。ゴールまでに2度の坂超えが必要となり、最初の1コーナーまでの距離は約450m(Aコース時)あります。1コーナーから2コーナーにかけてはほぼ平坦で、約450mある長いバックストレッチを通り、3コーナー手前にさしかかるところで緩い上り坂となります。3~4コーナーにかけては下り坂になっています。最後の直線に入ると、途中からなだらかな上り坂(高低差2.1m)で、東京競馬場全体の高低差は2.7mあります。最後の直線距離は525.9mで、新潟の外回りコースに次ぐ長さとなります。
直線の坂を2度上ることもあり、ゴール前は瞬発力に加え、スタミナも必要で、持久力勝負になりやすいです。同じ競馬場の2400mと100m違うだけではありますが、異なる資質が求められることが特徴です。施行されている番組がG2ながらともにハンデ戦です。近年、アルゼンチン共和国杯は比較的平穏決着となっているが、ダービーデーに行われる目黒記念はやや波乱傾向にあります。それでは過去10年で3着以内に好走した全31頭が該当するデータを元に好走しそうな馬を探していきます。
※23年は3着同着
①同年に芝2000~2500mのG2以上で3着以内
24年 1番人気2着クロミナンス(目黒記念 3着)
23年 1番人気1着ゼッフィーロ(オールカマー 3着)
23年 4番人気3着ヒートオンビート(目黒記念 1着)
22年 3番人気3着ヒートオンビート(日経賞 3着)
20年 3番人気1着オーソリティ(青葉賞 1着)
20年 6番人気2着ラストドラフト(AJCC 3着)
18年 3番人気1着パフォーマプロミス(日経新春杯 1着)
17年 1番人気1着スワーヴリチャード(日本ダービー 2着)
16年 2番人気1着シュヴァルグラン(日経新春杯 2着)
15年 3番人気3着レーヴミストラル(青葉賞 1着)
【該当馬】
ホーエリート
②前走3勝クラス以上の東京芝1800m以上で連対
24年 6番人気3着タイセイフェリーク(昇仙峡S 2着)
23年 2番人気3着チャックネイト(六社S 1着)
22年 6番人気1着ブレークアップ(六社S 1着)
19年 1番人気3着アフリカンゴールド(六社S 1着)
18年 1番人気2着ムイトオブリガード(六社S 1着)
15年 1番人気1着ゴールドアクター(オクトーバーS 1着)
【該当馬】
ニシノレヴナント
③過去に東京芝2400m以上の重賞で連対
23年 5番人気2着マイネルウィルトス(22年目黒記念 2着ほか)
21年 1番人気1着オーソリティ(20年アルゼンチン共和杯 1着ほか)
19年 2番人気1着ムイトオブリガード(18年アルゼンチン共和杯 2着)
【該当馬】
シュトルーヴェ、ホーエリート、プラダリア
④前走2勝クラス以上の芝1800m以上で3着内
24年 10番人気1着ハヤヤッコ(タイランドC 3着)
22年 5番人気2着ハーツイストワール(札幌日経OP 1着)
21年 3番人気3着フライライクバード(ムーンライトHC 1着)
19年 5番人気2着タイセイトレイル(丹頂S 3着)
18年 11番人気3着マコトガラハット(六社S 3着)
17年 7番人気2着ソールインパクト(六社S 3着)
17年 3番人気3着セダブリランテス(ラジオNIKKEI賞 1着)
16年 3番人気3着ヴォルシェーブ(日本海S 1着)
【該当馬】
ボーンディスウェイ、ミステリーウェイ、ニシノレヴナント、スティンガーグラス
⑤同年に2勝クラス以上の芝2500m以上で3着以内
20年 9番人気3着サンアップルトン(サンシャインS 1着)
【該当馬】
マイネルカンパーナ、ホーエリート、ミステリーウェイ、ニシノレヴナント、スティンガーグラス
⑥過去に芝3000m以上の重賞で3着以内
16年 4番人気2着アルバート(15年ステイヤーズS 1着)
15年 4番人気2着メイショウカドマツ(13年ダイヤモンドS 3着)
【該当馬】
ボルドグフーシュ
⑦同年にOPクラス以上の芝2000m以上で1着
21年 4番人気2着マイネルウィルトス(福島民報杯 1着)
【該当馬】
ミステリーウェイ、ニシノレヴナント、スティンガーグラス
本日の3着内に好走しそうなデータをクリアした馬は9頭(全18頭)です。半数の馬はクリアしましたが、この中でもホーエリート、ニシノレヴナント、ミステリーウェイ、スティンガーグラスあたりに注目していきたいと思います。それでは次にアルゼンチン共和国杯(GⅡ)の実績データをみてみましょう。
【東京競馬場芝実績】※連対率、複勝率で評価 ※1戦馬は除く
ローシャムパーク (2-1-0-1)
シュトルーヴェ (3-1-0-2)
サスツルギ (2-1-0-2)
ワイドエンペラー (2-4-0-6)
ボーンディスウェイ (2-0-2-3)
【左回り実績】※連対率、複勝率で評価 ※1戦馬は除く
ローシャムパーク (2-2-0-1)
スティンガーグラス (1-1-0-1)
ボルドグフーシュ (1-0-3-0)
シュトルーヴェ (5-3-0-5)
セレシオン (3-2-1-3)
【距離適性(芝2000m実績)】※連対率、複勝率で評価 ※1戦馬は除く
ローシャムパーク (3-3-0-0)
スティンガーグラス (1-1-0-0)
ディマイザキッド (3-2-0-3)
セレシオン (1-2-0-2)
サスツルギ (1-1-0-2)
【距離適性(芝2200m実績)】※連対率、複勝率で評価 ※1戦馬は除く
サスツルギ (2-0-0-0)
ディマイザキッド (1-0-1-0)
セレシオン (2-1-1-1)
シュトルーヴェ (1-2-0-2)
ホーエリート (1-0-0-1)
【距離適性(芝2400m実績)】※連対率、複勝率で評価 ※1戦馬は除く
シュトルーヴェ (2-1-0-1)
マイネルカンパーナ (3-1-0-3)
ワイドエンペラー (2-3-0-4)
プラダリア (3-0-0-3)☆
ボルドグフーシュ (1-0-0-1)☆
【距離適性(芝2500m実績)】※連対率、複勝率で評価 ※1戦馬は除く
シュトルーヴェ (2-0-0-1)☆
ニシノレヴナント (2-0-0-1)☆
スティンガーグラス (2-0-0-1)☆
【騎手×コース連対率】 ※データは過去2年
※対象データが少ない為、参考外
【種牡馬×コース連対率】 ※データは過去2年 ※5戦以上を対象
シュトルーヴェ 37.5%
ショウナンアデイブ 23.1%
プラダリア 23.1%
サスツルギ 22.2%
セレシオン 22.2%
ボーンディスウェイ 22.2%
好走データと実績データからの評価は以下の通りとなります。
【A評価】
シュトルーヴェ
スティンガーグラス
【B評価】
プラダリア
ニシノレヴナント
マイネルカンパーナ
この5頭を中心に最終予想をしていきますが、現時点での本命候補はスティンガーグラスとしておきます。


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