第27回NHKマイルカップ(GⅠ)攻略データ(1)

攻略データ

NHKマイルカップ(GⅠ)は東京競馬場・芝・左1600mで行われます。このコースは向う正面の奥からスタートし、250m地点まで緩やかな下りが続きます。3コーナーまでは約550mほどの直線でポジション争いはさほど激しくならず、枠順に有利不利も少ないです。ただし、3コーナー手前でいったん坂を登りますが、再度下りの状態でコーナーに突入するため、息を抜きたいはずのコーナーで息が抜けません。そのため1400mに比べ上りが掛かる傾向があります。マイル戦ながらスタミナ消耗戦になるコースで、このコースを逃げ切るにはスピードに加え、スタミナ、底力が必要となります。それでは過去10年で3着以内に好走した全30頭中29頭が該当するデータを元に好走しそうな馬を探していきます。

①同年に芝1800m以上の牡馬混合重賞で連対、かつ500万クラス以上の東京芝1400m以上で1着
18年 2番人気2着ギベオン(毎日杯 2着1/フリージア賞 1着)

【該当馬】
該当馬なし

②同年に芝1600mの重賞で連対
20年 1番人気2着レシステンシア(桜花賞 2着)
20年 6番人気3着ギルデッドミラー(アーリントンC 2着)
19年 7番人気3着カテドラル(アーリントンC 2着)
18年 6番人気1着ケイアイノーテック(NZT 2着)
17年 2番人気1着アエロリット(クイーンC 2着ほか)
16年 1番人気1着メジャーエンブレム(クイーンC 1着)
16年 12番人気3着レインボーライン(アーリントンC 1着)
14年 1番人気1着ミッキーアイル(アーリントンC 1着ほか)
12年 1番人気1着カレンブラックヒル(NZT 1着)

【該当馬】
ジャングロソリタリオタイセイディバインダノンスコーピオンマテンロウオリオン

③同年に芝1600m以上の重賞で3着以内
21年 2番人気1着シュネルマイスター(弥生賞 2着)
19年 2番人気1着アドマイヤマーズ(共同通信杯 2着)
18年 9番人気3着レッドヴェイロン(アーリントン 3着)
17年 6番人気3着ボンセルヴィーソ(NZT 3着)
16年 2番人気2着ロードクエスト(スプリングS 3着)
15年 4番人気2着アルビアーノ(フラワーC 1着)
14年 12番人気3着キングズオブザサン(京成杯 2着)
13年 10番人気1着マイネルホウオウ(スプリングS 3着)

【該当馬】
キングエルメスジャングロソリタリオタイセイディバインダノンスコーピオンダンテスヴューマテンロウオリオン

④前走OPクラスの芝1400m以上で連帯
21年 1番人気3着グレナディアガーズ(朝日杯FS 1着)
20年 9番人気1着ラウダシオン(ファルコンS 2着)
14年 17番人気2着タガノブルグ(橘S 1着)
13年 6番人気2着インパルスヒーロー(ファルコンS 1着)

【該当馬】
ジャングロセリフォスソネットフレーズタイセイディバインダノンスコーピオンプルパレイマテンロウオリオン

⑤過去に芝・ダート1600~1800mの牡馬混合重賞で1着
19年 14番人気ケイデンスコール(新潟2歳S 1着)
17年 13番人気リエノテソーロ(全日本2歳優 1着)
15年 2番人気ミュゼスルタン(新潟2歳S 1着)
12年 3番人気2着アルフレード(朝日杯FS 1着)
12年 15番人気3着クラレント(デイリー杯2歳S 1着)

【該当馬】
ジャングロセリフォスダノンスコーピオンマテンロウオリオン

⑥前年の朝日杯FSで4着以内
15年 3番人気1着クラリティスカイ(朝日杯FS 3着)
13年 8番人気3着フラムドグロワール(朝日杯FS 4着)
11年 4番人気3着リアルインパクト(朝日杯FS 2着)

【該当馬】
セリフォスダノンスコーピオン

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本日の3着内に好走しそうなデータをクリアした馬は10頭(全21頭)です。半数の馬がクリアしましたが、この中でもジャングロ、タイセイディバイン、ダノンスコーピオン、マテンロウオリオン、セリフォスあたりに注目していきたいと思います。とりあえず現時点での本命候補はセリフォスとしておきます。

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