日本ダービー(東京優駿)(GⅠ)は東京競馬場・芝・左2400mで行われます。このコースは2003年のリニューアルによってスタート地点が坂の上りから平坦に移動したため、以前よりも多少テンが速くなっています。最初のコーナーまでの距離はおよそ350mあり、ゴール板を一度通過しコースを1周します。基本的にはスローペースからの瞬発力勝負になる事が多いですが、逃げ馬のペースによって勝ち馬の脚質は様々です。ただし、スピード、スタミナがバランス良く求められるため、逃げ切りは難しいと言われています。それでは過去10年で3着以内に好走した全30が該当するデータを元に好走しそうな馬を探していきます(競馬先強の法則を参考)。
①皐月賞1着を含め重賞を連勝中
16年 1番に気3着ディーマジェスティ(皐月賞 1着/共同通信杯 1着)
14年 1番人気2着イスラボニータ(皐月賞 1着/共同通信杯 1着)
11年 1番人気1着オルフェーブル(皐月賞 1着/スプリングS 1着)
10年 1番人気3着ヴィクトワールピサ(皐月賞 1着/弥生賞 1着)
【該当馬】
該当馬なし
②皐月賞3着以内、かつ同年に芝1600m以上の重賞で連対
16年 3番人気1着マカヒキ(皐月賞 2着/弥生賞 1着)
16年 2番人気2着サトノダイヤモンド(皐月賞 3着/きさらぎ賞 1着)
15年 1番人気1着ドゥラメンテ(皐月賞 1着/共同通信杯 2着)
12年 3番人気1着ディープブリランテ(皐月賞 3着/スプリングS 2着)
10年 7番人気1着エイシンフラッシュ(皐月賞 3着/京成杯 1着)
【該当馬】
エポカドーロ、ジェネラーレウーノ
③前走芝1600m以上の重賞を含め連勝中
17年 1番人気3着アドミラブル(青葉賞 1着/アザレア賞 1着)
15年 5番人気2着サトノラーゼン(京都新聞杯 1着/はなみずき賞 1着)
13年 1番人気1着キズナ(東京新聞杯 1着/毎日杯 1着)
12年 7番人気3着トーセンホマレボシ(京都新聞杯 1着/大寒桜賞 1着)
08年 1番人気1着ディープスカイ(NHKマイルC 1着/毎日杯 1着)
【該当馬】
ダノンプレミアム、ブラストワンピース
④前走芝1600m以上のG1で5着以内、かつ過去に芝1600m以上の重賞を2勝以上
10年 5番人気2着ローズキングダム(皐月賞 4着/朝日杯FS 1着ほか)
07年 3番人気1着ウオッカ(桜花賞 2着/チューリップ賞 1着ほか)
【該当馬】
該当馬なし
⑤皐月賞に出走、かつ弥生賞、きさらぎ賞、スプリングSのいずれかで連対
15年 3番人気3着サトノクラウン(皐月賞 6着/弥生賞 1着)
14年 3番人気1着ワンアンドオンリー(皐月賞 4着/弥生賞 2着)
11年 8番人気2着ベルシャザール(皐月賞 11着/スプリングS 2着)
09年 2番人気1着ロジユニヴァース(皐月賞 14着/弥生賞 1着)
09年 5番人気2着リーチザクラウン(皐月賞 13着/きさらぎ賞 1着)
08年 12番人気2着スマイルジャック(皐月賞 9着/きさらぎ賞 2着)
08年 6番人気3着ブラックシェル(皐月賞 6着/弥生賞 2着)
【該当馬】
エポカドーロ、ステルヴィオ、ワグネリアン
⑥過去2走以内にOPクラスの芝2200m以上で連対
13年 8番人気3着アポロソニック(青葉賞 2着)
12年 5番人気2着フェノーメノ(青葉賞 1着)
11年 10番人気2着ウインバリアシオン(青葉賞 1着)
【該当馬】
アドマイヤアルバ、エタリオウ、ゴーフォザサミット、ステイフーリッシュ
⑦過去に芝1800m以上の重賞を含みOPクラスの芝1800m以上で2回以上連対
17年 3番人気2着スワーヴリチャード(東京スポーツ杯2歳S 2着/共同通信杯 1着)
14年 12番人気3着マイネルフロスト(毎日杯 1着/コスモス賞 1着)
13年 3番人気2着エピファネイア(皐月賞 2着/ラジオNIKKEI杯2歳S 1着ほか)
【該当馬】
エポカドーロ、コズミックフォース、サンリヴァル、タイムフライヤー、ワグネリアン
⑧前走(同年4月以降)OPクラスの芝1800m以上で連対、過去に芝1600m以上の重賞で1着
09年 8番人気3着アントニオバローズ(プリンシパルS 2着/シンザン記念 1着)
【該当馬】
該当馬なし
⑨過去2走以内に芝2000m以上の重賞で1着
17年 2番人気1着レイデオロ(ホープフルS 1着)
【該当馬】
エポカドーロ、ゴーフォザサミット、ジェネラーレウーノ、ステイフーリッシュ、ダノンプレミアム
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本日の3着内に好走しそうなデータをクリアした馬は13頭(全21頭)です。多くの馬が該当したとおり、正直混戦状態だと思います。皐月賞上位3頭もエポカドーロ(7人気)、サンリヴァル(9人気)、ジェネラーレウーノ(8人気)と波乱を起こした馬達ですし、皐月賞で1番人気といわれながら出走回避したダノンプレミアム、代わりに皐月賞1番人気となりながら7着に敗れたワグネリアンなどなどそこまで抜けた存在の馬はいません。現時点で本命候補を絞るのは難しいですが、とりあえず【馬の名前は人気ブログランキングで確認】としておきます。