府中牝馬ステークス(GⅢ)は東京競馬場・芝・左1800mで行われます。このコースは1~2コーナーの間にあるポケットからスタートします。正面から見ると斜めに横切り、向正面の直線に合流するという特殊なコースとなっています。スタートから向正面の合流地点までの距離は約150mあり、3コーナー手前にさしかかるところで緩い上り坂となります。3~4コーナーにかけては下り坂になっています。最後の直線に入ると、途中からなだらかな上り坂(高低差2.1m)で、東京競馬場全体の高低差は2.7mあります。最後の直線距離は525.9mで、新潟の外回りコースに次ぐ長さとなります。仮柵によるコース設定はA、B、C、Dの4パターンで、3mごとに幅員が異なります。例年、Dコースは1~2月に使用され、芝内側部分を保護しています。
位置取りは前に越したことはないですが、速い上がりを求められるため、先行力だけでは切れ負けします。位置取り問わず、余力を持って直線で速い脚を使えるかどうかが好走の条件と言えます。紛れが少なく、能力差が反映されるコースで人気馬の信頼度は高いです。24年以前は同時期開催のマーメイドSのデータとなりますので役に立つかは不明ですが、過去10年で3着以内に好走した全30頭中28頭が該当するデータを元に好走しそうな馬を探していきます。
好走データ
➀同年に芝1600m以上の重賞もしくは牡馬混合のOP特別で3着以内
25年 5番人気1着セキトバイースト(都大路S 1着)
25年 2番人気3着ラヴァンダ(阪神牝馬S 3着)
23年 1番人気1着ビッグリボン(福島牝馬S 2着)
22年 4番人気2着マリアエレーナ(愛知杯 2着)
20年 3番人気3着リュヌルージュ(中山牝馬S 2着)
17年 3番人気1着マキシマムドパリ(愛知杯 1着)
17年 2番人気2着クインズミラーグロ(福島牝馬S 3着ほか)
【該当馬】
ヴァルキリーバース、コガネノソラ、パラディレーヌ、ルージュソリテール
➁過去1年以内に3勝クラスの芝1800~2400mで3着以内
25年 3番人気2着カナテープ(初音S 1着)
24年 1番人気2着エーデルブルーメ(ダイワスカーレットC 1着ほか)
21年 5番人気2着クラヴェル(大原S 3着)
20年 7番人気1着サマーセント(下鴨S 3着)
19年 7番人気1着サラス(パールS 3着ほか)
19年 5番人気3着スカーレットカラー(パールS 1着)
18年 10番人気1着アンドリエッテ(パールS 3着)
18年 9番人気2着ワンブレスアウェイ(阿武隈S 1着)
18年 4番人気3着ミエノサクシード(西宮S 2着)
16年 6番人気1着リラヴァティ(パールS 1着ほか)
【該当馬】
エストゥペンダ、テリオスララ、ニシノティアモ、ルージュソリテール
③過去1年以内に芝1800~2000mの重賞で5着以内
23年 3番人気2着ウインマイティー(22年マーメイドS 1着)
23年 10番人気3着ホウオウエミーズ(23年小倉大賞典 5着)
22年 1番人気3着ソフトフルート(22年愛知杯 4着)
21年 6番人気3着シャドウディーヴァ(21年中山牝馬S 5着ほか)
20年 2番人気2着センテリュオ(20年愛知杯 5着ほか)
【該当馬】
エストゥペンダ、コガネノソラ、セキトバイースト、テレサ、ニシノティアモ、パラディレーヌ、ビップデイジー
④同年に2勝クラス以上の芝2000mで1着
24年 4番人気1着アリスヴェリテ(4歳上2勝クラス 1着)
19年 10番人気2着レッドランディーニ(御室特別 1着)
【該当馬】
該当馬なし
⑤過去に1600m以上のG1で3着以内
22年 10番人気1着ウインマイティー(20年優駿牝馬 3着)
16年 5番人気3着ココロノアイ(14年阪神JF 3着)
【該当馬】
テリオスララ、パラディレーヌ、ビップデイジー、ホールネス
⑥前走2勝クラス以上の芝1600m以上で1着
24年 6番人気3着ホールネス(新潟牝馬S 1着)
17年 6番人気3着アースライズ(賢島特別 1着)
【該当馬】
ヴァルキリーバース、エストゥペンダ、コガネノソラ

本日の3着内に好走しそうなデータをクリアした馬は11頭(全16頭)です。多くの馬がクリアしましたが、過去に重賞で好走していた馬達がやや優勢といった感じのメンバー構成です。その中でもコガネノソラ、パラディレーヌ、ヴァルキリーバース、ルージュソリテールあたりに注目していきたいと思います。それでは府中牝馬ステークス(GⅢ)の実績データをみてみましょう。
実績データ
【東京競馬場芝実績】※連対率、複勝率で評価 ※1戦馬は除く
ルージュソリテール (1-1-0-0)
ウイントワイライト (3-0-0-1)
コガネノソラ (2-0-0-1)☆
セントメモリーズ (2-0-0-1)☆
ヴァルキリーバース (1-1-0-1)
【左回り実績】※連対率、複勝率で評価 ※1戦馬は除く
マカナ (3-0-0-0)
ルージュソリテール (2-1-0-0)
ヴァルキリーバース (2-1-0-1)
コガネノソラ (2-1-1-1)
ウイントワイライト (4-0-0-2)☆
ホールネス (4-0-0-2)☆
【距離適性(芝1600m実績)】※連対率、複勝率で評価 ※1戦馬は除く
ルージュソリテール (2-0-1-1)
セキトバイースト (1-2-0-2)
ヴァルキリーバース (1-0-0-1)
ニシノティアモ (1-1-0-2)
エストゥペンダ (1-0-3-1)
【距離適性(芝1800m実績)】※連対率、複勝率で評価 ※1戦馬は除く
コガネノソラ (5-0-1-1)
パラディレーヌ (2-1-2-2)
テリオスララ (3-1-0-2)
ルージュソリテール (1-1-0-1)
エストゥペンダ (2-0-1-1)
【距離適性(芝2000m実績)】※連対率、複勝率で評価 ※1戦馬は除く
ヴァルキリーバース (2-1-0-0)
ニシノティアモ (1-1-0-1)
マカナ (2-3-2-3)
ホールネス (1-0-1-1)
エストゥペンダ (1-0-0-2)
【騎手×コース連対率】 ※データは過去2年 ※10戦以上を対象
ヴァルキリーバース 56.8%
テレサ 43.8%
ニシノティアモ 16.9%
エストゥペンダ 16.1%
ウイントワイライト 15.0%
【種牡馬×コース連対率】※データは過去2年 ※10戦以上を対象
ルージュソリテール 29.0%
ブラウンラチェット 27.4%
ミアネーロ 27.4%
ニシノティアモ 27.4%
パラディレーヌ 27.4%
総合評価
好走データと実績データからの評価は以下の通りとなります。
【A評価】
ルージュソリテール
ヴァルキリーバース
ニシノティアモ
【B評価】
コガネノソラ
パラディレーヌ
エストゥペンダ

1800m戦の重賞勝ち経験のあるミアネーロ、セキトバイースト、コガネノソラらが再度勝つのか、中距離G1で好走歴のあるホールネス、パラディレーヌらが力をみせるのか、牝馬限定ハンデ戦ならではの穴馬の激走があるのか楽しみな一戦です。とりあえず現時点本命は【馬の名前は人気ブログランキングで確認】としてきます。

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