第21回ヴィクトリアマイル(GⅠ)攻略データ

攻略データ

ヴィクトリアマイル(GⅠ)は東京競馬場・芝・左1600mで行われます。このコースのスタート地点は向正面直線の右奥となります。最初の3コーナーまでの直線距離は約542m(Aコース時)あります。3コーナー手前にさしかかるところで緩い上り坂となり、3~4コーナーにかけては下り坂になっています。最後の直線に入ると、途中からなだらかな上り坂となります(高低差2.1m)。東京競馬場全体の高低差は2.7mあり、最後の直線距離は525.9mで、新潟の外回りコースに次ぐ長さです。仮柵によるコース設定はA、B、C、Dの4パターン。3mごとに幅員が異なります。例年、Dコースは1~2月に使用され、芝内側部分を保護しています。

向正面の奥からスタートし、250m地点までは緩やかな下りが続きます。3コーナーまでは約542m(Aコース時)の直線でポジション争いはさほど激しくならず、枠順に有利不利も少ないです。ただし、3コーナー手前でいったん坂を登りますが、再度下りの状態でコーナーに突入するため、息を抜きたいはずのコーナーで息が抜けません。そのため1400mに比べ上がりが掛かる傾向があります。マイル戦ながらスタミナ消耗戦になるコースで、このコースを逃げ切るにはスピードに加え、スタミナ、底力が必要となります。基本は瞬発力を持つ馬が有利なコースです。それでは過去10年で3着以内に好走した全30頭中27頭が該当するデータを元に好走しそうな馬を探していきます。

好走データ

①同年に芝1400m以上の重賞で連対、かつ過去に芝1600mのG1で3着以内
23年 1番人気3着スターズオンアース(大阪杯 2着/22年桜花賞 1着)
22年 3番人気2着ファインルージュ(東京新聞杯 2着/21年桜花賞 3着)
18年 1番人気2着リスグラシュー(東京新聞杯 1着/17年桜花賞 2着ほか)

【該当馬】
エンブロイダリー

②前年に芝1600~2000mのG1で連対
25年 1番人気1着アスコリピチェーノ(NHKマイルカップ 2着ほか)
24年 1番人気3着マスクトディーヴァ(秋華賞 2着)
23年 4番人気1着ソングライン(安田記念 1着)
23年 3番人気2着ソダシ(22年ヴィクトリアマイル 1着)
22年 4番人気1着ソダシ(桜花賞 1着)
21年 1番人気1着グランアレグリア(マイルCS 1着ほか)
21年 5番人気3着マジックキャッスル(秋華賞 2着)
20年 1番人気1着アーモンドアイ(天皇賞秋 1着ほか)
20年 5番人気3着ノームコア(19年ヴィクトリアマイル 1着)
16年 7番人気1着ストレイトガール(15年ヴィクトリアマイル 1着)
16年 1番人気2着ミッキークイーン(秋華賞 1着)

【該当馬】
エリカエクスプレス、エンブロイダリー、クイーンズウォーク

③同年に芝1400~1800mの重賞で1着
25年 7番人気3着シランケド(中山牝馬S 1着)
21年 10番人気2着ランブリングアレー(中山牝馬S 1着)
20年 4番人気2着サウンドキアラ(阪神牝馬S 1着ほか)

【該当馬】
アイサンサン、エンブロイダリー

④前走芝1400m以上の重賞で3着以内、かつ過去にOPクラスの東京芝1400m以上で1着
25年 4番人気2着クイーンズウォーク(金鯱賞 1着/24年クイーンC 1着)
16年 2番人気3着ショウナンパンドラ(大阪杯 3着/15年ジャパンC 1着)

【該当馬】
エンブロイダリー、カムニャック、クイーンズウォーク

⑤過去1年以内に東京芝1400m以上の重賞で1着、もしくはG1(場所不問)で3着以内
19年 11番人気3着クロコスミア(18年エリザベス女王杯 2着)
18年 8番人気1着ジュールポレール(17年ヴィクトリアマイル 3着)

【該当馬】
エリカエクスプレス、エンブロイダリー、カムニャック、クイーンズウォーク、パラディレーヌ、ラヴァンダ

⑥前走芝1600mの重賞で3着内
19年 4番人気2着プリモシーン(ダービーCT 2着)
18年 7番人気3着レッドアヴァンセ(阪神牝馬S 2着)
17年 6番人気1着アドマイヤリード(阪神牝馬S 2着)
17年 7番人気3着ジュールポレール(阪神牝馬S 3着)

【該当馬】
エンブロイダリー、カムニャック

⑦過去に東京芝1600mの重賞で1着
17年 11番人気2着デンコウアンジュ(15年アルテミスS 1着)

【該当馬】
エンブロイダリー、クイーンズウォーク、チェルヴィニア

⑧過去に芝1600mのG1で1着
22年 6番人気3着レシステンシア(19年 阪神JF 1着)

【該当馬】
エンブロイダリー

あっきー
あっきー

本日の3着内に好走しそうなデータをクリアした馬は8頭(全18頭)です。半数以下に絞ることができましたが、この中でもエンブロイダリー、エリカエクスプレス、クイーンズウォーク、カムニャックあたりに注目していきたいと思います。それではヴィクトリアマイル(GⅠ)の実績データをみてみましょう。

実績データ

【東京競馬場芝実績】※連対率、複勝率で評価 ※1戦馬は除く
カナテープ (4-4-2-1)
エンブロイダリー (2-1-0-1)
ラヴァンダ (1-2-1-1)
カムニャック (2-0-0-1)
チェルヴィニア (2-1-0-2)

【左回り実績】※連対率、複勝率で評価 ※1戦馬は除く
カピリナ (2-2-1-0)180
エンブロイダリー (3-1-0-1)
カムニャック (3-0-0-1)
カナテープ (5-4-4-2)
チェルヴィニア (3-1-0-2)

【距離適性(芝1400m実績)】※連対率、複勝率で評価
ラヴァンダ (1-0-2-0)
ワイドラトゥール (3-1-0-3)
アイサンサン (2-0-0-2)
エンブロイダリー (1-0-0-0)

【距離適性(芝1600m実績)】※連対率、複勝率で評価 ※1戦馬は除く
エンブロイダリー (3-1-0-1)
ドロップオブライト (1-1-2-0)
アイサンサン (3-1-1-1)
クイーンズウォーク (1-1-0-1)☆
ココナッツブラウン (1-1-0-1)☆
ニシノティアモ (1-1-0-1)☆

【距離適性(芝1800m実績)】※連対率、複勝率で評価 ※1戦馬は除く
クイーンズウォーク (1-1-0-0)
ココナッツブラウン (3-2-2-1)
ジョスラン (2-0-0-1)
ニシノティアモ (1-1-0-1)
カナテープ (4-2-2-4)

【騎手×コース連対率】 ※データは過去2年 ※10戦以上を対象
エンブロイダリー 54.5%
カムニャック 38.5%
ジョスラン 28.3%
パラディレーヌ 25.9%
チェルヴィニア 25.9%

【種牡馬×コース連対率】※データは過去2年 ※10戦以上を対象
クイーンズウォーク 24.7%
アイサンサン 24.7%
パラディレーヌ 24.7%
カナテープ 22.9%
エリカエクスプレス 20.6%
ジョスラン 20.6%

総合評価

好走データと実績データからの評価は以下の通りとなります。

【A評価】
エンプロイダリー
クイーンズウォーク
アイサンサン

【B評価】
カムニャック
ラヴァンダ
パラディレーヌ

あっきー
あっきー

エンプロイダリー、カムニャックの4歳世代の勝負になるのか、一つ上の5歳世代のクイーンズウォーク、ニシノティアモ、チェルビア、エリカエクスプレスなどが割って入るのか、それとも伏兵が飛び込んでくるのか非常に面白い一戦になりそうです。東京開催も4週目になり馬場も内が痛み始めてくる頃だと思いますので、外伸びにも期待が出来そうです。とりあえず現時点本命はエンプロイダリーとしておきます。

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