優駿牝馬(オークス)(GⅠ)の過去5年間の好走した馬から考察していきます。優駿牝馬(オークス)(GⅠ)は牝馬クラシックレースの第二弾として行われるレースです。イギリスのオークスを範をとり創設されたレースです。牝馬クラシックの中で、1600メートルの「桜花賞」が最もスピードのある繁殖牝馬の検定競争であるなら、2400メートルの「オークス」はスピードだけでなくスタミナも兼ね備えた繁殖牝馬を選定するためのチャンピオンレースであると言われています。
2018年優勝のアーモンドアイはJRA史上最多となるGⅠ9勝の金字塔を打ち立て、2019年のラヴズオンリーユーは日本調教馬として初めてブリーダーズカップを制するなど、優勝馬はその後も目覚ましい活躍を見せています。今年のオークス馬に輝くのはどの馬になるのか楽しみです。それでは優駿牝馬(オークス)(GⅠ)の過去5年間の結果は以下の通りとなります。
年 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 人気 | 騎手 | 父 | 母父 |
2022 | 18 | スターズオンアース | 牝3 | 3 | C.ルメー | ドゥラメンテ | Smart Strike |
2 | スタニングローズ | 牝3 | 10 | D.レーン | キングカメハメハ | クロフネ | |
8 | ナミュール | 牝3 | 4 | 横山武史 | ハービンジャー | ダイワメジャー | |
2021 | 9 | ユーバーレーベン | 牝3 | 3 | M.デムー | ゴールドシップ | ローズシンメイ |
7 | アカイトリノムスメ | 牝3 | 2 | C.ルメー | ディープインパクト | キングカメハメハ | |
8 | ハギノピリナ | 牝3 | 16 | 藤懸貴志 | キズナ | アドマイヤムーン | |
2020 | 4 | デアリングタクト | 牝3 | 1 | 松山弘平 | エピファネイア | キングカメハメハ |
16 | ウインマリリン | 牝3 | 7 | 横山典弘 | スクリーンヒーロー | Fusaichi Pegasus | |
7 | ウインマイティー | 牝3 | 13 | 和田竜二 | ゴールドシップ | カコイーシーズ | |
2019 | 13 | ラヴズオンリーユー | 牝3 | 1 | M.デムー | ディープインパクト | Storm Cat |
10 | カレンブーケドール | 牝3 | 12 | 津村明秀 | ディープインパクト | Scat Daddy | |
2 | クロノジェネシス | 牝3 | 2 | 北村友一 | バゴ | クロフネ | |
2018 | 13 | アーモンドアイ | 牝3 | 1 | C.ルメー | ロードカナロア | サンデーサイレンス |
1 | リリーノーブル | 牝3 | 4 | 川田将雅 | ルーラーシップ | クロフネ | |
2 | ラッキーライラック | 牝3 | 2 | 石橋脩 | オルフェーヴル | Flower Alley |
【枠番・馬番】
過去5年では1枠、4枠が4回づつ馬券に絡んでいますので、どちらかと言えば5枠より内が好走しています。昨年は大外枠のスターズオンアースが勝っているように、外枠が不利というわけでもなさそうです。
【性齢】
3歳牝馬限定戦の為、性齢での評価はありません。
【人気】
過去5年では1番人気が3回、2番人気が3回、3番人気が2回、4番人気が2回と上位人気馬の信頼度は高いですが、毎年と言ってよいほど10番人気以下が馬券に絡んでいますので人気薄にも注意が必要です。
【騎手】
過去5年ではC.ルメール騎手が3回、M.デムーロ騎手が2回と活躍しています。外国人騎手の好走が目立っていますので、今年も狙ってみるのも面白いかもしれませんね。
【血統】
他のクラシック戦とは違い、サンデーサイレンス系が強いのかというとそうでもないです。目立つところですと、ディープインパクト、Kingmanbo、ステイゴールドの血を持つ馬が好走しています。
ということで優駿牝馬(オークス)(GⅠ)は『1枠、4枠』、『軸は上位人気馬』『C.ルメール騎手、M.デムーロ騎手』、『ディープインパクト、Kingmanbo、ステイゴールド』というキーワードを考慮しながら予想を組み立てていこうと思います。とりあえず現時点本命候補は変更せずリバティアイランドのままにしておきます。
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