フィリーズレビュー(GⅡ)の過去5年間の好走した馬から考察していきます。フィリーズレビュー(GⅡ)は他の桜花賞トライアルレースよりも距離が200メートル短く、短距離指向の強いスピードのある馬が集まりやすいです。その結果、レースの流れが速くなることが多いのが特徴です。さらに伏兵の台頭が顕著な桜花賞トライアルでもあり、過去10年でみてみても単勝1番人気の勝利が2015年のクイーンズリングの1勝のみで、8番人気以下の馬が4勝と人気薄の馬には注意が必要です。それではフィリーズレビュー(GⅡ)の過去5年間の結果は以下の通りとなります。
年 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 人気 | 騎手 | 父 | 母父 |
2022 | 4 | サブライムアンセム | 牝3 | 2 | 池添謙一 | ロードカナロア | シンボリクリスエス |
2 | ナムラクレア | 牝3 | 1 | 浜中俊 | ミッキーアイル | Storm Cat | |
6 | アネゴハダ | 牝3 | 4 | 酒井学 | キズナ | ウォーエンブレム | |
2021 | 5 | シゲルピンクルビー | 牝3 | 8 | 和田竜二 | モーリス | High Chaparral |
8 | ヨカヨカ | 牝3 | 2 | 幸英明 | スクワートルスクワート | Danehill Dancer | |
13 | ミニーアイル | 牝3 | 11 | 藤岡康太 | ミッキーアイル | Petionville | |
2020 | 5 | エーポス | 牝3 | 5 | 岩田康誠 | ジャスタウェイ | Smart Strike |
7 | ヤマカツマーメイド | 牝3 | 2 | 池添謙一 | ロードカナロア | グラスワンダー | |
6 | ナイントゥファイブ | 牝3 | 12 | 松田大作 | スクリーンヒーロー | Blu Air Force | |
2019 | 1 | ノーワン | 牝3 | 12 | 坂井瑠星 | ハーツクライ | Caerleon |
6 | プールヴィル | 牝3 | 3 | 秋山真一 | Le Havre | Kendargent | |
15 | ジュランビル | 牝3 | 6 | 若松風馬 | キンシャサノキセキ | Deputy Minister | |
2018 | 10 | リバティハイツ | 牝3 | 8 | 北村友一 | キングカメハメハ | Dubawi |
9 | アンコールプリュ | 牝3 | 2 | 藤岡康太 | ディープインパクト | ウイニングチケット | |
2 | デルニエオール | 牝3 | 5 | 岩田康誠 | ステイゴールド | メジロマックイーン |
【枠番・馬番】
過去5年間では明らかに中枠~内枠が好走しています。特に3枠が5頭、4枠が3頭馬券に絡んでいます。有力馬で中枠より内になった馬は馬券に絡めたいです。
【性齢】
3歳牝馬限定戦のため評価不要
【人気】
冒頭でも書きましたが伏兵の台頭が顕著であり、過去5年間でも8番人気以下が5頭も馬券に絡んでいます。今年も伏兵の激走に注意が必要です。
【騎手】
過去5年間では池添謙一騎手、藤岡康太騎手、岩田康誠騎手が2回づつ馬券に絡んでいます。また、過去3年間の阪神芝1400mの成績では松山弘平騎手、岩田望来騎手、川田将雅騎手が上位にいます。
【血統】
サンデーサイレンス系が中心となりますが、ロードカナロアも活躍しています。過去3年間の阪神芝1400mの成績でみてみてもロードカナロア産駒は勝利数No.1ですので狙ってみるのも面白そうです。
ということでフィリーズレビュー(GⅡ)は『3枠、4枠』、『伏兵に注意』、『池添謙一騎手、藤岡康太騎手、岩田康誠騎手』、『サンデーサイレンス系、ロードカナロア産駒』というキーワードを考慮しながら予想を組み立てていこうと思います。とりあえず現時点本命候補はポリーフォリアに変更しておきます。
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