第41回ローレル競馬場賞中山牝馬ステークス(GⅢ)攻略データ(1)

攻略データ

中山牝馬ステークス(GⅢ)は中山競馬場・芝・右1800mで行われます。このコースは正面スタンド前直線の半ばからスタートします。ゲートオープン後、すぐに急坂が待ち構えており、最初の1コーナーまでの距離は約205m(Aコース時)あります。1~2コーナーの中間までは上り坂で、その後は内回りコースに入り、向正面の直線は平坦となります。3~4コーナーは緩い下り坂になっており、最後の直線距離は310mと、中央4場の中では最短です。なおかつ、ゴール前には高低差約2.2mの急坂があります。なお、仮柵によるコース設定はA、B、Cの3パターンです。

スタート後すぐに急坂を上がるため、極端に速いペースにはなりにくいです。従ってスンナリと前のポジションを取った馬が有利で、逃げ、先行馬の成績が良いです。コーナーを4つ回るため、外々を回らされるとその分ロスが大きくなって厳しくなります。上がりの平均タイムがクラス別で大きな差がなく、上がりの競馬にはなりにくいです。前半から中盤のペースが勝ちタイムの差となって出ててきます。それでは過去10年で3着以内に好走した全30頭中29頭が該当するデータを元に好走しそうな馬を探していきます。

①同年に芝1600m以上の重賞で3着以内
21年 7番人気1着ランブリングアレー(愛知杯 2着)
18年 9番人気3着レイホーロマンス(愛知杯 2着)
17年 7番人気3着クインズミラーグロ(愛知杯 3着)
15年 5番人気3着パワースポット(京都牝馬S 3着)
14年 1番人気1着フーラブライド(日経新春杯 3着)

【該当馬】
アートハウスクリノプレミアム

②同年に芝1600m以上の重賞で5着以内、かつ過去に芝2000m以上のG2以上で連対
15年 4番人気2着アイスフォーリス(中山金杯 5着/12年フローラS 2着)

【該当馬】
アートハウス

③前年秋以降に芝1600m以上の重賞で3着以内
22年 1番人気3着ミスニューヨーク(ターコイズS 1着)
21年 6番人気3着フェアリーポルカ(ターコイズS 3着)
20年 3番人気1着フェアリーポルカ(紫苑S 2着)
20年 1番人気3着エスポワール(ターコイズS 2着)
19年 5番人気1着フロンティアクイーン(府中牝馬S 3着)
18年 6番人気1着カワキタエンカ(ローズS 2着)
18年 2番人気2着フロンティアクイーン(ターコイズS 2着)
17年 1番人気2着マジックタイム(府中牝馬S 2着)
14年 4番人気2着キャトルフィーユ(愛知杯 2着)※同着
13年 6番人気1着マイネイサベル(府中牝馬S 1着)
13年 2番人気2着スマートシルエット(府中牝馬S 2着)
13年 1番人気3着オールザットジャズ(愛知杯 3着)

【該当馬】
アートハウスクリノプレミアムサトノセシルルビーカサブランカ

④前年秋以降にOPクラス以上の芝1600m以上で5着以内
22年 15番人気1着クリノプレミアム(京都金杯 5着)
21年 5番人気2着ロザムール(中山記念 4着)
19年 3番人気2着ウラヌスチャーム(愛知杯 4着)
16年 1番人気2着ルージュバック(エリザベス女王杯 4着)

【該当馬】
アートハウスエイシンチラークリノプレミアムコトブキテティスサトノセシルルビーカサブランカ

⑤前年8月以降に準OPクラス以上の芝1800m以上で1着
17年 5番人気1着トーセンビクトリー(ジェンティルドンナM 1着)
16年 4番人気1着シュンドルボン(甲斐路S 1着)
16年 15番人気3着メイショウスザンナ(クイーンS 1着)

【該当馬】
アートハウスウインピクシススルーセブンシーズ

⑥前走準OPクラス以上の芝1600m以上で1着
14年 10番人気2着ケイアイエレガント(節分S 1着)※同着

【該当馬】
アートハウスウインピクシススルーセブンシーズ

⑦過去にOPクラス以上の中山芝1800mで連対
22年 12番人気2着アブレイズ(20年 フラワーC 1着)
19年 11番人気3着アッフィラート(19年 初富士S 2着)
15年 3番人気1着バウンスシャッセ(14年 フラワーC 1着)

【該当馬】
クリノプレミアム

本日の3着内に好走しそうなデータをクリアした馬は8頭(全16頭)です。半数の馬がクリアしましたが、この中でもアートハウス、クリノプレミアムあたりが面白そうです。とりあえず現時点本命候補はアートハウスとしておきます。

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