ダイヤモンドステークス(GⅢ)の過去5年間の好走した馬から考察していきます。ダイヤモンドステークス(GⅢ)はJRAの平地競争の中ではステイヤーズSに次ぐ長距離戦となります。ハンデ戦で行われる3000メートル以上の重賞はこのレースだけということもあり、幅広いキャリアや年齢のスタミナ自慢が集結します。歴史も古く、1951年に4歳以上・別定重量の重賞戦として創設されました。創設当時は中山競馬場・芝2600mでしたが、その後負担重量がハンデキャップに変更となり、その後開催時期、開催場、距離が何度か変更され、2004年2月から東京競馬場・芝3400メートルとなりました。今年はどのスタミナ自慢が勝つのか楽しみですね。それではダイヤモンドステークス(GⅢ)の過去5年間の結果は以下の通りとなります。
年 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 人気 | 騎手 | 父 | 母父 |
2022 | 9 | テーオーロイヤル | 牡4 | 2 | 菱田裕二 | リオンディーズ | マンハッタンカフェ |
14 | ランフォザローゼス | セ6 | 11 | 田中勝春 | キングカメハメハ | ディープインパクト | |
6 | トーセンカンビーナ | 牡6 | 5 | 石川裕紀 | ディープインパクト | Hawk Wing | |
2021 | 10 | グロンディオーズ | 牡6 | 7 | 三浦皇成 | ルーラーシップ | サンデーサイレンス |
3 | オーソリティ | 牡4 | 1 | 川田将雅 | オルフェーヴル | シンボリクリスエス | |
13 | ポンデザール | 牝6 | 2 | C.ルメー | ハーツクライ | Rossini | |
2020 | 16 | ミライヘノツバサ | 牡7 | 16 | 木幡巧也 | ドリームジャーニー | シルバーチャーム |
14 | メイショウテンゲン | 牡4 | 3 | 池添謙一 | ディープインパクト | フレンチデピュティ | |
1 | オセアグレイト | 牡4 | 2 | 野中悠太 | オルフェーヴル | Bahri | |
2019 | 10 | ユーキャンスマイル | 牡4 | 1 | 岩田康誠 | キングカメハメハ | ダンスインザダーク |
8 | サンデームーティエ | 牡5 | 8 | 江田照男 | タニノギムレット | オペラハウス | |
2 | カフェブリッツ | 牡6 | 3 | 蛯名正義 | マンハッタンカフェ | Stravinsky | |
2018 | 14 | フェイムゲーム | セ8 | 1 | C.ルメー | ハーツクライ | アレミロード |
1 | リッジマン | 牡5 | 5 | 蛯名正義 | スウェプトオーヴァーボード | Caerleon | |
6 | ソールインパクト | 牡6 | 6 | 福永祐一 | ディープインパクト | Exchange Rate |
【枠番・馬番】
長距離戦なので距離ロスのない内枠が有利かなと思いますが、ダイヤモンドステークスの過去5年の結果とみると7枠が3頭、8枠が4頭馬券に絡んでいます。内外からバランス良く狙うのも面白そうです。
【性齢】
過去5年で牝馬は1頭と基本は牡馬中心で良さそうです。年齢でみてみると6歳馬が6頭、7歳以上が2頭と高齢馬の活躍が目立つのも特徴です。
【人気】
過去5年で1番人気、2番人気がそれぞれ3回づつ馬券に絡んでいますので軸は上位人気ば良さそうですが、6番人気以下が6回(2桁人気は2回)と穴馬の好走にも注意が必要です。
【騎手】
過去5年でC.ルメール騎手が2回馬券に絡んでいますが、どの重賞戦でも必ず活躍していますね(笑)。東京競馬場・芝3400mはダイヤモンドステークスのみ使用される為、データも少ないので騎手で選ぶのはちょっと厳しいです。
【血統】
定番ですが、サンデーサイレンス系、ミスプロ系(Kingmanbo)の血統馬が圧倒的に結果を残しています。この血統だけで候補馬を絞っていっても良いかなと思うほどです。
ということでフェブラリーステークス(GⅠ)は『7、8枠』、『牡馬、高齢馬』『穴馬に注意』、『C.ルメール騎手』、『サンデーサイレンス系、ミスプロ系(Kingmanbo)』というキーワードを考慮しながら予想を組み立てていこうと思います。とりあえず現時点本命候補は変更せずミクソロジーのままとしておきます。
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