第39回ホープフルステークス(GⅠ)攻略データ(1)

攻略データ

ホープフルステークス(GⅠ)は中山競馬場・芝・右2000mで行われます。このコースは4コーナーを曲がり終えたホームストレッチの右端からスタートします。単純に芝1800mのスタート地点が200m右へスライドしたところで、最初の1コーナーまでの距離は約405m(Aコース時)あります。1~2コーナーの中間までは上り坂で、その後は内回りコースに入り、向正面の直線は平坦です。3~4コーナーは緩い下り坂になっており、最後の直線距離は310mと、中央4場の中では最短です。なおかつ、ゴール前には高低差約2.2mの急坂があります。なお、仮柵によるコース設定はA、B、Cの3パターンです。

脚質的には先行馬が強く、更に後半は長くいい脚が求められます。ゴール前の急坂を2度超えるため、タフさも要求されまる。また、マクリがハマり易いのも特色であるように、騎手の腕一つで結果を左右することも少なくはないです。母数は少ないですが、マクリで結果を残している代表例は戸崎圭太騎手です。外枠が幾分有利で、秋の9月開催は野芝がメインで時計が速くなえいます。この開催に関してはタフさに加え、持ち時計にも注意を払いたいです。近年は馬場整備の向上もあってか、枠の有利不利は少なくなってきています。それでは過去10年で3着以内に好走した全30頭中29頭が該当するデータを元に好走しそうな馬をさがしていきます。

①前走芝2000m以上の新馬戦を勝利
17年 8番人気3着ステイフーリッシュ(新馬 1着 ※中京芝2000m)
15年 3番人気1着ハートレー(新馬 1着 ※東京芝2000m)
14年 2番人気1着シャイニングレイ(新馬 1着 ※京都芝2000m)
12年 2番人気3着カミノタサハラ(新馬 1着 ※東京芝2000m)

【該当馬】
ジェイパームスボーンイングランデワンダイレクト

②前走芝・ダート1600~1800mの新馬戦を勝利
16年 2番人気3着グローブシアター(新馬 1着 ※京都芝1800m)
13年 8番人気1着エアアンセム(新馬 1着 ※東京芝1600m)
12年 7番人気1着サトノネプチューン(新馬 1着 東京芝1800m)

【該当馬】
該当馬なし

③前走1勝クラス以上の芝1600~2000mで連対
21年 2番人気1着キラーアビリティ(萩S 2着)
21年 4番人気2着ジャスティンパレス(黄菊賞 1着)
21年 8番人気3着ラーグルフ(芙蓉S 1着)
20年 1番人気1着ダノンザキッド(東スポ2歳S 1着)
20年 3番人気2着オーソクレース(アイビーS 1着)
20年 4番人気3着ヨーホーレイク(紫菊賞 1着)
19年 1番人気1着コントレイル(東スポ2歳S 1着)
19年 3番人気2着ヴェルトライゼンデ(萩S 1着)
19年 2番人気3着ワーケア(アイビーS 1着)
18年 1番人気1着サートゥルナーリア(萩S 1着)
18年 2番人気2着アドマイヤジャスタ(紫菊賞 1着)
18年 3番人気3着ニシノデイジー(東スポ2歳S 1着)
17年 1番人気1着タイムフライヤー(京都2歳S 2着)
17年 4番人気2着ジャンダルム(デイリー杯2歳S 1着)
16年 1番人気1着レイデオロ(葉牡丹賞 1着)
15年 2番人気3着バティスティーニ(黄菊賞 1着)
14年 8番人気2着コメート(きんもくせい特別 1着)

【該当馬】
ガストリックキングズレイングリューネグリーンシーウィザードセブンマジシャントップナイフファントムシーフミッキーカプチーノ

④過去にオープンクラスの芝1400m以上で5着以内
15年 1番人気2着ロードクエスト(新潟2歳S 1着)
13年 2番人気3着クラリティシチー(東スポ杯2歳S 3着)

【該当馬】
ヴェルテンベルクガストリックグリューネグリーンシーウィザードドゥラエレーデトップナイフハーツコンチェルトファントムシーフフェイト

⑤前走芝1800~2000mの未勝利戦で1着
16年 8番人気2着マイネルスフェーン(未勝利 1着 ※東京芝2000m)
14年 9番人気3着ブラックバゴ(未勝利 1着 ※東京芝1800m)
13年 1番人気2着ベルキャニオン(未勝利 1着 ※東京芝2000m)

【該当馬】
ジュンツバメガエシセレンディピティ

本日の3着内に好走しそうなデータをクリアした馬は17頭(全19頭)です。ほとんどの馬がクリアしましたが、この中でもガストリック、グリューネグリーン、シーウィザード、トップナイフ、ファントムシーフあたりに注目していきたいと思います。とりあえず現時点本命候補はファントムシーフとしておきます。

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