第42回小倉2歳ステークス(GⅢ)攻略データ(1)

攻略データ

小倉2歳ステークス(GⅢ)は小倉競馬場・芝・右1200mで行われます。このコースのスタート地点は向正面直線の2コーナーポケットからとなります。小倉競馬場は2コーナーのところが最高部(芝コースの高低差は3m)になっており、スタート後200mほど下ります。3コーナーまでの直線距離は約480mあります。3~4コーナーはスパイラルカーブで下り坂となり、最後の直線距離は293mあります。仮柵によるコース設定はA、B、Cの3パターンです。

コース最高部からのスタートして、すぐに下りとなるためスピードが出やすく、テンの3ハロンは非常に速いです。また、3~4コーナーもスパイラルカーブで下りとなっているためスピードが落ちません。このため絶対的なスピードに加え、コーナリングの巧さも要求されます。基本的にはスピードが落ちないコース形態を利した逃げ・先行馬が有利なのですが、馬場が荒れてきて前半が速くなりすぎた時は先行馬総崩れで差し馬の台頭もあります。それでは過去10年で3着以内に好走した全30頭中29頭が該当するデータを元に好走しそうな馬を探していきます。

①前走芝1000~1600mで圧勝(0.5秒差以上)の牝馬
20年 2番人気1着メイケイエール(新馬1着 ※小倉1200/0.8秒差)
14年 2番人気3着スノーエンジェル(新馬1着 ※小倉1200/0.7秒差)
13年 1番人気2着ベルカント(新馬 1着 ※小倉1200/0.8秒差)
12年 7番人気3着ラヴァーズポイント(新馬 1着 ※小倉芝1200/0.5秒差)

【該当馬】
アウクソーバレリーナメイショウコギク

②前走芝1000~1200mで圧勝(0.5秒差以上)の牡馬・セン馬
20年 1番人気2着モントライゼ(未勝利 1着 ※阪神1200/1.7秒差)
17年 3番人気1着アサクサゲンキ(未勝利 1着 ※小倉1200/0.7秒差)
16年 10番人気2着ダイイチターミナル(未勝利 1着 ※福島1200/0.8秒差)
16年 4番人気3着カシノマスト(ひまわり賞 1着 ※小倉1200/0.8秒差)
15年 7番人気2着サイモンゼーレ(未勝利 1着 ※小倉1200/0.5秒差)
12年 2番人気1着マイネルエテルネル(新馬 1着 ※小倉1200/0.6秒差)

【該当馬】
プロトポロス

③前走OPクラスの芝1200m以上で3着以内
20年 4番人気1着ナムラクレア(フェニックス賞 1着)
19年 3番人気1着マイネルグリット(フェニックス賞 1着)
17年 5番人気2着アイアンクロー(フェニックス賞 3着)
15年 1番人気1着シュウジ(中京2歳S 1着)
14年 1番人気2着レオパルディナ(フェニックス賞 1着)

【該当馬】
クリダームゴーツウキリシマミカッテヨンデイイ

④前走芝1200mで1着(0.3秒差以上)
16年 1番人気1着レーヌミノル(新馬 1着 ※小倉芝1200/0.3秒差)
13年 3番人気3着ラブリーネット(新馬 1着 ※中京芝1200/0.3秒差)

【該当馬】
アウクソーバレリーナプロトポロスミカッテヨンデイイメイショウコギクロンドンプラン

⑤前走小倉芝1200mの新馬・未勝利で1着
21年 3番人気2着スリーパーダ(新馬 1着 ※小倉芝1200/0.2秒差)
18年 13番人気2着アズマヘリテージ(新馬 1着 ※小倉芝1200/0.0秒差)
18年 9番人気3着ミヤジシルフィード(新馬 1着 ※小倉芝1200/0.1秒差)
17年 7番人気3着バーニングペスカ(新馬 1着 ※小倉芝1200/0.0秒差)
15年 6番人気3着レッドラウダ(未勝利 1着 ※小倉芝1200/0.2秒差)
14年 15番人気1着オーミアリス(新馬 1着 ※小倉芝1200/0.0秒差)
13年 2番人気1着ホウライアキコ(新馬 1着 ※小倉芝1200/0.4秒差)
12年 6番人気2着クラウンレガーロ(新馬 1着 ※小倉芝1200/0.4秒差)

【該当馬】
シルフィードレーヴニシノトキメキバレリーナミカッテヨンデイイメイショウコギクメイショウヒュウガロンドンプラン

⑥前走阪神・中京芝1200mの新馬で1着
19年 2番人気2着トリプルエース(新馬 1着 ※阪神1200/0.0秒差)
19年 4番人気3着ラウダシオン(新馬 1着 ※阪神1200/0.2秒差)
18年 3番人気1着ファンタジスト(新馬 1着 ※中京1200/0.0秒差)

【該当馬】
プロトポロス

⑦前走芝1200mの重賞で5着内
20年 5番人気3着フォドラ(函館2歳S 4着)

【該当馬】
クリダーム

本日ノ3着内に好走しそうなデータをクリアした馬は11頭(全16頭)です。半数以上の馬がクリアしましたが、この中もでメイショウコギク、プロトポロス、ミカッテヨンデイイ、プロトポロスの4頭に注目していきたいと思います。とりあえず現時点での本命候補はプロトポロスとしておきます。

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