第70回朝日杯フューチュリティステークス(GⅠ)攻略データ(1)

うまぶろぐ 攻略データ

朝日杯フューチュリティステークス(GⅠ)は阪神競馬場・芝・右・外1600mで行われます。このコースは1コーナーポケットからスタートし、最初のコーナーまでは444mあります。外回り682mの3~4コーナーを越えた後、474mもある最後の直線での追い比べとなります。ゆったりとした流れになる事が多く、基本は平均~後傾ラップの瞬発力勝負となり、直線ゴール前には高低差1.8mの急坂が待ち受けています。テン3Fがそれほど速くないにも関わらず差し馬の台頭が目立っており、速い脚を使えれば位置取りはあまり問われません。それでは過去10年で3着以内に好走した全30頭が該当するデータを元に好走しそうな馬を探していきます(競馬最強の法則を参考)。

①東京芝1400~1800mの重賞で1着を含み連勝中
17年 1番人気1着ダノンプレミアム(サウジアラビアRC 1着/新馬 1着)
17年 2番人気3着タワーオブロンドン(京王杯2歳S 1着/ききょうS 1着)
12年 1番人気1着コディーノ(東スポ2歳S 1着/札幌2歳S 1着)
09年 1番人気1着ローズキングダム(東スポ杯2歳S 1着/新馬 1着)

【該当馬】
グランアレグリアファンタジスト

②過去に芝1600m以上の重賞で1着
15年 1番人気2着エアスピネル(デイリー杯2歳S 1着)
08年 2番人気1着セイウンワンダー(新潟2歳S 1着)

【該当馬】
アドマイヤマーズグランアレグリアケイデンスコール

③前走OPクラスの芝1600m以上で1着
14年 3番人気3着クラリティスカイ(いちょうS 1着)

【該当馬】
アドマイヤマーズグランアレグリアケイデンスコール

④前走芝1400m以上の重賞で4着以内
17年 3番人気2着ステルヴィオ(サウジアラビアRC 2着)
16年 7番人気2着モンドキャノン(京王杯2歳S 1着)
16年 12番人気3着ボンセルヴィーソ(デイリー杯2歳S 2着)
15年 11番人気3着シャドウアプローチ(京王杯2歳S 3着)
14年 14番人気2着アルマワイオリ(デイリー杯2歳S 4着)
11年 8番人気3着レオアクティブ(京王杯2歳S 1着)
10年 5番人気1着グランプリボス(京王杯2歳S 1着)
10年 4番人気2着リアルインパクト(京王杯2歳S 2着)
09年 2番人気2着エイシンアポロン(京王杯2歳S 1着)
08年 5番人気2着フィフスペトル(京王杯2歳S 2着)
08年 1番人気3着ブレイクランアウト(東スポ杯2着 2着)

【該当馬】
アドマイヤマーズグランアレグリアケイデンスコールドゴールファンタジスト

⑤前走500万クラス以上の芝・ダ1400m以上で1着
16年 6番人気1着サトノアレス(ベゴニア賞 1着)
14年 1番人気1着ダノンプラチナ(ベゴニア賞 1着)
13年 4番人気1着アジアエクスプレス(オキザリス賞 1着)
13年 6番人気2着ショウナンアチーヴ(からまつ賞 1着)
13年 5番人気3着ウインフルブルーム(千両賞 1着)
12年 7番人気1着ロゴタイプ(ベゴニア賞 1着)
12年 3番人気3着ゴットフリート(きんもくせい特別 1着)
11年 1番人気1着アルフレード(きんもくせい特別 1着)
10年 2番人気3着リベルタス(千両賞 1着)
09年 5番人気3着ダイワバーバリアン(500万 1着)

【該当馬】
アドマイヤマーズグランアレグリアケイデンスコールニホンピロヘンソンファンタジストマイネルサーパス

⑥過去に芝1600m以上の重賞で3着以内
11年 4番人気2着マイネルロブスト(札幌2歳S 3着)

【該当馬】
アドマイヤマーズグランアレグリアケイデンスコールドゴール

⑦過去に芝1800m以上で上り3Fタイム1位で1着
15年 2番人気1着リオンディーズ(新馬 1着 ※芝2000m)

【該当馬】
クリノガウディーマイネルサーパス

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本日の3着内に好走しそうなデータをクリアした馬は8頭(全16頭)です。この8頭の中には注目されているグランアレグリア、アドマイヤマーズ、ファンタジストも含まれています。まずデビュー3連勝中で、既に重賞2勝をあげているファンタジスタは1600mの経験がないことが気がかりですが、今年のジャパンカップを制したアーモンドアイと同じロードカナロア産駒なので心配はないかと思います。もうロードカナロアは短距離血統というのも昔の話ですし(笑)。そしてJRAのG1戦で唯一朝日杯FSを勝っていない武豊騎手がファンタジスタで勝つ姿もみたいところです。

次に牝馬ながら阪神JFへ行かず朝日杯FSに出走してくるグランアレグリアですが、前走のサウジアラビアRCでは牡馬相手に圧勝しており、朝日杯FSでも優勝候補の筆頭です。鞍上もC.ルメール騎手なので好走間違いなしといったところでしょうか。また、デビュー3連勝中のアドマイヤマーズは中京2歳S、デイリー杯2歳Sを勝っており、1600m戦での経験値はメンバーNo.1でしょう。鞍上はM.デムーロ騎手なのでこちらも上位に食い込んでくるのは間違いないでしょう。

この3頭が1~3番人気になると思いますが、この3頭に割って入ってきそうなのがケイデンスコールです。新馬戦こそ2着に敗れましたが、そこから2連勝で前走は新潟2歳Sを勝っています。3ヵ月半の休み明けとなりますので、そこがちょっと気になります。注目馬をざっとあげましたが、現時点での本命候補はグランアレグリアとしておきます。

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