函館記念（GⅢ）は函館競馬場・芝・右2000mで行われます。このコースはスタンド前の直線を延長したポケットからスタートし、1コーナーまでの直線距離は476mと長いです。前半のペースが速くなる傾向があり、逃げ切りは困難と言われています。ただ、後方一気が決まるわけでもなく、勝ち馬の大半は先行馬です。最後の直線が短いこともあり、4コーナーである程度の位置につけていないと差し切るのは難しく、上りのかかる展開で強い先行を中心視するのが気基本です。それでは過去10年で3着以内に好走した全30頭が該当するデータを元に好走しそうな馬を探していきます（競馬最強の法則を参考）。
①同年に芝2000～2200mのG2以上で3着以内
10年 5番人気3着ドリームサンデー（金鯱賞 2着）
08年 2番人気3着マンハッタンスカイ（金鯱賞 2着）
【該当馬】
該当馬なし
②同年に2000mの重賞で5着以内
16年 3番人気1着マイネルミラノ（新潟大賞典 5着）
13年 3番人気1着トウケイヘイロー（鳴尾記念1着）
10年 2番人気1着マイネルスターリー（新潟大賞典 4着）
09年 4番人気1着サクラオリオン（中京記念 1着）
08年 1番人気2着フィールドベアー（新潟大賞典 3着）
【該当馬】
カムフィー、ステイインシアトル、ツクバアズマオー、ルミナスウォリアー
③前走OPクラスの芝1600m以上で3着以内
16年 9番人気3着ツクバアズマオー（巴賞 3着）
14年 2番人気1着ラブイズブーシェ（目黒記念 2着）
14年 8番人気2着ダークシャドウ（エプソムC 3着）
12年 4番人気1着トランスワープ（福島テレビOP 3着）
11年 4番人気1着キングトップガン（目黒記念 1着）
【該当馬】
アングライフェン、サトノアレス、ステイインシアトル、ナリタハリケーン
④過去にOPクラスの函館・札幌芝1800～2000mで3着以内
11年 12番人気2着マヤノライジン（09年函館記念 2着）
11年 7番人気3着アクシオン（10年札幌記念 3着）
09年 10番人気2着マヤノライジン（06年函館記念 3着）
07年 7番人気1着エリモハリアー（06年函館記念 1着ほか）
【該当馬】
アングライフェン、ケイティープライド、サトノアレス、ツクバアズマオー、ナリタハリケーン、マイネルミラノ
⑤前走500万クラス以上の芝1800～2000mで1着
14年 7番人気 3着ステラウインド（ジューンS 1着）
【該当馬】
サトノアレス、ジョルジュサンク、ステイインシアトル
⑥同年にOPクラスの芝1600m以上で5着以内
16年 13番に気2着ケイティープライド（小倉大賞典 4着）
15年 10番人気2着ハギノハイブリッド（大阪-ハンブルクC 3着）
15年 7番人気3着ヤマカツエース（ニュージーランドT 1着）
13年 7番人気2着アンコイルド（白富士S 1着）
12年 8番人気2着イケトップガン（巴賞 5着）
12年 7番人気3着ミッキーパンプキン（大阪城S 1着）
10年 1番人気2着ジャミール（阪神大賞典 2着）
09年 8番人気3着メイショウレガーロ（巴賞 5着）
08年 4番人気1着トーセンキャプテン（巴賞 4着）
07年 9番人気2着ロフティーエイム（福島牝馬S 5着）
07年 2番人気3着サクラメガワンダー（京都金杯 3着）
【該当馬】
アングライフェン、カムフィー、サクラアンプルール、サトノアレス、ステイインシアトル、スーパームーン、タマモベストプレイ、ダンツプリウス、ツクバアズマオー、トウシンモンステラ、ナリタハリケーン、マイネルミラノ、ルミナスウォリアー
⑦過去に2000m以上の重賞で連対
15年 3番人気1着ダービーフィズ（セントライト記念 2着）
13年 8番人気3着アスカクリチャン（七夕賞 1着）
【該当馬】
ケイティープライド、ステイインシアトル、ツクバアズマオー、マイネルミラノ
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本日の3着内に好走しそうなデータをクリアした馬は15頭（全18頭）です。多くの馬が該当しましたが、その中でもステイインシアトル、ツクバアズマオー、サトノアレスあたりが面白そうですね。本日時点での本命候補はステイインシアトルにしておきます。
