第37回根岸ステークス(GⅢ)攻略データ(1)

攻略データ

根岸ステークス(GⅢ)は東京競馬場・ダート・左1400mで行われます。このコースは向正面直線の真ん中付近からスタートします。スタート直後の3コーナー手前で緩やかな昇り坂があり、3~4コーナーにかけては下り坂になっています。最後の直線に入ると、途中からなだらかな上り坂(高低差2.1m)となり、東京競馬場全体の高低差は2.7mあります。最後の直線距離は525.9mで、新潟の外回りコースに次ぐ長さです。仮柵によるコース設定はA、B、C、Dの4パターンで、3mごとに幅員が異なります。例年、Dコースは1~2月に使用され、芝内側部分を保護しています。

最初のコーナーまでは442mあって、下りの直線距離が長いため前半のペースはかなり速くなります。下級条件では上がりがかかるため切れ味は不要です。他のコースで上がりの差で負けていたバテないタイプの逃げ・先行馬は狙い目となります。後ろから行く馬もなし崩しに脚を使わされ、バテているので、後方一気はあまり期待できないです。それでは過去10年で3着以内に好走した全30頭が該当するデータを元に好走しそうな馬を探していきます。

①近2走以内に3勝クラス以上のダート1200m以上で圧勝(0.5秒差以上)
22年 4番人気2着ヘリオス(グリーンCC 1着 ※0.6秒差)
13年 5番人気1着メイショウマシュウ(御影S 1着 ※0.7秒差)

【該当馬】
レモンポップ

②過去1年以内に東京ダート1400m以上の重賞で5着以内
21年 10番人気2着ワンダーリーデル(武蔵野S 4着ほか)
21年 2番人気3着タイムフライヤー(武蔵野S 5着)
20年 1番人気2着コパノキッキング(19年 フェブラリーS 5着)
19年 3番人気2着ユラノト(武蔵野S 4着)
19年 5番人気3着クインズサターン(武蔵野S 2着)
18年 6番人気1着ノンコノユメ(武蔵野S 4着)
18年 1番人気2着サンライズノヴァ(ユニコーンS 1着)
18年 2番人気3着カフジテイク(武蔵野S 5着)
17年 1番人気1着カフジテイク(武蔵野S 3着)
17年 3番人気ベストウォーリア(16年フェブラリーS 4着)
16年 1番人気1着モーニン(武蔵野S 3着)
16年 10番人気3着グレープブランデー(武蔵野S 5着ほか)
15年 1番人気1着エアハリファ(武蔵野S 2着)
15年 2番人気2着ワイドバッハ(武蔵野S 1着)
15年 15番人気3着アドマイヤロイヤル(14年 根岸S 5着)
14年 4番人気1着ゴールスキー(武蔵野S 4着)
14年 5番人気3着シルクフォーチュン(13年フェブラリーS 5着)
13年 1番人気2着ガンジス(武蔵野S 2着)

【該当馬】
ギルデッドミラーセキフウタガノビューティーテイエムサウスダンバトルクライヘリオスレモンポップ

③前走OPクラスのダートで1着
22年 6番人気1着テイエムサウスダン(兵庫GT 1着)
19年 2番人気1着コパノキッキング(カペラS 1着)
16年 6番人気2着タールタン(ファイナルS 1着)
14年 8番人気2着ノーザンリバー(カペラS 1着)

【該当馬】
ギルデッドミラーデンコウリジエールバトルクライ

④過去1年以内にOPクラスのダートで連対、かつ過去に東京のダート重賞で連対
13年 10番人気3着セイクリムズン(JBCスプリント 2着/11年根岸S 1着)

【該当馬】
ギルデッドミラーセキフウテイエムサウスダンヘリオスレモンポップ

⑤近2走ともOPクラスのダートで連対
21年 1番人気1着レッドルゼル(カペラS 2着/室町S 1着)
17年 4番人気3着エイシンバッケン(ファイナルS 2着/オータムリーフS 1着)

【該当馬】
ギルデッドミラーバトルクライレモンポップ

⑥過去1年以内にG2以上の芝・ダート1400m以上で連対
20年 3番人気1着モズアスコット(スワンS 2着)

【該当馬】
テイエムサウスダンヘリオスホウオウアマゾン

⑦前走OP特別以上のダート1400m以上で3着内
22年 2番人気3着タガノビューティー(ギャラクシーS 3着)
20年 9番人気3着スマートアヴァロン(すばるS 3着)

【該当馬】
ギルデッドミラーセキフウデンコウリジエールバトルクライヘリオスレモンポップ

本日の3着内に好走しそうなデータをクリアした馬は9頭(全17頭)です。半数の馬がクリアしましたが、この中でもレモンポップ、ギルデッドミラー、バトルクライ、ヘリオスあたりに注目していきたいと思います。とりあえず現時点本命候補はレモンポップとしておきます。

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