第70回神戸新聞杯(GⅡ)攻略データ(1)

攻略データ

今年も神戸新聞杯(GⅡ)は中京競馬場・芝・左2200mで行われます。このコースは4コーナーにあるポケットからのスタートとなります。正面スタンド前直線をほぼ目いっぱいを使い、1コーナーのカーブに入ります。1~2コーナーのカーブは緩い上り坂で、残り1080m地点まで続きます。その後は緩やかな下り坂に入ります。3~4コーナーはスパイラルカーブで下り坂、最後の直線はゴール手前340m地点より240m地点にかけて高低差2.0mの急な上り坂となります。勾配は2.0%で、中山競馬場芝コースに次いで傾斜がきつい坂が設けられています。ラスト240mはほぼ平坦です。芝コース全体の高低差は3.5mあり、最後の直線距離はAコース時、Bコース時ともに412.5mあります。上がり勝負に対応できる差し馬が圧倒的に有利と言われており、最後の直線では2度目の坂を上るため、持続力も要求されます。長距離向きの馬が活躍する傾向です。それでは過去10年間で3着以内に好走した全30頭中29頭が該当するデータを元に好走しそうな馬をさがしていきます。

①日本ダービーで3着以内
21年 2番人気1着ステラヴェローチェ日本ダービー 3着)
20年 1番人気1着コントレイル(日本ダービー 1着)
20年 3番人気2着ヴェルトライゼンデ(日本ダービー 3着)
19年 2番人気2着ヴェロックス(日本ダービー 3着)
18年 2番人気1着ワグネリアン(日本ダービー 1着)
17年 1番人気1着レイデオロ(日本ダービー 1着)
16年 1番人気1着サトノダイヤモンド(日本ダービー 2着)
14年 1番人気1着ワンアンドオンリー(日本ダービー 1着)
13年 1番人気1着エピファネイア(日本ダービー 2着)

【該当馬】
該当馬なし

②過去にOPクラスの芝1600m以上で1着
21年 5番人気2着レッドジェネシス(京都新聞杯 1着)
19年 1番人気1着サートゥルナーリア(皐月賞 1着ほか)
18年 6番人気3着メイショウテッコン(ラジオNIKKEI賞 1着ほか)
15年 1番人気2着リアルスティール(共同通信杯 1着)
12年 1番人気1着ゴールドシップ(皐月賞 1着)
12年 2番人気3着マウントシャスタ(白百合ステークス 1着)

【該当馬】
アスクワイルドモアビーアストニッシドプラダリア

③前走2勝クラス以上の芝2000m以上で1着
17年 2番人気2着キセキ(信濃川特別 1着)
16年 6番人気2着ミッキーロケット(HTB賞 1着)

【該当馬】
ボルドグフーシュ

④5月以降に1勝クラス以上の芝2000m以上で1着
21年 8番人気3着モンテディオ(ルスツ特別 1着)
12年 8番人気2着ロードアクレイム(夏木立賞 1着)

【該当馬】
アスクワイルドモアパラレルヴィジョンボルドグフーシュリカンカブール

⑤前走古馬混合2勝クラス以上の芝1600m以上で連対
15年 3番人気1着リアファル(マレーシアC 1着)
14年 9番人気3着トーホウジャッカル(玄海特別 2着)
13年 7番人気2着マジェスティハーツ(長久手特別 1着)
13年 2番人気3着サトノノブレス(信濃川特別 2着)

【該当馬】
ボルドグフーシュ

⑥5月以降にG2以上の芝2000m以上で5着内
18年 3番人気2着エタリオウ(日本ダービー 4着)
14年 8番人気2着サウンズオブアース(京都新聞杯 2着)
15年 7番人気3着トーセンバジル(京都新聞杯4着)

【該当馬】
アスクワイルドモアヴェローナシチープラダリアボルドグフーシュリカンカブールレヴァンジル

⑦過去に芝2400m以上の重賞で連対
16年 4番人気3着レッドエルディスト(青葉賞 2着)

【該当馬】
プラダリア

⑧同年に芝1800m以上の重賞で2連対以上
17年 3番人気3着サトノアーサー(きさらぎ賞 2着/毎日杯 2着)

【該当馬】
該当馬なし

⑨過去に芝2000m以上の重賞で3着内 ※過去上りが全て3位内
19年 3番人気3着ワールドプレミア(京都2歳S 3着 ※過去4戦上り3位以内)

【該当馬】
ヴェローナシチー

本日の3着内に好走しそうなデータをクリアした馬は8頭(全17頭)です。半数の馬がクリアしましたが、この中でもアスクワイルドモア、プラダリア、ボルドグフーシュ、リカンカブール、ヴェローナシチーあたりに注目していきたいと思います。とりあえず現時点での本命候補はヴェローナシチーとしておきます。

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