第67回京成杯オータムハンデキャップ(GⅢ)攻略データ(1)

攻略データ

京成杯オータムハンデキャップ(GⅢ)は中山競馬場・芝・右・外1600mで行われます。このコースのスタート地点は1コーナー横のポケットからとなります。中山競馬場芝コースの高低差は5.3mと、JRA全10場の中で最も高低差がある。その最高地点がこの1コーナーのところで、2コーナーまで緩やかに下り、さらに外回りコースのバックストレッチで約4.4mの勾配を駆け下ります。最初の2コーナーまでの距離が240mと短いため、外枠に入った馬は外々を回らされることが多く、特に多頭数の外枠は不利と言われています。最後の直線距離は310mと、中央4場の中では最短で、なおかつ、ゴール前には高低差約2.2mの急坂があります。なお、仮柵によるコース設定はA、B、Cの3パターンです。近年は年明けの1回開催と秋開催でCコースが使用されており、A、Bに比べて逃げ馬の好走確率が高くなっています。それでは過去10年で3着以内に好走した全30頭中29頭が該当するデータを元に好走しそうな馬を探していきます。※2014年は改修工事の為、新潟競馬場開催。

①同年に芝1400m以上の重賞で連対、かつ過去にOPクラスの中山芝で連対
21年 7番人気1着カテドラル(中京記念 2着/21年ダービーCT 2着)
20年 4番人気1着トロワゼトワル(関谷記念 2着/19年京成杯AH 1着)
17年 1番人気1着グランシルク(中京記念 2着/ニューイヤー 2着ほか)
16年 1番人気1着ロードクエスト(NHKマイルC 2着/15年ホープフルS 2着)

【該当馬】
クリノプレミアムタガノディアマンテ

②過去1年以内に芝1600mの重賞で3着以内、かつ過去に中山芝重賞で3着以内
20年 3番人気2着スマイルカナ(桜花賞 3着/フェアリーS 1着)
20年 13番人気3着ボンセルヴィーソ(ダービーCT 3着/17年NZT 3着)
16年 2番人気3着ダノンプラチナ(15年富士S 1着/15年スプリングS 3着)

【該当馬】
ミスニューヨーク

③過去に芝1600mのGⅠで3着以内
21年 1番人気3着グレナディアガーズ(21年NHKマイルC 3着)
14年 2番人気1着クラレント(12年NHKマイルC 3着)
13年 2番人気2着ダノンシャーク(13年安田記念 3着)
13年 7番人気3着ゴットフリート(12年朝日杯FS 3着)
12年 2番人気1着レオアクティブ(11年朝日FS 3着)
12年 6番人気2着スマイルジャック(11年安田記念 3着)

【該当馬】
該当馬なし

④同年にOPクラスの芝1200m~1600mで5着以内
21年 12番人気2着コントラチェック(オーシャンS 1着)
19年 5番人気2着ディメンシオン(関屋記念 4着)
18年 3番人気2着ワントゥワン(関屋記念 2着ほか)
18年 2番人気3着ロジクライ(中京記念 2着ほか)
17年 6番人気3着ダノンリバティ(関屋記念 3着ほか)
16年 6番人気2着カフェブリリアント(阪神牝馬S 4着)
15年 11番人気2着エキストラエンド(京都金杯 2着ほか)
15年 7番人気3着ヤングマンパワー(アーリントンC 1着ほか)
14年 8番人気2着ブレイズアトレイル(関谷記念 5着ほか)
14年 9番人気3着ミトラ(パラダイスS 1着ほか)
12年 4番人気3着スピリタス(関屋記念 3着)

【該当馬】
クリノプレミアムコムストックロードシュリダディーズビビッドダーリントンホールファルコニアベレヌスミッキーブリランテルークズネスト

⑤同年に6月以降に1000万クラス以上の芝1400m以上で1着
19年 4番人気1着トロワゼトワル(豊明S 1着)
18年 1番人気1着ミッキーグローリー(阿武隈S 1着)
13年 3番人気1着エクセラントカーヴ(新潟日報賞 1着)

【該当馬】
ベレヌス

⑥過去1年以内に芝1600~2000mの重賞で1着
15年 13番人気1着フラアンジェリコ(福島記念 1着)

【該当馬】
クリノプレミアムベレヌスミスニューヨーク

⑦過去に芝1600~2000mのG1で連対
19年 10番人気3着ジャンダルム(ホープフルS 2着)

【該当馬】
該当馬なし

本日の3着内に好走しそうなデータをクリアした馬は11頭(全15頭)です。多くの馬がクリアしましたが、この中でもクリノプレミアム、ミスニューヨーク、ベレヌスあたりに注目していきたいと思います。とりあえず現時点での本命候補はミスニューヨークとしておきます。

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