第17回キーンランドカップ(GⅢ)攻略データ(1)

攻略データ

キーンランドカップ(GⅢ)は札幌競馬場・芝・右1200mで行われます。このコースのスタート地点は向正面直線2コーナーから少し左に入ったところのポケットとなります。最初の3コーナーまでの距離は412mあり、札幌競馬場の芝コースは高低差が0.7mと小さく、全周にわたりほぼ平坦です。また、コース全体が丸みを帯びており、コーナーが大回りで直線部分が短いという特徴があります。よって3~4コーナーはかなり緩やかなカーブとなります。最後の直線距離はAコース時が266.1m、Bコース時が267.6m、Cコース時が269.1mとなります。

向う正面ポケットからのスタートし、3コーナーまでの直線距離は412mで、向う正面はずっと上りが続きます。距離的に逃げ・先行有利であることは確かですが、テンで長く競り合うと前崩れの展開になって差し馬が台頭するシーンもあります。 枠順の有利不利は少ないですが、先行馬であれば内枠にこしたことはないです。逃げ・先行馬がどれほどいるか次第で狙いを変えていきたいコースです。それでは過去10年で3着以内に好走した全30頭が該当するデータを元に好走しそうな馬を探していきます。

①同年にOPクラスの芝1400m以下で3着以内、かつ過去に2勝クラス以上の札幌(13年は函館開催の為函館も対象)芝1500m以下のレースで連対
20年 2番人気2着ライトオンキュー(UHB賞 1着/19年 UHB賞 2着)
19年 1番人気1着ダノンスマッシュ(シルクロードS 1着/18年キーランドC 2着)
19年 2番人気2着タワーオブロンドン(京王杯SC 1着ほか/17年クローバー賞 2着)
19年 3番人気3着リナーテ(京王杯SC 2着ほか/UHB賞 1着)
18年 9番人気3着ペイシャフェリシタ(春雷S 1着/17年HBC賞 2着ほか)
17年 12番人気1着エポワス(函館スプリントS 3着/UHB賞 1着)
14年 1番人気2着レッドオーヴァル(阪急杯 3着/札幌日刊スポーツ杯1着)
13年 4番人気1着フォーエバーマーク(アイビスSD 2着ほか/TVh杯 1着ほか)
13年 1番人気2着ストレイトガール(UHB賞 1着/函館日刊スポーツ杯 1着ほか)
13年 6番人気3着シュプリームギフト(函館スプリントS 2着/UHB賞 1着ほか)
12年 4番人気3着テイエムオオタカ(バーデンバーデンC 2着/札幌日刊スポーツ杯 1着)

【該当馬】
ヴァトレニジュビリーヘッドタイセイアベニール

②同年5月以降に芝1200m以下の重賞で連対
20年 3番人気1着レイハリア(葵S 1着)
16年 1番人気2着シュウジ(函館スプリントS 2着)
15年 1番人気3着ティハーフ(函館スプリントS 1着)
14年 3番人気1着ローブティサージュ(函館スプリントS 2着)
12年 3番人気1着パドトロワ(アイビスSD 1着)

【該当馬】
ウインマーベルジュビリーヘッドビリーバー

③前走準OPクラス以上の札幌・函館芝1200mで1着
18年 4番人気2着ダノンスマッシュ(函館日刊スポーツ杯 1着)
15年 8番人気1着ウキヨノカゼ(TVh杯 1着)

【該当馬】
ヴァトレニロードマックス

④過去に古馬混合芝1200~1600mの重賞で3着以内
21年 7番人気2着エイティーンガール(20年キーンランドC 1着)
21年 9番人気9着セイウンコウセイ(19年高松宮記念 2着ほか)
20年 5番人気1着エイティーンガール(20年シルクロードS 2着)
20年 9番人気3着ディメンシオン(20年阪神牝馬S 3着ほか)
18年 1番人気1着ナックビーナス(18年高松宮記念 3着ほか)
17年 2番人気2着ソルヴェイグ(16年スプリンターズS 3着ほか)
17年 5番人気3着ナックビーナス(17年オーシャンS 2着)
16年 3番人気3着レッツゴードンキ(16年函館スプリントS 3着)
15年 9番人気2着トーホウアマポーラ(14年CBC賞 1着)
14年 5番人気3着マジンプロスパー(13年CBC賞 1着ほか)
12年 1番人気2着ダッシャーゴーゴー(12年CBC賞 3着ほか)

【該当馬】
エイティーンガールジュビリーヘッドタイセイアベニールメイショウミモザレイハリア

⑤過去に1200~1600mのG1で3着以内
16年 2番人気1着ブランボヌール(阪神JF 3着)

【該当馬】
該当馬なし

本日の消し馬データをクリアした馬は9頭(全20頭)です。半数の馬がクリアしましたが、この中でもヴァトレニ、ジュビリーヘッド、タイセイアベニールの3頭が面白そうです。とりあえず現時点での本命候補はジュビリーヘッドにしておきます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました