第66回有馬記念(GⅠ)攻略データ(1)

攻略データ

有馬記念(GⅠ)は中山競馬場・芝・右2500mで行われます。このコースは外回りの3コーナーからスタートし、最初の4コーナーまでの距離は192mあり、スタンド前の直線を2度通過します。道中はゆったりと流れることも多いですが、残り1000mあたりから非常に激しい攻防となります。騎手の仕掛けが勝負の分かれ目となり、まさに腕が問われるコースといえます。4コーナー先頭で押し切るのは至難の業で、直線一気も難しいです。コーナーを6つ回るため、ロスなく立ち回れる先行馬が有利と言われています。2200mと同様にスタミナと底力が要求されます。それでは過去10年で3着以内に好走した全30頭が該当するデータを元に好走しそうな馬をさがしていきます。

①同年に芝2000~2400mの古馬牡馬混合G1で連対、かつ過去に芝2400m以上のG1で連対
20年 2番人気3着フィエールマン(天皇賞秋 2着/20年天皇賞春 1着ほか)
19年 2番人気1着リスグラシュー(宝塚記念 1着/18年香港ヴァーズ 2着)
18年 1番人気2着レイデオロ(天皇賞秋 1着/17年ジャパンカップ 2着ほか)
17年 1番人気1着キタサンブラック(天皇賞秋 1着/17年天皇賞春 1着ほか)
17年 3番人気3着シュヴァルグラン(ジャパンカップ 1着/17年天皇賞春 2着)
16年 2番人気2着キタサンブラック(ジャパンカップ 1着/天皇賞春 1着ほか)
14年 4番人気1着ジェンティルドンナ(天皇賞秋 2着/13年ジャパンカップ 1着ほか)
14年 1番人気3着ゴールドシップ(宝塚記念 1着/13年天皇賞春 1着ほか)
13年 1番人気1着オルフェーヴル(凱旋門賞 2着/11年有馬記念 1着ほか)
13年 2番人気2着ゴールドシップ(宝塚記念 1着/12年有馬記念 1着ほか)

【該当馬】
エフフォーリアクロノジェネシス

②同年に中山芝2000m以上のG2以上で3着以内、かつ別の芝2200m以上のG2以上で連対
19年 3番人気2着サートゥルナーリア(皐月賞 1着/神戸新聞杯 1着)
16年 1番人気1着サトノダイヤモンド(皐月賞 3着/菊花賞 1着ほか)
16年 3番人気3着ゴールドアクター(日経賞 1着/オールカマー 1着)
15年 4番人気3着キタサンブラック(セントライト記念 1着/菊花賞 1着)
12年 1番人気1着ゴールドシップ(皐月賞 1着/菊花賞 1着)
12年 3番人気3着ルーラーシップ(日経賞 3着/宝塚記念 2着)

【該当馬】
アリストテレスウインキートスエフフォーリアステラヴェローチェタイトルホルダー

③同年の秋以降に芝のG1で連対
20年 11番人気2着サラキア(エリザベス女王杯 2着)
19年 4番人気3着ワールドプレミア(菊花賞 1着)
11年 1番人気1着オルフェーヴル(菊花賞 1着ほか)

【該当馬】
アカイイトエフフォーリアタイトルホルダー

④同年に中山芝1800m以上のG2以上で連対
14年 9番人気2着トゥザワールド(皐月賞 2着ほか)

【該当馬】
アサマノイタズラアリストテレスウインキートスエフフォーリアタイトルホルダー

⑤過去1年以内に芝2200m以上のG1で3着内
18年 9番人気3着シュヴァルグラン(天皇賞春 2着ほか)
11年 7番人気2着エイシンフラッシュ(天皇賞春 2着)
11年 9番人気3着トゥザグローリー(10年有馬記念 3着)

【該当馬】
アカイイトエフフォーリアクロノジェネシスステラヴェローチェタイトルホルダーディープボンド

⑥前走OPクラスの芝2000m以上で1着
15年 8番人気1着ゴールドアクター(アルゼンチン共和国杯 1着)
12年 10番人気2着オーシャンブルー(金鯱賞 1着)

【該当馬】
アカイイトエフフォーリアタイトルホルダーパンサラッサ

⑦過去に3000m以上のG1で3着内
15年 5番人気2着サウンズオブアース(14年菊花賞 2着)
13年 4番人気2着ウインバリアシオン(12年天皇賞春 3着)

【該当馬】
アリストテレスキセキタイトルホルダーディープボンドユーキャンスマイル

⑧過去に2200m以上のG1で1着
20年 1番人気1着クロノジェネシス(20年宝塚記念 1着)
17年 8番人気2着クイーンズリング(16年エリザベス女王杯 1着)

【該当馬】
アカイイトキセキクロノジェネシスタイトルホルダー

⑨同年に菊花賞で5着内
18年 3番人気1着ブラストワンピース(菊花賞 4着)

【該当馬】
ステラヴェローチェタイトルホルダー

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本日の3着内に好走しそうなデータをクリアした馬は12頭(全17頭)です。半数以上の馬がクリアしましたが、この中でもエフフォーリア、クロノジェネシス、アリストテレス、ステラヴェローチェ、タイトルホルダー、アカイイトあたりに注目していきたいと思います。とりあえず現時点での本命候補はエフフォーリアとしておきます。

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