第161回天皇賞(春)(GⅠ)攻略データ(1)

天皇賞(春) 攻略データ

天皇賞(春)(GⅠ)は京都競馬場・芝・右・外3200mで行われます。このコースは年に1度、天皇賞(春)のために使用されるコースです。向こう正面半ばからスタートし、最初のコーナーまでは417mあります。1周目の丘はゆったりと上り下りし、2回目の坂の上りあたりからペースが速くなり、一気に下ってゴールまで流れ込みます。道中のペース次第で、レースの上りが34秒台半ばになることもあれば、36秒台に突入することもあります。よって逃げ馬、鞍上のタイプはシッカリと把握しておく必要があります。スタートからの逃げ切りは難しく、スローペースで逃げても決め手のある馬に交わされます。とは言っても、直線だけの追い込みもで勝つのも難しいです。2周目の坂から徐々にポジションを上げ、ロングスパートで押し切るというのが勝ちパターンです。自ら位置取りを押し上げることができる機動力が必要です。それでは過去10年で3着以内に好走した全30頭が該当するデータを元に好走しそうな馬を探していきます。

①前走阪神大賞典で1着、かつ前年秋以降に芝2400m以上の古馬混合G2以上で連対
17年 2番人気3着サトノダイヤモンド(阪神大賞典 1着/有馬記念 1着)
16年 3番人気3着シュヴァルグラン(阪神大賞典 1着/日経新春杯 2着)

【該当馬】
該当馬なし

②同年に芝2000~2500mのG2以上で連対
19年 1番人気1着フィエールマン(AJCC 1着)
19年 6番人気2着グローリーヴェイズ(日経新春杯 1着)
18年 4番人気3着クリンチャー(京都記念 1着)
17年 1番人気1着キタサンブラック(大阪杯 1着)
16年 2番人気1着キタサンブラック(大阪杯 2着)
14年 3番人気2着ウインバリアシオン(日経賞 1着)
14年 12人気3着ホッコーブレーヴ(日経賞 2着)
13年 2番人気1着フェノーメノ(日経賞 1着)
13年 3番人気2着トーセンラー(京都記念 1着)
12年 2番人気3着ウインバリアシオン(日経賞 2着)
11年 7番人気1着ヒルノダムール(産経大阪杯 1着)
10年 2番人気1着ジャガーメイル(京都記念 2着)
10年 4番人気2着マイネルキッツ(日経賞 1着)

【該当馬】
ミッキースワローモズベッロ

③前走大阪杯で3着内、かつ過去に芝2000m以上のG1で1着
12年 3番人気2着トーセンジョーダン(大阪杯 3着/11年天皇賞秋 1着)
11年 3番人気2着エイシンフラッシュ(大阪杯 3着/10年日本ダービー 1着)

【該当馬】
該当馬なし

④同年にOPクラスの芝3000m以上で3着以内
18年 2番人気1着レインボーライン(阪神大賞典 1着)
17年 4番人気2着シュヴァルグラン(阪神大賞典 2着)
15年 2番人気1着ゴールドシップ(阪神大賞典 1着)
15年 7番人気2着フェイムゲーム(ダイヤモンドS 1着)
11年 5番人気3着ナムラクレセント(阪神大賞典 1着)
10年 16番人気3着メイショウドンタク(万葉S 3着)

【該当馬】
オセアグレイトトーセンカンビーナミライヘノツバサメイショウテンゲンユーキャンスマイル

⑤過去に芝3000m以上のG1で3着以内
18年 1番人気2着シュヴァルグラン(17年天皇賞春 2着ほか)
16年 13番人気2着カレンミロティック(15年天皇賞春 3着ほか)
14年 4番人気1着フェノーメノ(13年天皇賞春 1着)
12年 14番人気1着ビートブラック(10年菊花賞 3着)

【該当馬】
エタリオウキセキフィエールマンユーキャンスマイル

⑥前年秋以降にOPクラスの芝・ダート2400m以上で1着
19年 8番人気3着パフォーマプロミス(アルゼンチン共和国杯 1着)
13年 6番人気3着レッドカドー(香港ヴァーズ 1着)

【該当馬】
ミッキースワローミライヘノツバサモズベッロユーキャンスマイル

⑦過去1年以内にに芝2200m以上のG1で連対
15年10番人気3着カレンミロティック(14年宝塚記念 2着)

【該当馬】
キセキフィエールマン

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本日の3着内に好走しそうなデータをクリアした馬は10頭(全16頭)です。この中でもユーキャンスマイル、ミッキースワロー、モズベッロ、ミライヘノツバサ、キセキ、フィエールマンあたりに注目していきたいです。とりあえず現時点での本命候補はユーキャンスマイルとしておきます。

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